悦楽交差点

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悦楽交差点
監督 城定秀夫
脚本 城定秀夫
出演者 古川いおり
麻木貴仁
福咲れん
佐倉萌
編集 城定秀夫
配給 オーピー映画
公開 日本の旗 2015年12月18日(悦楽交差点 オンナの裏に出会うとき)[1]
日本の旗 2016年8月21日(快楽交差点)
上映時間 70分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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悦楽交差点』(えつらくこうさてん)は2015年12月18日に成人映画として公開され、2016年8月21日にR15+指定として再編集の上公開された日本映画。脚本・監督は城定秀夫。2015年12月公開時の正式タイトルは『悦楽交差点 オンナの裏に出会うとき』。第28回ピンク大賞優秀作品賞受賞作。主演の古川いおりは同賞で新人女優賞を受賞[2]

概略[編集]

2015年12月18日公開の成人映画『悦楽交差点 オンナの裏に出会うとき』として劇場初公開。2016年8月21日、「OP PICTURES+」作品として濡れ場を削減し、R-15編集に直し一般劇場公開[3]。ストーカー劇をスリリングに描く[4]

2020年10月の「OP PICTURES+フェス2020」でリバイバル上映[5]

主人公・春生と真琴の出会いは新宿・大ガード下の横断歩道であり、このほかにも要所要所で西新宿が舞台として使用されている。

ストーリー[編集]

繁華街で交通調査を行う春生は行き交う女性を目で追い、機械的にカウントする。その中で一人の女性、川島真琴に目を付けた。その後、彼は5年間にわたり彼女を追い、年齢、氏名、職場を調査。ついに住所も調べ上げた。自宅を彼女の家の近くに引っ越し、壁には彼女の写真を張り巡らし、双眼鏡で家を覗く日々に満悦。行動記録ノートを取るのが日課となっていた。ある日、彼は気づく。川島真琴の夫である幹也が他の女性と不倫しているという事実を。

登場人物[編集]

川島真琴
演 - 古川いおり
春生の通行量調査でちょうど1000人目になった女性。春生に行動を付けられている。
小松春生
演 - 麻木貴仁
通行量調査をしているフリーター。
麻衣
演 - 福咲れん
川島幹也の不倫相手であり部下。苗字は池上。
ミチコ
演 - 佐倉萌
ベテラン売春婦。
川島幹也
演 - 田中靖教
川島真琴の夫。
山田
演 - 久保奮迅
中島
演 - 沢村純
工場長
演 - 森羅万象
交通量調査のバイト
演 - 伊藤三平
キャッチの男
演 - 杉浦友哉
宗教男
演 - 岩尾匡哲
ミチコの客
演 - 名田靖
タックン
演 - 渋谷将
白衣の男
演 - 橋本雄大
警官
演 - 飛田敦史

スタッフ[編集]

  • 監督・脚本・編集:城定秀夫
  • プロデューサー:久保獅子
  • 撮影・照明:田宮健彦
  • 音楽:林魏堂
  • 助監督:伊藤一平
  • スチール:本田あきら
  • 録音:小林徹哉
  • ヘアメイク:megumi
  • 演出部応援:島崎真人、寺田瑛
  • 制作応援:名田仙夫
  • 脚本協力:城定由有子
  • 製作:Production Lenny
  • 配給:オーピー映画

脚注[編集]

  1. ^ 悦楽交差点 オンナの裏に出会うとき”. pg-pinkfilm.com (2015年12月18日). 2020年8月9日閲覧。
  2. ^ ピンク映画界の鬼才・城定秀夫監督、“いい濡れ場”を撮る秘訣「生っぽい迫力を大事に」”. movie.walkerplus (2018年10月7日). 2020年8月9日閲覧。
  3. ^ 悦楽交差点”. 映画.COM (2016年8月21日). 2020年8月9日閲覧。
  4. ^ 悦楽交差点”. movie.walkerplus (2016年8月21日). 2020年8月9日閲覧。
  5. ^ Inc, Natasha (2020年9月11日). “R15+ピンク映画の特集「OPフェス」メインビジュアル到着、ラインナップも解禁”. 映画ナタリー. 2020年9月11日閲覧。

外部リンク[編集]