戸越八幡神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
八幡神社
Togoshi hachiman.JPG
所在地 東京都品川区戸越2-6-23[1]
主祭神 誉田別命[1]
社格 村社
創建 大永6年(1526年
別名 戸越八幡神社[1]
例祭 9月第二土曜・日曜
テンプレートを表示

戸越八幡神社(とごしはちまんじんじゃ)は、東京都品川区戸越にある神社。旧戸越村の鎮守[2][3]登記上の宗教法人名称は八幡神社(はちまんじんじゃ)。

由緒[編集]

当神社は大永6年(1526年)に行永法師という諸国を行脚していた僧が、村内の藪清水池水源地に誉田別命(応神天皇、八幡神)の神体が出現したのを見つけたので、草庵を作りまたそこに京都石清水八幡宮から分霊を勧請して共に祀ったのが始まりであるといわれている[1]。人々が祈願するとたちまちにかなうといわれていたので、成就庵と呼ばれた。[注釈 1]

その後文禄元年(1593年)に、近隣にある別当寺だった行慶寺の開山・念誉によって成就庵のところに八幡神社を建立してご神体を阿弥陀如来と共に祀ったといわれている。その後、元禄元年に現在地に移転された。別当は明治時代神仏分離令により廃止された。

社殿は200年ほど前に建立されたもので、安政2年(1855年)に改築されたものである。現在でも地元の人々から信仰を得ている。

戸越の名のおこり[編集]

たちまちに願いがかなうと言う成就庵の評判を歌った古歌に

「江戸越えて 清水の上の成就庵 ねがひの糸の とけぬ日はなし」

という詠がある。成就庵は戸越八幡神社の起源となった草庵である。ここに詠まれているようにこの地は江戸越えの村ということで、「江戸越」(えどごえ)がやがて「戸越」という地名になりそれが現在の地名になっていると主張されていますが、これは歴史的にも地理的にも理屈に合いません。

江戸時代の文書では戸越は「トゴエ」と表記されてます。戸越の台地から北に目黒川があり20Mほど下ってますが、小さな山あり谷ありの斜面の地形となってます。この地形は谷戸(ヤト)と言われますが、谷戸を越えた土地と言う意味で戸越と言うのが郷土史家の有力意見です。

(ヤトゴエ、あるいは エトゴエ ⇒ トゴエ ⇒ トゴシ)

境内社[編集]

別当だった行慶寺。戸越八幡神社に隣接してある。
  • 春日社
  • 稲荷社

アクセス[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ この草庵は戸越八幡神社の所ではなく、近隣にある一本杉元八幡宮のところであるといわれている。現在では小さな祠がまつられている。

出典[編集]

  1. ^ a b c d 東京都神社庁.
  2. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典13 東京都』角川書店、1978年、503頁
  3. ^ 新編武蔵風土記稿 戸越村.

参考文献[編集]

外部リンク[編集]