怪談都市伝説

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怪談都市伝説(かいだんとしでんせつ)では、一般に流布している怪談に関連する都市伝説

概要[編集]

幽霊妖怪などの超常現象未確認生物は、存在否定することが難しい為、永年にわたり伝承されることが多い。また恐怖心を煽る、よく出来た怪談は語り継い。 また、怪談都市伝説などでなくても、所謂「怖い話」でよくあるオチに使われる「話に登場した幽霊や妖怪が聞いた人間の元に現れ、呪われるもしくは殺される」というパターンも多く見受けられる。(中には、このオチを利用した怪談やその類の都市伝説などがある。)

都市伝説の第一人者である都市伝説ライター[1]宇佐和通は「確かに都市伝説の中には怪談的要素が強い話もあるが、怪談すべてが都市伝説ではない。怖い話=都市伝説では決してない」と述べている[2]

怪談の都市伝説[編集]

たすけて…
夏休みの前に放送室や地下室に閉じ込められて餓死し、新学期に死体やミイラで見つかるという話。扉や壁のいたるところに脱出しようして引掻いた跡が残されていた、と続く場合が多い。体育倉庫のバリエーションもあり、地下室や体育倉庫の場合は、涼しい環境のせいでミイラ化したと続く場合もある。[3]
赤い部屋
ある大学生が、古ぼけたアパートに引っ越してきた。部屋を見渡すと壁に中指が全部入りきる程度の穴が開いていた。覗いてみると隣の部屋までつながっているようだった。しかしいつ見ても部屋は真っ赤だった。不思議に思い大家さんに聞いてみた。「大家さん、僕の隣の部屋って誰も住んでいないんですか?」大家さんは「いいえ、女性が一人住んでいますよ。ただその女性は病気でしてね、目が真っ赤なんですよ。」実は女性がずっとこちらの部屋を見ていたという話[4]
マンションの一室の窓から見つめる女性
男が帰宅途中に見かける窓には、いつも夜空を見上げる女性の姿があった。思いを募らせた男は意を決してその部屋を訪れ、扉を開けると、そこには首を吊っている女性の姿があった。窓際でぶら下がっている様が夜空を見上げているように見えた、というもの[5][6]
笑う自殺者
ある男が旅行先のホテルで夜景を撮影していると、偶然飛び降り自殺の瞬間を撮影してしまう。後日、そのフィルムを現像すると飛び降り自殺をした女が笑みを浮かべ、カメラを睨んでいた、というもの[7]
様々な派生系が存在し、偶然飛び降り自殺者を撮影してしまうが、いくら待ってもパトカーや救急車がやってこない、不審に思い下を見ると死体はなく、撮影したのは飛び降り自殺を続ける幽霊だった。突然電話が掛かってきて窓の外を見るように言われ、不審に思いつつも窓の外を見ると、飛び降りた女が笑いながら落ちていった。あるいは、ただ単に偶然窓の外を見ていたら、飛び降り自殺者と目があってしまった。というだけのものもある。
赤いクレヨン
中古の一軒家を購入し、改装しようと壁紙を剥がすと釘付けされた扉を見付ける。扉の向こうにあった隠された部屋を発見。そこには、壁一面に赤いクレヨンで「おかあさんごめんなさいだして」の文字がびっしりと書きつけられていた[8][9]。この話は伊集院光の創作であることが本人により語られている[10]
元の創作された話では「男の子の幽霊を目撃する」「壁の中から音がする」「いくら掃除しても赤いクレヨンが廊下に落ちている」というくだりがあるが、それが省略して語られることが多い[11]
白いソアラ
格安のトヨタ・ソアラに関する噂[12][13]

心霊現象[編集]

