成功報酬

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成功報酬(せいこうほうしゅう)とは、仕事が成功したことに対して支払われる報酬のこと。ここでは、特定のサービス提供に於いて目的を達したら料金を請求するが、目的に達しなかったら代金を請求しないという契約形態のことについて記述する。

概要[編集]

この契約形態は、目的が達成されなければ金銭の授受は行われないという契約形態であるため、目的が達成されなければ受注者側の労務が徒労に終わるリスクがある。この場合、しばしば受注者の仕事が成功すれば依頼者に莫大な利益がもたらされるが、受注者の仕事が失敗すれば受注者に報酬を支払わなくても依頼者が莫大な損害を被るケースにて、こういった契約形態が取られる傾向がある。

この場合、達成目標は事前に設定され、それを達成すれば料金が支払われるが、達成していない場合には代金が支払われないこともあって、受注者側は是が非でも目標達成に邁進するしかない訳だが、ここで成功したさいの報酬が掛かるコストを下回ることはありえない。受注者側が失敗しても成功してもどちらにしても、程度の差こそあれ損をするからである。この形態では大抵、コストを大きく上回る報酬が約束されるのが常である。

なお探偵小説サスペンスではしばしば非合法な仕事を請け負う際などにこういった契約形態が登場することもあるが、現実に於ける探偵は成功報酬型契約では仕事を受けない。一般的な探偵は、事実の如何によらず調査期間と動員員数から算出して、所定の調査期間に対する時間割報酬を請求する。

現実の成功報酬型契約の例[編集]

成功報酬型広告は、広告の効果が出たら報酬を支払うとした客引き契約である。インターネット上で行われるこの形態では、広告から誘導されて電子商取引が発生したら、その利益に応じて報酬を払うとしている。また、近年、商標権の登録手続き代行に伴う弁理士報酬も成功報酬制度を導入している特許事務所[1]が見受けられる。

レベニュー・シェア[編集]

実際の収益に応じて取り分が決まる成功報酬型契約の1形態のことをいう。

関連項目[編集]