急進社会民主党
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急進社会民主党 Partido Radical Socialdemócrata(PRS) | |
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![]() 赤いバラ | |
![]() (写真)ホセ・アントーニオ・ゴメス党首 | |
党首 | ホセ・アントーニオ・ゴメス |
成立年月日 | 1994年 |
チリ共和国下院議席数 |
6 / 120 (5%) |
チリ共和国上院議席数 |
0 / 38 (0%) |
政治的思想・立場 |
中道左派 社会民主主義 社会改良主義 社会自由主義 |
公式サイト | 公式サイト |
国際組織 |
社会主義インターナショナル ラテンアメリカ・カリブ政党常設会議 |
急進社会民主党(きゅうしんしゃかいみんしゅとう、スペイン語:Partido Radical Socialdemócrata、PRS)は、チリにおける中道左派政党で、1990年~2010年まで与党の座を維持していた政党連合「コンセルタシオン・デモクラシア」(民主主義のための政党盟約)を構成。2013年からはチリ共産党など左派政党も含めた政党連合「新多数派」に参加している。
概要[編集]
1994年に急進党 Partido Radical(PR)とチリ社会民主党 Partido Socialdemócrata de Chile(PSd)が合併して結成された。急進党は1863年に結成されたチリの最も歴史ある政党の一つであり、4人の大統領を出すなどかつては有力政党の一つであった。チリ社会民主党は1971年に急進党の左派が離党して成立した政党である。急進党は1937年、社会党・共産党とともに人民戦線を結成し政権を獲得したが、1948年にはアメリカ合衆国の圧力に屈して共闘していた共産党を突然非合法化(1948年~1958年)した。その後キリスト教民主党や社会党、共産党の勢力拡大の狭間で急進党の党勢は次第に縮小し、特にアジェンデ政権下でアジェンデ支持派と反対派に分裂したことで得票は激減した。17年間の軍政時代を経た民政復帰後も急進党への支持は回復せず、社会民主党と合併した後も得票率は5%以下の小党に留まっている。社会主義インターナショナル加盟。
脚注[編集]
関連項目[編集]
- コンセルタシオン・デモクラシア - チリにおける中道左派勢力の政党連合の名称である。1989年に軍政から民政に復帰以来、与党の座を維持し続けていたが、2010年大統領選挙で中道右派連合の変革のための同盟に敗れ野党に転じた。
- 新多数派 - 下野中の2013年、コンセルタシオン・デモクラシアを改組して結成された中道左派政党連合。同年の大統領選・議会選で勝利し与党に復帰。
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