消えた乗客
女性がタクシーに乗り込んだ。彼女は運転手が話しかけてもなぜか一切しゃべらない。暫く走った後、運転手がふとバックミラーに目をやると彼女の姿は無く、シートがびしょびしょに濡れていた、というもの[14][15]
アメリカにも以下の著名な類話がある[16]
消えるヒッチハイカー
ヒッチハイカーを乗車させるが、行き先としていた家に到着した時には消えていた。驚いた運転手が事情を説明すると家人は言った。「あなたで何人目かしら。それは死んだ私の娘よ」[17][18]
この話は、行方不明になった花嫁が幽霊になって馬に乗せてもらい家族の下へ帰る「インディアンの花嫁」という伝説が元になっているとされる。また、日本でも古来より「馬(駕籠)に乗せた人物が消える」といった伝承が存在している。稲川淳二の『稲川淳二の怖〜いお話 Vol.2「殺意の病棟」』に類話が収録されている。
夢の結末
近所のコンビニで暴漢に襲われる夢を見た人が、気にしつつもその店に行く。すると夢の男が実際にいた。怖くなって、逃げ出そうとすると、その暴漢から「夢と違うことするんじゃねえよ」と言われた、というもの[19]
暴漢に追われ、逃げ切る直前に殺されてしまう夢を繰り返し見ていたため、一足早く逃げることで無事自宅に辿り着いた結果、ドア越しに暴漢が悔しげに前述のセリフを言う、母親に車で迎えに来てもらうなどの様々な派生も存在する。
結城モイラの『わたしの心霊体験』(小学館)に読者投稿の類話が掲載され、編者はこの体験を「夢ではなく幽体離脱し、異次元をさまよっていた為で、その男は異次元世界に引きずり込もうとしている悪霊である」といった解説をしている。
スクエア
雪山で遭難した5人の学生達の話[20]。山小屋の四人とも。これは伊集院光のラジオ番組で投稿された話を紹介したことが広く知られる元となったもので、その時共演していた稲川淳二が、後にこの時の怪談を元に創作した話がある(『稲川淳二の怖〜いお話 Vol.2「殺意の病棟」』に収録)。
「見えてるくせに」
霊感の強い人が、横断歩道の向かい側にいた女の人から尋常ではない気配を感じ取ったが、恐ろしかったので気づかないふりをしていた。信号が青に変わり、すれ違いざまに女性は言った。「見えてるくせに」[21][22]。相手が軍服を着ているパターンもある。
「死ねばよかったのに…」
ドライブ中、トンネルを抜けるといきなり女性が飛び出してくる。びっくりして急ブレーキをかけ慌てて車を降りるが誰もいない。ふと車の先に目をやるとそこは崖。急ブレーキをかけていなければ崖に落ちて死んでいたであろう。男は女性を霊だと確信、感謝しつつ車をバックさせようとした際、耳元で女性はこう呟いた。「死ねばよかったのに…」[23][24]
「死ねばよかったのに…」2
カーナビが言う。「5km以上道なりです」。日が落ち、山道に入ってもカーナビは言う。「5km以上道なりです」。やがて前が見えないくらいの大雨となるが、それでもカーナビは言う。「5km以上道なりです」。突然の雷鳴に驚きブレーキを踏んだ運転手が嫌な気を感じて下車したところ、目前は断崖絶壁であった。カーナビは言った。「死ねばよかったのに…」。
