徳山黄氏

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徳山黄氏
氏族
朝鮮
領地 礼山郡
家祖 黄彦弼
황씨종친회

徳山黄氏(トクサヌァンし、덕산황씨)は、朝鮮氏族の一つ。本貫忠清南道礼山郡である。2015年の調査では3,857人である[1]

朝鮮の黄氏は、中国後漢の重臣だった黄洛から始まる。黄洛は、光武帝時代の28年に使臣としてベトナムに赴く途中に海上で遭難し、新羅に漂着・帰化した。その子孫の黄彦弼は徳山黄氏の始祖である。

黄彦弼は、高麗時代に三重大匡都僉議政丞を務め、徳豊君に封ぜられたことから徳山を本貫にして徳山黄氏を創始した。

平海黄氏長水黄氏昌原黄氏慶州黄氏管城黄氏尚州黄氏星州黄氏紆州黄氏斉安黄氏杭州黄氏黄州黄氏懐徳黄氏と共に中央黄氏宗親会をなしている[2]

脚注[編集]

  1. ^ KOSIS”. kosis.kr. 2022年11月28日閲覧。
  2. ^ 황씨종친회”. www.hwang.or.kr. 2022年9月4日閲覧。

参考文献[編集]

関連項目[編集]