成田翔

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成田 翔
千葉ロッテマリーンズ #41
成田翔投手.jpg
2017年5月7日 ヤクルト戸田球場にて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 秋田県秋田市
生年月日 (1998-02-03) 1998年2月3日(20歳)
身長
体重
170 cm
70 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2015年 ドラフト3位
初出場 2017年9月6日
年俸 670万円(2018年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

成田 翔(なりた かける、1998年2月3日 - )は、千葉ロッテマリーンズに所属する秋田県秋田市出身[2]プロ野球選手投手)。左投左打。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

保戸野小学校4年生から野球をスタート。秋田東中学校では軟式野球部に所属していた[2]

秋田商業高等学校進学後は、1年の夏は控え投手として第95回全国高等学校野球選手権大会に出場。初戦の富山第一高校戦にリリーフで登板し、2回を無失点3奪三振と結果を残した[3]。2年の秋からエースとしてチームを引っ張り、3年の夏の秋田県大会では準々決勝の西目高校戦で9回16奪三振[4]、続く秋田工業戦では9回14奪三振[5]、そして決勝の秋田南高校戦では9回9奪三振完封、県大会は39回を投げ55奪三振の好投で甲子園出場を決めた[6]第97回全国高等学校野球選手権大会では初戦の龍谷高校戦で9回1失点16奪三振の好投を見せ、注目を浴びる[7]。3回戦の健大高崎高校戦は10回3失点の熱投でベスト8進出。秋田県勢では20年ぶり、秋田商業としては80年ぶりのベスト8に貢献した[8]。準々決勝は仙台育英高校佐藤世那との投げ合いになり3回までパーフェクトに抑えていたが、4回に平沢大河に本塁打を浴びるとその後も失点を続け、3-6で試合に敗れた[9]。甲子園通算4試合、28回2/3、33奪三振、防御率2.51。大会後は第27回WBSC U-18ベースボールワールドカップ日本代表に選出され、2試合で5回を無失点に抑え、準優勝に貢献した。第70回国民体育大会では初戦の九州国際大付属高校戦で11三振を奪い、2安打完封。2回戦の東海大相模高校戦はリリーフで登板し、2イニングを無失点に抑えた。

高校卒業後に社会人野球でキャリアを積む予定だったが、3年夏の選手権全国大会や日本代表での経験を背景に、日本学生野球連盟プロ志望届を提出した[10]。この提出を受けて、2015年のNPBプロ野球ドラフト会議では、千葉ロッテマリーンズが成田を3巡目で指名。成田は、契約金5,000万円、年俸600万円(金額は推定)という条件で入団に至った[11]。背番号は41

プロ入り後[編集]

2016年には、一軍昇格の機会がない一方で、イースタン・リーグ公式戦7試合に登板。通算投球回数は18イニングで、勝敗はつかず、防御率も6.00にとどまった。

2017年には、イースタン・リーグ公式戦で、9月上旬まで18試合に登板。3勝3敗、防御率3.32の成績を残した。また、7月13日に草薙球場で催されたフレッシュオールスターゲームでは、同リーグ選抜の5番手投手として5回裏に登板。1イニング限定の救援登板ながら、対戦した4人の打者から2つの三振を奪った末に、無失点で凌いだ[12]。9月6日の対埼玉西武ライオンズ戦(メットライフドーム)延長10回裏に救援投手として一軍公式戦へのデビューを果たすと、1死を取っただけでプロ初ホールドをマーク。9月29日の対オリックス・バファローズ戦(ZOZOマリンスタジアム)では、一軍公式戦での初先発を経験した。しかし、5回表にT-岡田から日本プロ野球公式戦通算9万9,999本目の本塁打[13]を浴びると、6回表にはクリス・マレーロに10万本目の本塁打を記録された[14]。結局、6回を投げて被安打を5にとどめたが、以上2本の本塁打による4失点で一軍公式戦初黒星を喫した[15][16]

人物[編集]

  • 曾祖父はロッテ浦和工場の寮長をしていた。また父は大学生時代に秋田市(八橋球場)で行われた近鉄対ロッテの試合でロッテ側のボールボーイを務めており、その試合ではトレーバー金田正一が乱闘騒ぎを起こしたことでも知られる[17]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2017 ロッテ 4 2 0 0 0 0 2 0 1 .000 52 12.1 12 2 4 0 1 8 0 0 8 6 4.38 1.30
通算:1年 4 2 0 0 0 0 2 0 1 .000 52 12.1 12 2 4 0 1 8 0 0 8 6 4.38 1.30
  • 2017年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



投手












2017 ロッテ 4 0 4 0 0 1.000
通算 4 0 4 0 0 1.000
  • 2017年度シーズン終了時

記録[編集]

背番号[編集]

  • 41 (2016年 - )

脚注[編集]

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  1. ^ ロッテ - 契約更改 - プロ野球.日刊スポーツ.2018年5月28日閲覧。
  2. ^ a b “秋田商・成田翔はロッテが3位指名”. http://www.nikkansports.com/baseball/news/1556098.html 
  3. ^ “第95回全国高校野球選手権大会”. http://www.sanspo.com/high-baseball/koshien95/score/kekka130814_1.html 
  4. ^ “秋田商2年ぶり4強“石川2世”成田翔16K/秋田”. http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/1510487.html 
  5. ^ “秋田商・成田翔 甲子園切符獲得誓う/秋田”. http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/1511007.html 
  6. ^ “秋田商2年ぶりV「石川2世」成田3安打完封/秋田”. http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/1512590.html 
  7. ^ “秋田商、接戦制し16強一番乗り!“石川二世”成田翔16K完投”. http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/08/10/kiji/K20150810010911700.html 
  8. ^ “秋田商80年ぶり8強 健大高崎を延長戦で破る”. http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/1523788.html 
  9. ^ “仙台育英 対 秋田商”. http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/sensyuken/2015/score/2015081703.html 
  10. ^ “秋田商・成田翔プロへ進化の完封 志望届「出す」”. http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/1545216.html 
  11. ^ “ロッテ3位成田翔が契約1号「何でも1番に」”. http://www.nikkansports.com/baseball/news/1561821.html 
  12. ^ “2017年度フレッシュオールスター・ゲーム 試合結果”. http://npb.jp/bis/scores/freshallstargame/boxscore2017.html 
  13. ^ “T-岡田、9万9999号「賞金は半々ですよ」 “本塁踏み忘れ”なければ記念弾”. http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/09/30/kiji/20170929s00001173490000c.html 
  14. ^ “オリックス・マレーロがプロ野球通算10万号”. https://www.daily.co.jp/baseball/2017/09/29/0010599128.shtml 
  15. ^ “ロッテ19歳成田、プロ初先発で10万号被弾「力の差を感じ、悔しい」”. http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/09/29/kiji/20170929s00001173256000c.html 
  16. ^ NPB10万号被弾のロッテ成田、プロ初先発で洗礼「悔しい思いを忘れずに…」 Full-count フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト―
  17. ^ 【千葉魂】 三代にわたる不思議な縁 ドラフト3位成田家とロッテ”.  千葉日報. 2016年2月22日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]