「あと少しだったのに…」というパターンもある[25]
「死ねばよかったのに…」3
彼女とドライブに出かけたが、日が落ちて道に迷ってしまう。彼女が「そこを右に曲がって」と言うので曲がったところ、目の前は崖。「危ないじゃないか」と言おうと目をやると彼女は寝ている。彼女は男のような低い声で言った。「死ねばよかったのに…」[26]
中には、カーナビに案内されるままに進んで行くと、崖の手前や大きな事故が起こった場所に行き着き、運転している人物が車に戻ってカーナビを操作しようとした時に、「私はここで事故で死にました」と話し出す派生版もみられる。 
白い手
水難事故で子供を亡くした親が、せめてもの思い出にと、そのときの写真を現像に出したところ、死んだ子供に対して海から無数の白い手が伸びていた、という話[27][28]。親子に変わって、悪友連中に男性が海に突き落とされたパターンや、海への投身自殺の着水の瞬間に無数の手が現れたパターンも存在する。稲川淳二の『こわいから聞かないで 』や『新耳袋』にも同様のエピソードが紹介されている。
転生
醜く生まれた子供をフェリーから突き落とした過去をもつ夫婦に、数年後再び子供が生まれる。その子供はとてもかわいかった。数年後、家族旅行でフェリーに乗ったとき、子供がこう言った。「今度は落とさないでね」[29][30]
「お前だよ!」
身ごもり出産した女性が、生まれたばかりの赤ん坊を駅のコインロッカーに捨てる。数年後、彼女が迷子と思しき子供に「ママはどこなの?」と聞くと男の子はこう言った。「お前だよ!」[31][32]
お父さん、何で?
夫婦喧嘩の挙句、妻を殺害してしまった夫は、妻の遺体を庭に埋め、子供には「お母さんはお婆ちゃん家へ出かけてしばらく帰って来ない」と嘘をつき、子供も納得する。しかしそれから一週間、一カ月が経っても子供は母の不在を怪しまない。不安に思った父は子供に尋ねる。「何かお父さんに聞きたいことは無いかい?」。子供は言った。「お父さん、何でいつもお母さんをおんぶしてるの?」[33][34]
友達だよな?
数人の学生がドライブに出かけた。人気の無い山道に差し掛かった頃から、徐々にドライバーが危険な運転を行うようになる。友人達は口々に抗議するが、なぜかドライバーは真っ青な顔で何も答えない。それから暫くすると、ドライバーが震えるような声で「なあ、俺達、友達だよな?」「何があっても、見捨てたりしないよな?」と聞いてきた。友人達が「当たり前だろ、どうかしたのか?」と返答するとドライバーは自分の足元を指差す。友人達が怪訝な顔で覗き込むと、車の床から突き出した青白い手首がドライバーの両足を握り締めているではないか。驚いた友人達は悲鳴を上げて車から逃げ出したが、やはり気になって戻ってみると車もドライバーも消えていた。当初は見捨てたことを怒って一人で帰ってしまったものと考えていたが、それ以来ドライバーは行方不明になってしまった、というもの[35][36]テレビ朝日系『怪談レストラン』でも類似の話がある。

