強制失踪
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強制失踪(きょうせいしっそう)とは、国や政府権力者の指示で動く個人・組織によって行われた逮捕・拘禁・拉致後に所在が隠蔽され、法の保護から外れた状態になることである[1][2]。
2006年12月20日の第61回国連総会で採択された強制失踪からのすべての者の保護に関する国際条約によって禁止されている。
出典
[編集]- ^ “強制失踪条約”. 情報・知識&オピニオン imidas. 2025年1月8日閲覧。
- ^ “強制失踪条約(強制失踪からのすべての者の保護に関する国際条約)”. 外務省(Ministry of Foreign Affairs of Japan). 2025年1月8日閲覧。
関連項目
[編集]- 強制的・非自発的失踪に関する作業部会 - 国連の関連部署。
- 政治犯罪
- 夜と霧 (法律)(ライヒおよび占領地における軍に対する犯罪の訴追のための規則) - ナチス・ドイツの占領地における政治活動家やレジスタンスを強制失踪させる命令。
- 双規、黒監獄 ‐ 中国で党の判断で行われる拘禁。
- 汚い戦争、コンドル作戦 - アルゼンチン
- 北朝鮮による日本人拉致問題
- 保導連盟事件 - 韓国による政治犯や民間人の収監大量虐殺事件。
- ブラック・サイト - アメリカの国外軍事基地。秘密裏に行われていたテロ組織メンバーとされる人員の拷問など収監と拷問が問題となった。グアンタナモ湾収容キャンプ、ソルトピット (ブラックサイト)
- 失踪者の一覧
- 臓器売買、中国における臓器移植のための強制臓器摘出