戦闘竜

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戦闘竜
基本情報
本名 ヘンリー・アームストロング・ミラー
(Henry Armstrong Miller)
通称 ファイティング・ドラゴン
相撲最強説の伝道師
相撲界最強ファイター
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1969-07-16) 1969年7月16日(48歳)
出身地 日本の旗 日本
東京都立川市
所属 フリーランス
→志村道場/ファイティング・ドラゴン
身長 176cm
体重 120kg
階級 ヘビー級
バックボーン 相撲レスリング
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戦闘竜(せんとりゅう、1969年7月16日 - )は、アメリカ合衆国男性総合格闘家、元大相撲力士東京都立川市出身。志村道場/ファイティング・ドラゴン所属。なおCage Rageで試合をする際は本名のヘンリー・ミラーで出場している 入場曲はMIX MASTER MAKO(DJ MAKO)のremixが使用されることがある。 大相撲力士時代の体格は、身長176cm、体重144kg。

来歴[編集]

父は横田基地に所属した米軍のコンピューター技術師。母は日本人。東京都立川市に生まれ、6歳まで日本(横田基地)で暮らした。

  • 1975年アメリカ合衆国ミズーリ州セントルイスに転居。
  • 1987年に高校を卒業した後、親戚に勧誘され再び来日、大相撲友綱部屋に入門。四股名は、セントルイスにちなんで「戦闘竜(せんとりゅう)」。1988年7月場所初土俵。2000年7月場所に12年[1]かかったが新入幕を果たした。高校卒業まで続けたアメリカンフットボールレスリングの爆発力を活かし、強烈な突き、押しを得意とするも、引き技などの変化についていけない場面が目立ち、怪我にも泣かされ幕内に定着できなかった。2003年11月場所幕下で負け越したのを最後に現役を引退した。
  • 2004年、プロ格闘家に転向。2月15日、PRIDE 武士道 -其の弐-のリングに上がり、PRIDE参戦を発表した[2]
    • 4月25日、総合格闘技デビュー戦となったPRIDE GRANDPRIX 2004 開幕戦のヘビー級グランプリ1回戦でジャイアント・シルバと対戦し、チキンウィングアームロックで一本負け。
    • 10月14日、PRIDE 武士道 -其の伍-でマル・"ザ・ツイン・タイガー"と対戦し、KO勝ち。転向後、初勝利を挙げた。試合前に、格闘技転向後まだ白星のなかったの名を挙げ「曙よりも先に勝つ」と語っていたが、それを実現し、試合後、リング上で「相撲は強いんだよ!」とマイクアピールした[3]
    • 12月31日、PRIDE 男祭り 2004で総合格闘技転向初戦となった元柔道シドニーオリンピック金メダリストの瀧本誠と対戦し、判定負け。
  • 2007年3月23日、HEAT初参戦となったHEAT 3でキム・ジフンと対戦し、TKO勝ちを収めた。
    • 8月5日、K-1初参戦となったK-1 WORLD GP 2007 IN HONG KONGのASIA GPへ出場。1回戦で金泰泳と対戦し、右ハイキックでKO負け。
  • 2008年12月14日、この日より開始されたHEAT総合ルール ヘビー級トーナメントに参戦。1回戦で濱田順平と対戦し、KO勝ち。
  • 2009年3月28日、HEAT9のトーナメント準決勝で野地竜太と対戦し、KO勝ち。
    • 7月18日、HEAT10のトーナメント決勝でクリスチアーノ上西と対戦するも、ローブローを受け続行不可能となりノーコンテストとなった。
    • 9月26日、HEAT11で上西との再々戦(トーナメント決勝)を行なうも、2ラウンド終了後の延長ラウンドでTKO負けを喫し、HEATヘビー級王座を逃した。
  • 2010年3月7日、SRC初参戦となったSRC12中尾"KISS"芳広と対戦し、パウンドでTKO負け。
  • 2013年8月25日、引退試合となったDEEP 63 IMPACTで中村和裕と対戦し、パンチラッシュでKO負け。

引退後は妻の実家の家業を手伝っている[4]

改名歴[編集]

  • 戦闘竜 広光(せんとりゅう ひろみつ)1988年7月場所-1997年5月場所
  • 魁心山 扁利(かいしんざん へんり)1997年7月場所-1999年5月場所
  • 戦闘竜 扁利(せんとりゅう -)1999年7月場所-2003年11月場所

リングネーム[編集]

  • 戦闘竜(日本)
  • ヘンリー・ミラー(日本以外)

主な成績(大相撲)[編集]

  • 通算成績:351勝253敗77休 勝率.581
  • 幕内成績:19勝26敗 勝率.422
  • 現役在位:93場所
  • 幕内在位:3場所
  • 各段優勝
    • 幕下優勝:1回 (1999年5月場所)
    • 序ノ口優勝:1回 (1988年9月場所)

場所別成績[編集]

