恩賜
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恩賜(おんし)とは、君主から臣下などに対して、これまでの忠節や功労に感謝するために与える物品やその行為を指す。下賜・賜与ともいう。 現代日本では「恩賜」と単に言えば天皇から賜ったものを指す。
「恩賜」の語は、『後漢書』宗室四王三侯伝に見られ、日本では『万葉集』18巻・4128番に見られる(コトバンク)。一方、「下賜」は、源頼朝下文(保阪潤治氏所蔵文書)の文治5年(1189年)4月7日、鞆田荘などに関連した文書に見られる(コトバンク)。
政治的君臣ではない用例として、宗教では、神社側が氏子に神札を下賜する(神札#概要参照)。ただし古代では祭政一致の面もある。下賜という語に関しては、物品に限らず、妾に対しても用いられ、香の前は豊臣秀吉から伊達政宗に下賜されている(男性不妊症#歴史的背景参照)。
菊紋の恩賜の始まりは、後鳥羽天皇が自ら刀を打ち、武士への褒賞として与えたことによる(#御所焼・菊紋参照)。これには倒幕の意図もあったと考えられ、諸国の武士に節刀として贈ったともみられ、のちにこれらの刀は「菊御作」と呼ばれた[1]。
関連項目
[編集]- 恩賜林
- 恩賜公園
- 離宮
- 恩賜の御衣
- 恩賜の煙草 - 2006年度末で廃止された。
- 恩賜の銀時計
- 恩賜の金時計
- 恩賜の短刀
- 恩賜の軍刀
- ボンボニエール
- 済生会 - 恩賜財団として設立された。
- 同胞援護会 - 恩賜財団として設立された。