地方にまつわる怪談話[編集]

杉沢村伝説
1人の男により村民全員が殺害され、廃村になった村があった、というもの[37]津山事件が噂の元とも言われる。
犬鳴村伝説
旧犬鳴トンネルの近くに「この先 日本国憲法は通じません」という看板があり、その先の集落に立ち入った者は生きて帰れない、というもの[38]
八甲田山の亡霊
八甲田雪中行軍遭難事件により多数の死者が出た八甲田山に、犠牲となった兵士が亡霊となって出る、というもの[39]
きさらぎ駅
静岡県富士市比奈付近であったとされる2ちゃんねる発祥の都市伝説。およびその話に登場する駅名。2004年平成16年)1月8日23時過ぎに大型電子掲示板「2ちゃんねる」のオカルト超常現象板に投稿された存在しないはずの無人駅に降りた女性に起こった怪奇現象が話題となった。

心霊・現代の妖怪[編集]

赤いマント
小学校の古いトイレで生徒が用を足そうとすると、「赤いマント(ちゃんちゃんこ)を着せましょうか?」と聞いてくる。「はい」と答えると悲惨な結末に[40][41](赤いマント=血)。これは、稲川淳二のラジオ番組に寄せられた投稿「赤い半纏」が元になって派生した話である。
異様な猫
車の下にいた猫を抱き上げると、後ろ足が地面に着いており、その間は非常識な長さの胴体で繋がっていた。慌てて手放すと、その猫はあたかも尺取虫のような動きでありながら、猫特有の俊敏な動きで逃げて行った、というもの。『ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説 信じるか信じないかはあなた次第』にも掲載されている。猫は体が柔らかく、また普段丸まっていることが多く、猫の上半身を抱くと胴体が意外と長いため驚く人が多い。
ゾンビ看護師
恐ろしい形相をした看護師で、夜の学校(病院)を台車を押しながら徘徊し、生徒を見ると追い掛けてくる[42][43]
追い掛けられた生徒がトイレの一番奥の個室に逃げ込み、息を殺しているとゾンビ看護師がトイレに入ってきて、トイレのドアを一つずつ開けながら「ここにもいない…」と呟く。生徒が「次は自分の個室だ」と思っていると、物音がしなくなる。夜が明け、安堵した生徒がトイレの個室から出ようとするが扉が開かない。不審に思った生徒が、ふと上を見るとゾンビ看護師がドアを押さえて上から覗いていた。生徒はゾンビ看護師に一晩中、ドアの上から個室を覗かれていたのだ。それからゾンビ看護師はその生徒を乗せた車椅子を押して現れるようになる、という話もある。なぜ学校に看護師の幽霊がいるのかは説明されない場合と、元々学校のあった場所は病院だったとされる場合がある。
トイレの個室に隠れたつもりだったが、ずっと上から覗かれていたというシチュエーションは、様々な怪談で使われる[44]
三本足のリカちゃん
トイレにリカちゃん人形が落ちている。不審に思い手にとって見ると、足が3本ある。驚いて地面に落とすと「私リカちゃん。呪われてるの…」と話す。怖くなってその場から逃げだすが、リカちゃんの声が耳から離れない。頭の中をリカちゃんの声がぐるぐる回りだし、耐えられなくなった人は発狂して自殺してしまう、というもの[45][46][47]
「メーカーのミスで生産された三本足のリカちゃん人形が流通している」という噂もある[45][48][47]
週刊少年ジャンプの連載作品『詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。』で「三本脚のミカちゃん人形」と言う類似した怪談を取り上げた回があったが、掲載後に身体障害者に対する配慮が欠けたとしてお詫びが掲載され、単行本では内容の一部が変更された事例がある。
小さいおじさん
小人サイズの小さいおじさんを目撃するというもの。小さいおじさんはサラリーマン姿やジャージ姿をしていると言われる。また、椎名軽穂が『君に届け』の単行本で目撃談を募集していた。
口裂け女
道中マスクをした女に「わたしきれい?」と声をかけられ「きれい」と答えると「これでもか」とマスクを取るというもの[49][50]。1979年頃、日本各地で社会現象になるほどの話題となった。2004年頃にはインターネットを通じ韓国でも流布された。
カシマさん
「カシマレイコ[51][52]」や足のない女性や軍人など[53]、名前や姿は地方によって諸説ある。話を聞いた人の下に数日以内に現れると言われ、回避するには呪文を唱える必要がある、とされる。
