後閑信吾

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後閑 信吾(ごかん しんご、1983年2月14日‐)は、日本人バーテンダー、バーコンサルタント、レストランプロデューサー、カクテル講師。神奈川県川崎市出身、米国ニューヨーク在住。 元「Angel's Share NY」ディレクター、現在はSGManagementNY代表、株式会社ファイブセンシス(東京)取締役、上海后感公司(上海)取締役、「Speak Low Shanghai」及び「Sober Company」設立者(経営パートナー)。株式会社SGマネジメント(東京)代表。

バカルディ・レガシー・カクテルコンペティション2012」総合優勝(世界No.1バーテンダーの地位を獲得)2017年、Tales of the Cocktail「International Bartender of the Year 2017」を受賞。

後閑信吾(Gokan Shingo)

来歴[編集]

2001年、バーテンダーとしてキャリアをスタート。地元のレストランバーでバーテンダーの基礎知識を身に着け、その後川崎市のバー「potluck」にて本格的な酒類に関する勉強とカクテル作りにのめりこむ。(同店には約3年間従事)日頃から後閑の実力を認めていた同店の常連客などから米国行きを強く勧められ渡米を決意。

2006年、単身ニューヨークへ渡米。ニューヨークでの下積みを経て、「Angel’s Share」のヘッドバーテンダーに就任。

2011年Bacardi Legacy Cocktail Competition 2011 (バカルディ世界レガシーカクテルコンペテション)」出場。(北米ニューヨーク地区大会にて3位)

2012年Bacardi Legacy Cocktail Competition 2012 (バカルディ世界レガシーカクテルコンペテション)」出場。(全米大会にて優勝を経て)世界大会で優勝。

同年8月には、ロンドンの「The Savoy(ザ・サボイ)ホテル」内にある「ジ・アメリカン・バー」にて、1889年創業以来初めて(120年の歴史上初めて)となるゲストバーテンダーとして迎えられた。

2013年8月、日本でおこなわれたSUMMER SONIC 2013(サマーソニック2013)を皮切りに、ゲストバーテンディングとして北京、上海、日本国内、ヨーロッパ各地のイベントゲストバーテンダー、カクテルコンペのジャッジなどフリーランスに活動スタート。40カ以上の国、延べ100都市にて活動中。同年10月にはニューヨークの「Angel's Share」が「world best bar 50」に選ばれ、各国のカクテルコンペやイベントに招致された。またアメリカ版『アイアン・シェフ・アメリカ』(Iron Chef America)のカクテルペアリングスペシャルにて、和の鉄人である森本正治氏とタッグを組み、アメリカ南西部料理の鉄人であるボビーフレイ氏に勝利する。

2014年6月、禁酒法時代のアメリカで地下営業をおこなっていた「もぐり酒場」を模したSpeakeasyスタイルのバー「Speak Low」と、バーツール類を取り扱うカクテルマート「OCHO」を上海市内に同時オープン。同年 12月 「Speak Low」が「Shanghai Best cocktail bar, Best new bar」にて 2部門を受賞する。

2015年4月 「Speak Low」 が中国にてBest cocktail bar, Best new bar 2 部門受賞。(同店Bar manager Faye ChenがBLGCCにてベスト8となる) 同年5月 NYにて、現地法人「Sober Company」を設立。 同年7月「Tales of the Cocktail」にて世界のベストバーテンダー10人に選出される。

2016年4月 ウィリアム・リード・ビジネス・メディアが主催する「ASIA'S 50 BEST BARS 2016」にて「Speak Low」がノミネート。アジア第2位を受賞。

2016年10月 ウィリアム・リード・ビジネス・メディアが主催する「THE WORLD'S 50 BEST BARS 2016」にて、「Speak Low」がノミネート。世界15位を受賞。

2017年2月 上海市内にて「Speak Low」2号店として「Sober Company」をオープン。

現在はニューヨークに活動の拠点を置き、「Bruce Cost Ginger ale」、「Harvard club」、「Bacardi Global」、「Bacardi U.S.A」等のバーコンサルタントや、日本を含む世界40以上の都市でゲストバーテンダー、カクテルコンペ審査員、カクテル講師などで活動。 また、ヨーロッパ、北米、アジアでの仕事で世界中を回るかたわら、自身が創業者でもある上海の「Speak Low」、「Sober Company」へも月一回程度は必ず顔を出している。 またそのほかにも、『料理の鉄人』のアメリカ版『Iron Chef of USA』などの海外TVメディアなどにも積極的に出演。ジュリア・ロバーツノラ・ジョーンズジェイZビヨンセなどのセレブリティが主催するプライベートパーティーや、Harvard Club of New York Cityでのゲストバーテンダーとして幅広く活躍している。

