志村三珠樹

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志村三珠樹(しむらさんしゅじゅ)とは、江戸時代中期から後期にかけて、江戸仙台で活躍した儒学者の志村實因(五城)、志村時恭(東嶼)、志村弘強(蒙庵)の三兄弟の敬称である。

仙台史の伝えによれば「奥藩の廣き身を儒学起すもの、もとより少ふこの頃。然れども、志村五城の如き兄弟三人皆当世の儒宗たるものは少なり。世、称して志村氏三珠樹と呼ぶ」と紹介されている。「儒宗」とは、儒学に優れていることを指し、三兄弟全員が学問において優れた功績を残したことを伝えている。

参考文献[編集]

  • 志村健雄『三珠樹集』(国立国会図書館蔵書、公共図書館蔵書、1911年)