ひきこさん
精神錯乱を起こした女性が、自ら傷つけた顔を小学生に見せて襲い掛かる、というもの[54][55]。被害者を引きずりまわすところから「ひきこ」、とされる。
さとるくん
怪人アンサーと同様に電話で呼び出すことができる都市伝説[56]
件(くだん)
正確に言うと件(くだん)ではなく、牛人間の都市伝説である。
件は顔が人間、体が牛という怪物[57][58]。性別は雄。江戸時代から流布しており、都市伝説と言うよりは本来の伝説の範疇である。件はあくまでも牛から生まれる存在で、その図像は縁起物として利用されてきた。内田百の同名の短編小説の中で大きな災厄を予言した直後に死ぬ怪物として登場するほか、神戸市には件(くだん)の設定をひっくり返した牛女の都市伝説が広まっており(『新耳袋』など)、こちらは小松左京によって、『くだんのはは』の題で小説化された(小松が百の小説を元ネタに書いたという説もある)。
人面犬
頭が人の犬[59][60]。1989年から1990年にかけて社会現象にもなった噂。
メリーさんの電話
リカちゃん電話に絡めた怪談話の場合もある[61][62]
怪人アンサー
携帯電話を用いた儀式で呼び出せる怪人[63][64]
この話は、ネットにおける都市伝説の伝播について調べる為に創作したと流布した本人が明かしている。
てけてけ(テケテケ)
冬の北海道の踏み切りで女性が列車に刎ねられ、上半身と下半身が切断されるが、あまりの寒さに血管が収縮してしまい、出血が止まり即死できずに数分間もがき苦しんで死んでいった[65][66]
テケテケ2
放課後、サッカーの練習をしていた少年がふと校舎に目をやると、女がこちらを見つめている。彼がしばらく見惚れていると、急に彼女は窓から飛び出して来る。彼女には下半身が無く、手を足の代わりにして走り去っていった、というもの[67][68]
トイレの花子さん
女子トイレに現れる女の子の幽霊[69]。男子トイレには太郎くんが現れるとされる。3番目のトイレであることが多い。
トンカラトン(ドンドコドン)
全身に包帯が巻かれ、背中に日本刀を背負った姿の妖怪。夕暮れ時に自転車に乗って現れ、遭遇した人は「トンカラトン」と言わされ、従わないと斬り殺され仲間にされる、というもの。また命令されていないのにトンカラトンと口にした場合も同じで、「こうやって仲間を増やしていく」と締めくくられる。フジテレビ系の番組『ポンキッキーズ』で放送されたアニメ『学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!』から広まった。
○○ババアなど
一寸ババア
部屋の僅かな隙間から、凶器を持って侵入し、中にいる人を惨殺する。身長は数十センチほど[70][71]
紫ババア
夜中の学校に現れる紫のババア[72][73]
足売りばあさん
夕暮れ時に現れるばあさん[74]
ターボばあちゃん(100キロババア)
高速道路を猛スピードで走る[75][76]
ばばされ
この話を知ると、当日の夜に開けた覚えが無い窓が開いていて、外を覗くと家の前の道に老婆が立っている。その際「ばばされ」という呪文を詰まらずに3回言うと消える[77]
四つ角ばあさん
夕暮れ時に交差点に現れ、通った子供の名前を聞き、名前の分かった子供を異次元へ連れて行く[78]。遭遇した生徒が名前を名乗らないようにするが、名札を四つ角ばあさんに見られて名前が判明してしまう。といった話もある[78]
ヨジババ
学校の放課後に現れる、老婆の幽霊
首なしライダー
首の無いバイクライダーを目撃する話で、地域住民が暴走族に対するあてつけで、道路にピアノ線を張った結果、暴走族の少年(あるいは無関係のライダー)がピアノ線のための首が切断されてしまいその少年の亡霊が夜道を彷徨っている、というものもある[79][80]
夕暮れの校庭で少女が一人で鞠をついて遊んでいる。近づいてみると、少女がついていたのは鞠ではなく自分の首だった、というもの。
サッカーボールやバスケットボールの代わりに自分の頭をドリブルする首なし少年の話も存在する[81][82]
隙間女
家具と家具の間など家の数ミリの隙間に潜む女[83][84]
くねくね
体をくねらせるように動く正体不明の物体と言われる。遠くから眺める程度では問題は無いが詳細が判る程に見つめてそれが何であるかを理解すると精神が崩壊するとされる。

