愛知万博の閉会式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

愛知万博の閉会式(Expo 2005 Closing Ceremony)とは、2005年日本国際博覧会「愛・地球博」の閉会式である。

概要[編集]

愛・地球博の閉会式は会期最終日の9月25日に長久手会場のEXPOドームで行われた。

式典[編集]

午後1時53分、皇太子徳仁親王博覧会協会名誉総裁(当時)が臨場。中村利雄協会事務総長が開式の辞を述べ、陸上自衛隊第10音楽隊によるファンファーレを演奏し、国歌斉唱のちに国旗掲揚。

豊田章一郎協会会長、神田真秋愛知県知事、小泉純一郎内閣総理大臣(いずれも当時)が挨拶。その後、博覧会国際事務局(BIE)の呉建民議長が祝辞を述べ、皇太子が閉会の挨拶を行った[1]

続けてBIE旗の引継を行い、認定博におけるBIE旗が2008年開催のサラゴサ国際博覧会の開催地スペインサラゴサ市のホァン・アルベルト・ベジョック市長に、登録博におけるBIE旗の引継は掲揚台にあるBIE旗を降ろし、豊田会長から、呉BIE議長、ロセルタレス事務総長に返還。そして、2010年開催の上海国際博覧会の開催地中国上海市の周禹鵬副市長に引き継いだ。

アトラクション[編集]

アトラクションでは家族をテーマに、松浦亜弥竹下景子日本館総館長、神木隆之介をゲストとして招いた。同博覧会を振り返り、博覧会に参加した各国・企業パビリオン・フレンドシップ事業パートナーに参加した子供たちが登場し、竹下、神木が愛・地球メッセージを読み上げた。その後、「Friends Love Believing~EXPO2005」(作詞:湯川れい子、作曲・指揮:服部克久)を松浦亜弥をメインに場内全員で合唱し、中村事務総長が閉式の辞を述べ、終了した。

脚注[編集]

関連項目[編集]