「Speak Low」 https://www.facebook.com/5senses.china http://www.timeoutshanghai.com/venue/Bars__Clubs-Bars/20432/Speak-Low.html

English address: 579 Fuxing Zhong Lu, near Ruijin Er Lu, Huangpu district Chinese address: 黄浦区复兴中路579号, 近瑞金二路

同年6月 ウィリアム・リード・ビジネス・メディア主催「ASIA'S 50 BEST BARS 2016」にて、「Speak Low」がアジア第2位、「Sober Company」がアジア19位に選出される。

同年7月 世界のバー業界のアカデミー賞といわれる「Tales of the Cocktail: The Spirited Awards」にて、2017年度の「International Bartender of the Year」を受賞。

同年10月 ウィリアム・リード・ビジネス・メディア主催「THE WORLD'S 50 BEST BARS 2017」にて、「Speak Low」が世界第10位に選出される。

2018年6月(予定)  東京都渋谷区に「The SG Club」をオープンすることが決まっている。

人物・エピソード[編集]

渡米を決意した後閑は、海外で通用する技術を身につける必要があると考え、カクテルを作るバーテンダーのホスピタリティと、日本の茶席における「もてなしの心」や、美しい所作、「一座建立」の精神などに共通項を感じ、石州流茶道の指南をうける。また、その茶道習得の傍ら、銀座のシェリー酒専門店「シェリーミュージアム」館長(中瀬航也)からシェリー酒を本格的に学び、ベネンシアドールの資格を取るためにスペインで資格を取得(当時、日本人では五人目の認定)。

渡米当初、知人から紹介されたニューヨーク在住の日本人シェフのもとで米国生活をスタートした後閑は、さっそくニューヨークでその当時から有名だったバー「Angel's Share」にバーテンダーの職を求める。ところが(当時)まったく英語が話せなかった事を理由に断られ、ニューヨーク市内の日本食レストランでバーテンダーとして約半年間働くこととなる。(その間、後閑はそのレストランでヘッドバーテンダーとしての職につき、同店のレストランサービスや米国式の働き方を学ぶこととなる)。半年後、当時の「Angel's Share」のマネージャーから偶然直接声がかかり、同店で働く事が許された。(その後、同店のマネージメントを含めたヘッドバーテンダーとして、前職の責任者から立場を引き継ぐこととなった)

後閑が27歳のとき、Bacardi社が開催した世界を代表するカクテルコンペ「Bacardi Legacy Cocktail Competition 2012 (バカルディ世界レガシーカクテルコンペテション)」へのエントリーインビテーションを正式に受け同世界大会に参加。第一回の出場ではニューヨーク地区大会にて26人で準決勝が行われた準決勝で3位となり、翌2012年の第二回バカルディ世界カクテル大会でも後閑はバカルディ社から同世界大会のエントリーインビテーションを再び正式に受け、ニューヨーク地区大会代表権、合衆国代表と勝ち上がり世界大会で、抹茶ラムをミックスしたオリジナルカクテル「スピーク・ロウ」で優勝した。

スピーク・ロウ

後閑が優勝した「Bacardi Legacy Cocktail Competition 2012(バカルディ世界レガシーカクテルコンペテション)」の出場エントリーは、(ニューヨークからの出場の場合)、Bacardi社のワールドアンバサダーが匿名で店に訪れ、彼らが評価したバーテンダーにのみ帰り際に出場招待状を渡している。後閑は記念すべき第1回と、続く第2回の連続出場を果たしたことになる。

ちなみに同大会で各地区大会の審査員たちから高い評価を受けたオリジナルカクテル「Speak Low (スピーク ロウ)」は、日本から取寄せた抹茶がふんだんに使われており、茶筅を使いラムで抹茶を点て、ベネンシアドールの資格を持つ後閑が選び抜いた黒蜜を感じさせる風味豊かなシェリーとシェイクするという、日本の伝統的茶道とミクソロジーカクテルに仕立てたカクテルである。

なお、後閑本人が個人的に好きなカクテルとして、ギムレット、ダイキリ、マンハッタンをあげている。

近年は若手バーテンダーの指導にも積極的に関わり、多くのタイトル保持者を生み出している。

Faye Chen (2015 Bacardi Legacy China Champion),

GN Chan (2016 Bacardi Legacy Global Champion),

Janson Chan (2015 Beefeater MIXLDN China Champion),

Ben Rojo (2016 Chivas Masters U.S. Champion)

Atsushi Suzuki (2017 Chivas Masters China Champion) 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]