戦闘竜扁利
一月場所
初場所(東京
三月場所
春場所(大阪
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡
1988年
(昭和63年)
x x x (前相撲) 東 序ノ口 #51
優勝
6–1
西 序二段 #119
4–3 
1989年
(平成元年)
西 序二段 #89
4–3 
西 序二段 #59
5–2 
東 序二段 #22
2–5 
東 序二段 #56
休場
0–0–7
西 序二段 #126
6–1 
東 序二段 #52
3–1–3 
1990年
(平成2年)
西 序二段 #72
5–2 
東 序二段 #25
6–1 
西 三段目 #66
6–1 
東 三段目 #18
休場
0–0–7
東 三段目 #78
5–2 
東 三段目 #44
6–1 
1991年
(平成3年)
東 幕下 #60
1–2–4 
西 三段目 #35
休場
0–0–7
西 三段目 #35
6–1 
東 幕下 #55
3–3–1 
東 三段目 #6
休場
0–0–7
東 三段目 #6
2–5 
1992年
(平成4年)
西 三段目 #34
2–5 
西 三段目 #61
5–2 
西 三段目 #30
4–3 
西 三段目 #18
3–4 
東 三段目 #33
3–4 
東 三段目 #51
6–1 
1993年
(平成5年)
東 三段目 #5
6–1 
西 幕下 #34
4–3 
西 幕下 #23
4–3 
西 幕下 #16
4–3 
東 幕下 #12
休場
0–0–7
東 幕下 #12
5–2 
1994年
(平成6年)
西 幕下 #7
2–5 
東 幕下 #22
6–1 
東 幕下 #9
5–2 
西 幕下 #4
5–2 
東 幕下 #2
6–1 
東 十両 #12
9–6 
1995年
(平成7年)
東 十両 #9
6–9 
東 幕下 #1
3–4 
西 幕下 #5
4–3 
東 幕下 #3
4–3 
西 幕下 #2
0–2–5 
東 幕下 #37
休場
0–0–7
1996年
(平成8年)
東 幕下 #37
5–2 
東 幕下 #21
2–5 
西 幕下 #40
4–3 
東 幕下 #31
6–1 
東 幕下 #13
5–2 
東 幕下 #5
3–4 
1997年
(平成9年)
東 幕下 #8
6–1 
東 幕下 #2
2–5 
東 幕下 #14
2–5 
西 幕下 #29
6–1 
西 幕下 #12
4–3 
東 幕下 #10
6–1 
1998年
(平成10年)
東 幕下 #2
2–5 
西 幕下 #13
1–6 
西 幕下 #36
6–1 
東 幕下 #16
4–3 
西 幕下 #12
4–3 
東 幕下 #8
3–4 
1999年
(平成11年)
東 幕下 #14
4–3 
西 幕下 #11
4–3 
東 幕下 #9
優勝
7–0
西 十両 #11
8–7 
西 十両 #10
6–9 
西 十両 #13
9–6 
2000年
(平成12年)
西 十両 #9
7–8 
東 十両 #11
13–2 
東 十両 #2
8–7 
東 前頭 #13
8–7 
西 前頭 #12
5–10 
東 十両 #1
3–5–7 
2001年
(平成13年)
西 十両 #9
休場[5]
0–0–15
西 十両 #9
9–6 
西 十両 #4
7–8 
東 十両 #6
9–6 
西 十両 #2
7–8 
西 十両 #3
8–7 
2002年
(平成14年)
東 前頭 #15
6–9 
東 十両 #3
休場
0–0–15
東 幕下 #1
休場
0–0–7
東 幕下 #41
5–2 
東 幕下 #26
2–5 
西 幕下 #44
6–1 
2003年
(平成15年)
西 幕下 #18
5–2 
東 幕下 #9
4–3 
西 幕下 #6
4–3 
西 幕下 #3
5–2 
西 十両 #11
4–11 
西 幕下 #5
引退
2–5–0
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)

大相撲力士時代のエピソード[編集]

  • アメリカ合衆国出身の非日系力士で関取に昇進した力士は多いが、ハワイ州以外の州の出身者では、戦闘竜が唯一である(東京都立川市出身だが、本籍はミズーリ州)。
  • 戦闘竜と英語で日常会話が出来るようにと元幕下・小倉錦(現在はタレント、イベントプロデューサーの殿畑大作)が師匠の友綱(元関脇・魁輝)に「学費を出していただけるなら僕が勉強します。」と申し出て英会話教室に通って英会話が出来るように努力したが、結局1年後には戦闘竜が日本語を覚えてしまったので小倉錦の英語学習は打ち切りとなった。[6]
  • 新十両となった場所に、漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の両津勘吉を描いた化粧まわしを部屋の後援会から贈られた[7]。なお当該作品の76巻で両津が乗っているパワーボートの名前が「戦闘竜」である。
  • 立合い頭から当たる取り口の影響からか、20代後半から髪が薄くなってしまい、十両復帰を目指していた1997年から1999年の時期には、同部屋の兄弟子魁皇から、「早く十両に戻ってこないと、大銀杏が結えなくなっちゃうよ。」と発破をかけられていたという。
  • 1964年3月場所に高見山が入門して以降アメリカ合衆国出身力士が絶える事は無かったが、戦闘竜が引退した2003年11月場所番付では他に武蔵丸しかおらず、武蔵丸も場所中に引退していた事から、戦闘竜の引退と同時にアメリカ合衆国出身力士が0人となった。

