戸越公園文化映劇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
戸越公園文化映劇
情報
旧名称 戸越公園文化劇場、戸越公園文化映画
客席数 256席(1960年)[1]、316席(1969年)[2]
用途 映画館
運営 米山米二(1960年・1969年)[1][2]
所在地 東京都品川区東戸越4-19(1960年)[1]東京都品川区戸越5-10-3(1969年)[2]
テンプレートを表示

戸越公園文化映劇(とこしこうえんぶんかえいげき)は、東京都品川区戸越5-10-3にあった映画館戸越公園文化劇場戸越公園文化映画という名称だった時期もある[1]。通称は戸越文化。1957年(昭和32年)以前に開館し、1969年(昭和44年)以後に閉館した。

歴史[編集]

1960年(昭和35年)時点の経営者・支配人はいずれも米山米二[1]。同年の品川区には33館の映画館があり、東戸越には戸越公園文化映劇が、西戸越には戸越銀座劇場があった[1]。戸越公園文化映劇は木造平屋建であり、暖房を備えていた[1]。座席数は256席[1]大映東宝の作品を上映していた[1]

1962年(昭和37年)頃、橋幸夫主演の『江梨子』(大映)と『妖星ゴラス』(東宝)を二本立てで上映した。

1969年(昭和44年)時点の経営者・支配人はいずれも米山米二[2]。同年の品川区には22館の映画館があり、戸越にある映画館は戸越公園文化映画が唯一だった[2]。戸越公園文化映画は木造平屋建であり、暖房を備えていた[2]。座席数は312席[2]。東宝・大映・東映の作品を上映していた[2]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i 『映画年鑑 戦後編 別冊 全国映画館録1960』日本図書センター、1999年、p.14
  2. ^ a b c d e f g h 『映画年鑑 1969年版別冊 映画便覧 1969』時事通信社、1969年、p.47