志木駅

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志木駅
南口(新座市側)(2012年9月)
南口(新座市側)(2012年9月)
しき
Shiki
TJ 13 朝霞台 (1.4km)
(1.5km) 柳瀬川 TJ 15
所在地 埼玉県新座市東北二丁目38-1
駅番号 TJ 14
所属事業者 Tōbu Tetsudō Logo.svg 東武鉄道
所属路線 TJ 東上本線
キロ程 17.8km(池袋起点)
電報略号 シキ
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
103,779人/日
-2016年-
開業年月日 1914年大正3年)5月1日
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志木駅(しきえき)は、埼玉県新座市東北二丁目にある、東武鉄道東上本線である。駅番号TJ 14

歴史[編集]

駅名の由来[編集]

開業当時の所在地の自治体名である志木町に由来する。東上線は当時の志木町の廻船商人井下田慶十郎が志木町への誘致を働きかけ、これにより当初の計画を変更して志木を経由する経路で敷設され、東上線の開業とともに当駅が設置された。よって改札も志木側(北口、現在の東口)にのみ設けられ「志木駅」と命名された。当時、駅舎とホームは現行より川越寄りの志木町域に立地していた(現・マルイファミリー志木付近)。

1960年、当時の新座町に立教高校が移転し、これに合わせて当駅の新座側に南口が新設された。その後、1970年3月に駅舎は池袋寄りの橋上駅に移転し、所在地は志木町と宗岡村が合併して成立した当時の足立町から新座町に変わったため、日本国有鉄道(国鉄、現・東日本旅客鉄道(JR東日本))武蔵野線新座駅が開業するまでは新座住民から新座駅への改称要望が出されていた。ただし、国鉄新座駅は住民の意向でできた駅ではないため、反対運動が起きており、2002年までは再開発が進んでいなかった。

駅構造[編集]

島式ホーム2面4線を有する地上駅で、橋上駅舎を有し、南口と東口の出口がある。

上下線とも速達列車との接続が可能である。2・3番線は当駅発着の列車、および緩急接続・通過待ちを行う列車が使用するほか、下り普通列車は当駅発車後に本線へ戻るため、通過待ちを行わない電車でも2番線を使用する(当駅で通過待ちを行わない上り普通列車は、発車後に緩行線へ入るため4番線を使用する)。また2016年3月26日より副都心線直通(森林公園駅 - 渋谷駅横浜駅元町・中華街駅間)の急行(一部快速急行)運転が始まった。本来普通以外は1・4番線を使用するが、1・4番線は和光市駅で接続する準急電車が使用するため、副都心線直通でなおかつ急行や快速急行は2・3番線を使用。(これは当駅の他に和光市駅・朝霞駅・朝霞台駅でも同様。なお朝霞駅には急行以上の種別は停まらないので2・3番線を通過する。)

東上線は和光市 - 当駅間が複々線で、当駅より下り方は複線区間となる。ラッシュ時を中心に池袋駅発着もしくは有楽町線・副都心線直通の普通列車の当駅始発・終着列車が設定されている。なお、副都心線(東急東横線・みなとみらい線)からの8両編成の列車は当駅で折り返す。

駅ホームと改札内2階を結ぶエレベーターが上下ホームに各1基ずつ設置されている。エスカレーターは上下線とも池袋方階段に併設されている。

川越方の志木市域には4線の折り返し線が、また、ホームに並行して2線の引き上げ線がある。ホームに並行する2線の引き上げ線は、南西側2本の折り返し線を用いることで出・入庫が可能である。

駅構内には、かつて改札前に東上線定期券売り場があったが、階下の南口に移転した。改札外コンコースにはかつて京阪グループであるジューサーバーの首都圏第1号店が出店していた。

商業施設として、改札外コンコースに「エキア (EQUIA) 志木」がある。東口方向はかつて「st.TOSCA」だったが、2017年6月に「エキア (EQUIA) 志木」としてリニューアルオープンした。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1・2 TJ 東上線 下り 川越坂戸森林公園小川町方面
3・4 上り 朝霞台和光市池袋方面
Y 有楽町線 新木場F 副都心線 渋谷TY 東急東横線 横浜Yokohama Minatomirai Railway logo.png みなとみらい線 元町・中華街方面

駅構内商業施設 (EQUiA)[編集]

出店店舗の一覧・詳細情報は東武鉄道公式サイト「志木駅構内の店舗・ATM」を参照。

利用状況[編集]

2016年度の1日平均乗降人員103,779人である[2]。東上線では池袋駅、和光市駅(有楽町線・副都心線への直通・乗換客含む)、朝霞台駅、川越駅に次ぐ第5位である。東武鉄道全駅中、他線への乗り換えがない単独駅としては乗降人員が最も多い。

