戸畑駅
戸畑駅 | |
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![]() 南口と駅前ロータリー(2007年8月) | |
とばた Tobata | |
◄JA26 九州工大前 (1.9 km) (2.8 km) 枝光 JA24► | |
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所在地 | 北九州市戸畑区汐井町[1]1-1 |
駅番号 | JA 25 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | JA 鹿児島本線 |
キロ程 | 17.2 km(門司港起点) |
電報略号 | トハ |
駅構造 | 高架駅(盛土上) |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
7,830人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1902年(明治35年)12月27日[1] |
備考 |
業務委託駅[2] みどりの窓口 有[3] ![]() |
戸畑駅(とばたえき)は、福岡県北九州市戸畑区汐井町にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である[1]。駅番号はJA25。
駅周辺の工場跡地と共に再開発が行われ、1999年に駅舎が約150m西側に移転し、現在の位置になった。特急列車の約半分と快速・普通の全列車が停車する。
歴史[編集]
- 1902年(明治35年)12月27日[1]:九州鉄道(初代)が開設[4]。
- 1907年(明治40年)7月1日:九州鉄道(初代)が国有化により帝国鉄道庁が所管[4]。
- 1950年(昭和25年)4月30日:火災により駅舎全焼[5]。
- 1964年(昭和39年)9月27日:3代目駅本屋完工[5]。(九州で6番目の民衆駅[5]、地上4階、地下1階)
- 1966年(昭和41年)10月1日:小倉 - 折尾駅間複々線工事完成により乗降ホームが築堤上に移設。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物の取り扱いを廃止[4]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[4]。
- 1998年(平成10年)7月6日:4代目駅舎の起工式[5]。
- 1999年(平成11年)3月1日:現4代目駅本屋完工[6]。
- 2009年(平成21年)3月1日:ICカード「SUGOCA」の利用を開始[7]。
- 2020年(令和2年)4月1日:JR九州サービスサポートによる業務委託駅となる。
- 2022年(令和4年)
駅構造[編集]
島式ホーム1面2線を有する[1]築堤上の高架駅。改札は南口にあり、改札脇にホーム下を通る自由通路が設置されている。
JR九州サービスサポートが駅業務を受託する業務委託駅で[2]、みどりの窓口が設置されている[3]。JRの特定都区市内制度における「北九州市内」の駅である。
のりば[編集]
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | JA 鹿児島本線 | 下り | 黒崎・博多方面 |
2 | 上り | 小倉・下関方面 |
駅弁[編集]
- 大名道中駕籠かしわ
- かしわめし
利用状況[編集]
2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員は7,521人であり、JR九州の駅としては南福岡駅に次いで第13位である[10]。
駅発着のバスが多く、朝夕の通勤時間帯は学生や通勤客で賑わう。また、7月には戸畑祇園大山笠があるため、この時期はいつも以上の賑わいを見せる。
JR九州及びとうけい北九州によると、近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員[11] |
---|---|
1976年 | 19,983[注釈 1] |
2000年 | 10,863 |
2001年 | 10,638 |
2002年 | 10,172 |
2003年 | 10,453 |
2004年 | 10,542 |
2005年 | 10,374 |
2006年 | 10,323 |
2007年 | 10,447 |
2008年 | 10,291 |
2009年 | 10,046 |
2010年 | 9,924 |
2011年 | 9,963 |
2012年 | 9,825 |
2013年 | 10,081 |
2014年 | 9,535 |
2015年 | 9,715 |
2016年 | 9,653 |
2017年 | 9,712 |
2018年 | 9,653 |
2019年 | 9,622 |
2020年 | 7,521 |
駅周辺[編集]
駅南側は戸畑区の中心商店街である。駅北側は洞海湾の埋立地で、自由通路を抜けて北に400m程度直進すると戸畑渡場へ行き着く。戸畑渡場から船で若松区へ渡ることが出来る。
かつては少し離れた場所を路面電車(西鉄北九州線(戸畑線・枝光線))が通っていたが、1985年(昭和60年)に廃止された。
駅舎内(えきマチ1丁目戸畑)[編集]
- 一階
- 二階
- 理容関門
- アップル不動産 戸畑店
- ワイズ美容室
- 本城歯科医院
- 土井皮ふ科クリニック
駅周辺の各種施設など[編集]
- 戸畑区役所[1]
- ウェルとばた
- 北九州市立戸畑市民会館(ウェルとばた3階)
- 福岡銀行戸畑支店
- 西日本シティ銀行戸畑支店
- 北九州銀行戸畑支店
- 大分銀行戸畑支店
- 福岡中央銀行戸畑支店
- 西京銀行戸畑支店
- 九州労働金庫戸畑支店
- 福岡ひびき信用金庫浅生支店
- 福岡県戸畑警察署 - 南西約400m
- イオン戸畑ショッピングセンター[1]
- ベスト電器戸畑店
- 戸畑けんわ病院
- 北九州市立高等学校
- 飛幡八幡宮
船舶[編集]
- 若戸渡船 - 若松方面(徒歩7分)
道路[編集]
バス路線[編集]
降車場と、乗り場(屋根付き)あり
隣の駅[編集]
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- JA 鹿児島本線
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 1963年度以降に記録した最高値。
出典[編集]
- ^ a b c d e f g h 『週刊JR全駅・全車両基地』第07号、朝日新聞出版、2012年9月23日、 20頁。
- ^ a b “北九州事業所” (日本語). JR九州サービスサポート. 2021年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月25日閲覧。
- ^ a b c “戸畑駅” (日本語). 九州旅客鉄道株式会社. 2021年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月25日閲覧。
- ^ a b c d e 石野哲(編) 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、678頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c d “新しい戸畑駅の起工式 区画整理で150メートル移動”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1998年7月9日)
- ^ “新戸畑駅ビル 3月1日開業”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1999年1月18日)
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日)
- ^ “戸畑駅でJRみどりの窓口と西鉄バス定期券発売窓口が隣接し便利になります” (PDF) (プレスリリース), 九州旅客鉄道・西日本鉄道・西鉄バス北九州・北九州市, (2022年2月3日) 2022年4月20日閲覧。
- ^ 『JTB時刻表』2022年3月号、JTBパブリッシング、2022年、 397頁。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2020年度) (PDF)”. 九州旅客鉄道. 2021年9月2日閲覧。
- ^ 長期時系列統計 - 北九州市
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 戸畑駅(駅情報) - 九州旅客鉄道