張虎

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張虎(ちょう こ)は、

後漢末の人物[編集]

張 虎(ちょうこ、生没年不明)は、中国後漢末期の人物。『三国志』魏書劉表伝の注に記述がある。

江夏出身の賊の一人で、陳生と共に襄陽を攻撃していたが、中央から赴任して来た劉表が豪族の支持を受け支配を固めると、これに降伏した。説得にあたったのは蒯越であったと言われる。

小説『三国志演義』では、荊州で劉表と孫堅が争った際、劉表軍の黄祖に従って陳生と共に登場する。孫堅軍の韓当と三十余合の激闘を繰り広げるが、倒されている。

横山三国志』では、劉表が派遣した劉備軍の趙雲と激闘するが、討ち取られている(『三国志演義』では名が張武[1]となっている)。

三国時代の人物[編集]

張 虎(ちょうこ、生没年不明)は、中国三国時代の魏の武将。父は張遼。子は張統。

父の功績を讃えられ関内侯に封じられた。後に偏将軍にまで昇進。没後は子が爵位を継いだ。

小説『三国志演義』では、楽進の子楽綝とペアで描かれ、蜀漢北伐で常に蜀軍に敗れている。更に、蜀軍に捕らえられた時には裸にされて陣に戻されるなど、諸葛亮に翻弄される凡将の一人として描かれている。また、司馬懿指揮下の将軍として公孫淵討伐でも活躍する。

脚注[編集]

  1. ^ 嘉靖本・黄正甫本でも張虎。