まじない・呪い[編集]

合わせ鏡
深夜0時丁度に合わせ鏡を作ると、自分の将来の顔や自分の死後の顔などが映る、というもので、自分の死に顔が映るというパターンや、悪魔が出てくるという話もある(星新一のショートショートに『鏡』という同様の話がある)[85]
紫の鏡
20歳になるまで「ムラサキカガミ」という言葉を覚えていると死んでしまう、または不幸になるというもの[86][87]。1960年代末頃から確認されており、その後周期的に広がっている。
他にも「赤い沼」」「紫の亀」「黄色いハンカチ」「「紫の水晶」「緑の鏡」などがあり、また「白い水晶」「ホワイトパワー」などの言葉を覚えておけば呪いが消えるとされることも[88][89][90]
結婚相手が見える洗面器
深夜0時丁度にカミソリを口に咥えて水を張った洗面器をのぞくと「将来の結婚相手が見える」というもので、ある女性がこれを実行すると、洗面器に男性の顔が浮かんだ。思わず女性がカミソリを水に落としてしまうと、洗面器の水が血のように真っ赤に染まった。驚きのあまり思わず飛びのく女性。だがいつの間にか水の色は元に戻っていた。深夜だったため寝ぼけて見間違えたのだろうと女性は自分を納得させ、しばらくするとそのことを忘れた。それから数年後マスクをした男性と出会い、「なぜマスクをしているのか?」と尋ねると、マスクを外し醜い傷跡を見せ「お前のせいだよ!」[91][92]
運命の赤い糸にも将来の結婚相手を傷つけてしまう伝承がある。
ひとりかくれんぼ
近畿地方で行われる降霊術に関する噂。
牛の首
「『牛の首』という恐ろしい話があるが、恐ろしすぎて誰も語らない」というもの[93][94]。その内容を知りたいという好奇心から伝播していく。
落語『死人茶屋』
上方落語の演目でかつては『死人茶屋』が演じられた記録があるが、2013年現在では伝承が途絶え題名のみしか残っていない[95]。落語版の「牛の首」。その理由が、「『死人茶屋』をやると怪現象が起こる」「あまりにも怖いので誰もやりたがらず、噺が永久に失われてしまった」と、まことしやかに言われている[95]。『死人茶屋』は実在した噺で、何らかの理由で失われてしまったというのは事実であるが、他にも失われた落語の演目は数多く存在し、『死人茶屋』に特別な事情があったわけではない[95]

脚註[編集]

