従業員満足
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OECD各国の仕事満足度[1]
従業員満足(じゅうぎょういんまんぞく)とは、英語: Employee Satisfaction (ES) の訳語である。従業員満足度[2]とも呼ばれる。従業員の会社に対する満足度を高めることが、企業の業績を向上させる事に繋がるという考えのことを言う。
元来顧客満足度を上げることが、企業業績の向上に繋がると考えられてきたが、それだけでは従業員のモチベーションが下がり業務効率が低下する例が見られた。これに対し社員満足の向上が顧客満足につながり、ひいては業績向上による株主利益に結びつくと考えが生まれ、近年注目を浴びるようになった。
また、従業員満足度を測る指標として有効なものにeNPS[3]が挙げられる。eNPSはEmployee Net Promoter Scoreの略で、「自分の職場で働くことを、親しい人にすすめたいかどうか」を数値化したもので、従業員の会社に対する意識を把握する指標になり得る。
脚注[編集]
- ^ Society at a Glance 2009 (Report). OECD. (2009-05). doi:10.1787/soc_glance-2008-en.
- ^ “従業員満足度(ES)とは?”. markitone.co.jp. 2021年11月25日閲覧。
- ^ “従業員満足度を測る指標とは?”. markitone.co.jp. 2021年11月25日閲覧。
参考文献[編集]
- 吉田 寿『社員満足の経営―ES調査の設計・実施・活用法』(ダイヤモンド社)ISBN 978-4818526143
- WBS“やる気”を上げる ナンバー1企業
関連項目[編集]
- ワーク・エンゲージメント
- 企業の社会的責任
- 顧客満足
- マーケティング
- マーケティング・コミュニケーション
- サウスウエスト航空 -- 「従業員の満足第一」のポリシーを掲げる会社の例