戦績[編集]

総合格闘技[編集]

総合格闘技 戦績
23 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
6 5 1 0 0 0 1
16 13 2 1 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 中村和裕 1R 4:42 KO(スタンドパンチ連打) DEEP 63 IMPACT 2013年8月25日
× ソア・パラレイ 1R 1:22 TKO(パンチ連打) K-Oz Entertainment: Bragging Rights 2012年9月3日
× 井上俊介 1R 1:43 TKO(スタンドパンチ連打) HEAT20 〜HEAT20回記念大会〜 2011年12月17日
× マイルズ・タイナネス 1R 3:29 TKO(パウンド) HEAT19 2011年9月25日
× ℃-BOY 1R 1:40 チョークスリーパー GLADIATOR 23 2011年9月3日
× 金泰泳 1R 4:01 TKO (タオル投入) HEAT16 2010年11月6日
× 中尾"KISS"芳広 2R 3:27 TKO(パウンド) SRC12 2010年3月7日
キム・ミンス 1R 1:12 KO(膝蹴り) The Khan 2 2009年11月27日
× イ・チャンソプ 1R 0:52 TKO(右フック) HEAT12 2009年11月1日
× クリスチアーノ上西 3R 3:38 TKO(パウンド) HEAT11
【総合ルール ヘビー級トーナメント 決勝】
2009年9月26日
クリスチアーノ上西 1R 0:54 ノーコンテスト(ローブロー) HEAT10
【総合ルール ヘビー級トーナメント 決勝】
2009年7月18日
野地竜太 1R 1:14 KO(右フック→パウンド) HEAT9
【総合ルール ヘビー級トーナメント 準決勝】
2009年3月28日
濱田順平 1R 0:52 KO(パウンド) HEAT8
【総合ルール ヘビー級トーナメント 1回戦】
2008年12月14日
× クリスチアーノ上西 1R 4:00 KO(左ハイキック) DEEP 29 IMPACT 2007年4月13日
キム・ジフン 1R 4:58 TKO(右フック) HEAT 3rd. in ZEPP NAGOYA 2007年3月23日
× ムスタファ・アルターク 1R 0:56 TKO(打撃) Cage Rage 18: Battleground 2006年9月30日
小椋誠志 1R 1:37 チョークスリーパー パンクラス PANCRASE 2006 BLOW TOUR 2006年8月27日
× ロバート・ベリー 1R 1:06 TKO(パウンド) Cage Rage 17: Ultimate Challenge 2006年7月1日
× ズール 1R 1:31 TKO(グラウンドの膝蹴り) PRIDE.30 STARTING OVER 2005年10月23日
× ジェームス・トンプソン 1R 1:31 KO(右アッパー) PRIDE 武士道 -其の八- 2005年7月17日
× 瀧本誠 3R(10分/5分/5分)終了 判定0-3 PRIDE 男祭り 2004 -SADAME- 2004年12月31日
マル・"ザ・ツイン・タイガー" 1R 0:21 KO(右フック→パウンド) PRIDE 武士道 -其の伍- 2004年10月14日
× ジャイアント・シルバ 1R 4:04 チキンウィングアームロック PRIDE GRANDPRIX 2004 開幕戦
【ヘビー級グランプリ 1回戦】
2004年4月25日

キックボクシング[編集]

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 楠ジャイロ 1R 1:45 TKO(レフェリーストップ) HEAT 26 2013年3月31日
池野榮司 1R 0:13 KO GLADIATOR 25 2011年10月30日
若翔洋 1R 1:06 TKO(レフェリーストップ) Survivor 〜Round.6〜 2010年12月25日
× 高萩ツトム 2R 1:09 TKO(タオル投入) 谷山ジム主催「Big bang 2 〜ビッグバン 統一への道 其の弐〜」 2010年7月31日
× 金泰泳 1R 1:43 KO(右ハイキック) K-1 WORLD GP 2007 IN HONG KONG
【ASIA GP 1回戦】
2007年8月5日

脚注[編集]

  1. ^ 初土俵から所要72場所は外国出身力士としては史上1位の新入幕スロー記録。
  2. ^ PRIDE 武士道 其の二 スポーツナビ
  3. ^ PRIDE 武士道 其の伍 第2試合 スポーツナビ
  4. ^ 初の黒人関取・戦闘竜さんは義父設立の会社で超多忙の日々
  5. ^ 公傷
  6. ^ 『相撲』2012年1月号89頁
  7. ^ 千代大龍は「キン肉マン」/主な漫画化粧まわしメモ 日刊スポーツ 2017年4月25日9時50分 紙面から

関連項目[編集]

外部リンク[編集]