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  1. ^ リンカーン大統領は本当にオノ使いのヒーローだったかも?都市伝説の第一人者が明かす!シネマトゥデイ 2012年10月25日
  2. ^ 宇佐和通 『都市伝説の正体-こんな話を聞いたことはありませんか?』 祥伝社〈祥伝社新書〉、2009年、3頁。
  3. ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、110-113頁。
  4. ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、49-53頁。
  5. ^ 宇佐和通 『THE都市伝説』 新紀元社、2004年、96-99頁。
  6. ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、25-28頁。
  7. ^ 松山ひろし 『壁女-真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2004年、32-34頁。
  8. ^ 宇佐和通 『続 あなたの隣の「怖い噂」―都市伝説は進化する』 学習研究社、2004年、250-254頁。
  9. ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、45-48頁。
  10. ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、48頁。
  11. ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、48頁。
  12. ^ 宇佐和通 『THE都市伝説NEXT』 新紀元社、2005年、130-133頁。
  13. ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、137-138頁。
  14. ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、100-101頁。
  15. ^ 池田香代子・ 高津美保子・ 渡辺節子・ 大島広志・ 常光徹 『ピアスの白い糸―日本の現代伝説』 白水社、1994年、23-25頁。
  16. ^ キャリア 都市伝説の話マイナビニュース 2012年9月30日
  17. ^ 宇佐和通 『あなたの隣の「怖い噂」―都市伝説にはワケがある』 学習研究社、2002年、44-45頁。
  18. ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、101頁。
  19. ^ 池田香代子・ 大島広志・渡辺節子・ 常光徹・高津美保子 『走るお婆さん―日本の現代伝説』 白水社、1996年、49-54頁。
  20. ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、102-104頁。
  21. ^ 宇佐和通 『THE都市伝説NEXT』 新紀元社、2005年、12頁。
  22. ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、54-56頁。
  23. ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、57-58頁。
  24. ^ 近藤雅樹・高津美保子・ 常光徹・三原幸久・渡辺節子 『魔女の伝言板-日本の現代伝説』白水社 、1995年、160頁。
  25. ^ 宇佐和通 『THE都市伝説NEXT』 新紀元社、2005年、144-145頁。
  26. ^ 宇佐和通 『あなたの隣の「怖い噂」―都市伝説にはワケがある』 学習研究社、2002年、46頁。
  27. ^ 宇佐和通 『続 あなたの隣の「怖い噂」―都市伝説は進化する』 学習研究社、2004年、142-146頁。
  28. ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、114-116頁。
  29. ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、67-71頁。
  30. ^ 宇佐和通 『都市伝説の真実』 祥伝社〈祥伝社黄金文庫〉、2010年、75-77頁。
  31. ^ 宇佐和通 『あなたの隣の「怖い噂」―都市伝説にはワケがある』 学習研究社、2002年、114-118頁。
  32. ^ 松山ひろし 『壁女-真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2004年、178-180頁。
  33. ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、64-66頁。
  34. ^ 池田香代子・大島広志・高津美保子・常光徹・渡辺節子 『ピアスの白い糸―日本の現代伝説』 白水社、1994年、168-169頁。
  35. ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、42-44頁。
  36. ^ 池田香代子・大島広志・高津美保子・常光徹・渡辺節子 『ピアスの白い糸―日本の現代伝説』 白水社、1994年、69-76頁。
  37. ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、179-181頁。
  38. ^ 藤田晋一『怖くてふしぎな都市伝説・迷信大事典』金の星社、2012年、50頁
  39. ^ 松山ひろし 『壁女-真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2004年、175-177頁。
  40. ^ 宇佐和通 『THE都市伝説』 新紀元社、2004年、10頁。
  41. ^ 松山ひろし 『壁女-真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2004年、143-144頁。
  42. ^ 松山ひろし 『壁女-真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2004年、18-22頁。
  43. ^ 宇佐和通 『THE都市伝説NEXT』 新紀元社、2005年、5頁。
  44. ^ 松山ひろし 『壁女-真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2004年、22頁。
  45. ^ a b 宇佐和通 『THE都市伝説NEXT』 新紀元社、2005年、20頁。
  46. ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、88-89頁。
  47. ^ a b 木原浩勝・岡島正晃・市ヶ谷ハジメ 『都市の穴』 双葉社〈双葉文庫〉、2003年、217-218頁。
  48. ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、89頁。
  49. ^ 宇佐和通 『THE都市伝説』 新紀元社、2004年、19頁。
  50. ^ 木原浩勝・岡島正晃・市ヶ谷ハジメ 『都市の穴』 双葉社〈双葉文庫〉、2003年、204頁。
  51. ^ 宇佐和通 『THE都市伝説』 新紀元社、2004年、30頁。
  52. ^ 松山ひろし 『壁女-真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2004年、3-8頁。
  53. ^ 松山ひろし 『壁女-真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2004年、8頁。
  54. ^ 宇佐和通 『THE都市伝説』 新紀元社、2004年、23頁。
  55. ^ 木原浩勝・岡島正晃・市ヶ谷ハジメ 『都市の穴』 双葉社〈双葉文庫〉、2003年、227-228頁。
  56. ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、207-209頁。
  57. ^ 松山ひろし 『壁女-真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2004年、73-74頁。
  58. ^ 木原浩勝・岡島正晃・市ヶ谷ハジメ 『都市の穴』 双葉社〈双葉文庫〉、2003年、249頁。
  59. ^ 宇佐和通 『THE都市伝説』 新紀元社、2004年、14頁。
  60. ^ 松山ひろし 『壁女-真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2004年、141-142頁。
  61. ^ 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、84-87頁。
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外部リンク[編集]