御菓子御殿

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株式会社 御菓子御殿
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
904-0328
沖縄県中頭郡読谷村字宇座657-1
設立 創業1979年6月
業種 食料品
事業内容 菓子製造及び販売
代表者 澤岻英樹(代表取締役)
資本金 4,500万円
主要子会社 有限会社ポルシェ食品
外部リンク http://www.okashigoten.com
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株式会社御菓子御殿(おかしごてん)は、沖縄県中頭郡読谷村に本社を置き、菓子の製造、及び販売を行っている会社である。「御菓子御殿」は運営する施設の名称でもある。2015年2月11日までの社名はお菓子のポルシェであった。

概要[編集]

県内有数の菓子製造会社であり、同社の販売額の3分の1を占める主力商品である「紅いもタルト」は、年間販売数が1000万個を超え、沖縄土産としても定着している。

同社の発展の元は、1986年に参加した読谷村の村おこし事業である。この際に生産を開始した紅いも菓子である「紅いもタルト」が有名になり、それ以来「紅いも菓子ポルシェ」として広く知られるようになった。また、2001年には恩納村に菓子製造工場、兼店舗である「御菓子御殿」を開店し、観光客も多く訪れる観光施設となっている。2015年にはこの工場兼店舗の名称を社名に変更したが、ポルシェの名称はパティスリーの2店舗に残る。

2008年には、全国菓子大博覧会において菓子業界では最高の栄誉とされる名誉総裁賞を文化部門で受賞するなど、沖縄県内にとどまらず、日本全国で通用する菓子会社として発展し続けている。

沿革[編集]

御菓子御殿(施設)[編集]

御菓子御殿恩納店

菓子の生産工程の見学、及び商品販売を行っている施設。

  • 読谷本店
    • 2005年に開店。同社の工場兼店舗施設としては2店目である。開店に伴い、本社事務所も同施設内に移転した。
  • 恩納店
    • 2001年恩納村瀬良垣の通称ダイヤモンドビーチに建設されたテーマ施設である。施設は那覇市にある首里城公園を模した造りとなっており、入口は守礼門、店は首里城正殿そっくりの施設となっている。沖縄県内では初の菓子製造工程が見学できる施設として開店し、店内には海を展望できるレストランも設置されている。
  • 国際通り松尾店
  • 国際通りむつみ橋店
  • 那覇空港店

店舗一覧[編集]

■ 御菓子御殿

  • 御菓子御殿 読谷本店
  • 御菓子御殿 恩納店
  • 御菓子御殿 国際通り松尾店
  • 御菓子御殿 名護店
    • 沖縄県名護市字中山1024-1
  • 御菓子御殿 国際通りむつみ橋店
    • 沖縄県那覇市牧志1-3-58 1F
  • 御菓子御殿 国際通り牧志店
    • 沖縄県那覇市牧志3-1-8
  • 御菓子御殿 平和通り店
    • 沖縄県那覇市牧志3-2-51 奥間ビル1F
  • 御菓子御殿 那覇空港店
    • 沖縄県那覇市鏡水150番地 那覇空港2F
  • 御菓子御殿 石垣空港店
    • 沖縄県石垣市字白保1960-104-1番地 石垣空港1F

■ パティスリーポルシェ

  • パティスリーポルシェ 大木店
    • 沖縄県中頭郡読谷村大木459-7
  • パティスリーポルシェ イオンタウン読谷店
    • 沖縄県中頭郡読谷村字古堅740番地

■ カフェでタルト

  • Cafe des Tartes カフェでタルト
    • 沖縄県那覇市安里2-1-1

紅イモ菓子類似品訴訟[編集]

2007年7月に当社(以下、当時の社名によりポルシェと記す)が沖縄県那覇市に本社を置く菓子メーカーである株式会社ナンポー通商(以後、ナンポー通商)を相手に起こした、商品の販売差し止めと1億円の損害賠償などを求める訴えである。

ナンポー通商が2001年より販売を開始した「べにいもたると」に対し、ポルシェは「呼称が類似しており商品の基本的構成形態も同一。現に一般消費者の間で混同が生じている」などと訴え、販売差し止めや商品製造用の金型の廃棄などを求めた。これに対し、ナンポー通商の代理人は「『ベニイモタルト』は沖縄の多くのメーカーの努力で成長した商品で、現在ではちんすこうなどと同様に沖縄土産の一般的商品として定着しており、原告のみが商品を独占して製造、販売できるはずはない」と反論した[2]

2008年8月6日那覇地方裁判所で行われた訴訟でポルシェ側の請求が棄却された。

なお、「紅いもタルト」の名称は、商標登録はされていない。

脚注[編集]

  1. ^ ポルシェ、社名「御菓子御殿」に 新社長に澤岻英樹氏 - 琉球新報2014年12月9日
  2. ^ 琉球新報 2007年7月19日付記事 [1]

外部リンク[編集]