応用科学
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応用科学(おうようかがく、英語:applied science)とは、各学問分野の応用部分を扱う学問分野である。基礎科学の成果を実用的に使えるものにすることなどを目指すことから実用学、実学(じつがく)ということもある。真理の探究自体を目的とする基礎科学とは対比される[1]。
総合科学と同一とみなされることもあるが、総合科学は基礎科学の学問分野も含むため、正確には別の概念である。一般的に応用科学は、基礎科学との棲み分けがある程度できている。
応用科学の一覧[編集]
詳細は「学問の一覧#応用科学」を参照
応用科学には、以下のような学問がある(括弧内は利用させる基礎科学の学問分野、:の後ろは日本の大学で概ね対応する学部)。
- 医学 - 歯学 (生物学、化学、物理学): 医学部・歯学部
- 薬学(化学、生物学): 薬学部
- 農学 - 森林科学 - 林学 - 畜産学 - 水産学 - 獣医学(物理学・化学・地球科学・生物学):農学部・水産学部・獣医学部
- 工学・理工学・理学(物理学・化学・地球科学・生物学): 工学部・理工学部・理学部
- システム科学 - 情報学 - 計算機工学 - 計算機科学(物理学・化学・地球科学・生物学): 情報学部・情報工学部・情報科学部
脚注[編集]
- ^ 日本大百科全書「応用科学」
関連項目[編集]