また、他路線と接続や連絡輸送をしない私鉄の駅では本厚木駅青葉台駅に次いで日本で3番目に多い。

近年の1日平均乗降・乗車人員は下表のとおりである。

年度別1日平均乗降・乗車人員[3]
年度 1日平均
乗降人員[4]
1日平均
乗車人員[5]
出典
1978年(昭和53年) 86,944
1994年(平成06年) 100,195
1998年(平成10年) 93,172
1999年(平成11年) 92,064 46,524 [* 1]
2000年(平成12年) 94,336 47,930 [* 2]
2001年(平成13年) 95,862 48,339 [* 3]
2002年(平成14年) 96,427 48,486 [* 4]
2003年(平成15年) 96,501 48,460 [* 5]
2004年(平成16年) 95,413 47,857 [* 6]
2005年(平成17年) 94,714 47,399 [* 7]
2006年(平成18年) 95,850 47,995 [* 8]
2007年(平成19年) 97,708 48,940 [* 9]
2008年(平成20年) 99,547 49,827 [* 10]
2009年(平成21年) 100,126 50,098 [* 11]
2010年(平成22年) 99,752 49,848 [* 12]
2011年(平成23年) 98,294 49,087 [* 13]
2012年(平成24年) 100,401 50,138 [* 14]
2013年(平成25年) 102,699 51,275 [* 15]
2014年(平成26年) 102,131 50,958 [* 16]
2015年(平成27年) 103,074 51,412 [* 17]
2016年(平成28年) 103,779

駅周辺[編集]

当駅は、新座市、朝霞市、志木市の3市の境界に近い位置に立地する。そのため、駅舎の大半は新座市にあり、所在地としての住所は新座市にあるが、東口の出口付近から東口バスターミナルにかけては志木市である。さらに、駅から徒歩3分ほどの場所は朝霞市となっている。この立地から、当駅は志木市だけではなく、新座市の鉄道での玄関口[6]としての扱いを受けている。

駅周辺の主な道路としては、「慶應通り」と呼ばれる埼玉県道36号保谷志木線や「志木街道」と呼ばれる埼玉県道40号さいたま東村山線、駅東口と埼玉県道36号保谷志木線とを結ぶ埼玉県道244号志木停車場線がある。

志木・新座・朝霞の3市は文教都市であり、南口(新座市)には立教大学新座キャンパスや立教新座中学校・高等学校が、また、東口(志木市)には慶應義塾志木高等学校がある。

古くから急行停車駅であったことから、駅周辺は商業集積が進んだ。また、東京都心方面への通勤の利便性から、駅周辺にはマンションが林立している。かつて駅東口にはららぽーと志木や、ダイエー志木店があったがいずれも閉店し、跡地に分譲マンションが建設された。駅周辺の大型駐輪施設は南口側にある。

東口には駅ビル「st.TOSCA」(新座市)のほか、ペデストリアンデッキの先に「マルイファミリー志木」(志木市)と志木市役所駅前出張所(志木市)がある。南口には旧駅ビルに「にいざ・ほっとぷらざ(新座市生涯学習センター・男女共同参画推進プラザ)」がある。

駅周辺はショッピングゾーンや飲食店が多数出店している。

公的施設・郵便局
  • 志木市役所
  • 志木市役所 駅前出張所
  • 新座市役所 東北出張所
  • 志木郵便局(志木市)
  • 志木駅前郵便局(新座市)

路線バス[編集]

東口バスターミナルは志木市本町五丁目に位置する。駅コンコース2階から続くペデストリアンデッキの先の地上階にあり、マルイファミリー志木など志木市の駅前商業施設群と一体化している。改札からは駅ビル・ペデストリアンデッキを抜けて3分程度かかる。南口バス乗り場は駅前ロータリーにある。なお、国際興業バスの定期券は近隣のららぽーと志木で発売していたが、2005年3月31日に閉所した。閉所後は西浦和営業所で取り扱っている。

東口[編集]

1番のりば
2番のりば
3番のりば
4番のりば
夜行バスのりば(国際興業バス志木駅入口停留所)

南口[編集]

1番のりば
2番のりば
3番のりば
  • 東武バスウエスト(新座営業事務所)・西武バス(新座営業所)
    • 志31:富士見ヶ丘団地経由 新座団地行き(共同運行)
4番のりば
立教大学乗降場所
  • 西武総合企画
    • 立教新座キャンパス行き(直通)
    • 富士見総合グラウンド行き(直通)
降車専用

ギャラリー[編集]

隣の駅[編集]

Tōbu Tetsudō Logo.svg 東武鉄道
TJ 東上本線
TJライナー
通過
快速急行
和光市駅 (TJ 11) - 志木駅 (TJ 14) - 川越駅 (TJ 21)
快速・急行
朝霞台駅 (TJ 13) - 志木駅 (TJ 14) - ふじみ野駅 (TJ 18)
準急・普通
朝霞台駅 (TJ 13) - 志木駅 (TJ 14) - 柳瀬川駅 (TJ 15)

脚注[編集]

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  1. ^ a b 鉄道ジャーナル』第21巻第13号、鉄道ジャーナル社、1987年11月、 96頁。
  2. ^ 駅情報(乗降人員) - 東武鉄道
  3. ^ 統計しき - 志木市
  4. ^ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
  5. ^ 埼玉県統計年鑑
  6. ^ なお、新座市内にある「新座」という名称の鉄道駅はJR東日本武蔵野線の駅である。2000年代以降は駅の周辺も発展しているが、旧来からの新座市中心地域からはやや距離がある。新座駅も参照。

出典[編集]

埼玉県統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]