廃水

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沈殿タンク内の雑排水(廃水の一種)

廃水(wastewater )とは、人が使うことで汚されたあらゆるである。廃水は「家庭生活、工業・商業・農業活動でそれぞれ使用された水、表面流水雨水、及びあらゆる下水管への流入水や浸入水」である。[1] 従って廃水は、家庭生活、工業・ 商業・農業活動の副産物である。廃水の性質は、その出処により異なっている。廃水の種類には、家庭からの生活廃水、地域社会からの都市廃水(汚水とも呼ばれる)、及び工業廃水がある。廃水は、物質的・化学的・生物的な汚染物を含みうる。

家庭では、水洗トイレや、洗面器食器洗い機洗濯機浴槽シャワーから廃水が出る。乾式便所を使っている家庭は、水洗トイレを使っているところよりも廃水の出が少ない。

廃水は、汚水のみを流す汚水管で運び去られうる。また廃水は、雨水流水と汚水の両方、ことによれば工業廃水をも流す合流管で排除される。廃水処理場で処理された廃水(処理水とも)は、受水域に放流される。処理された廃水が別の目的に使われる場合は、「廃水再利用」と「水再生」の語が用いられる。適切な処理をせずに環境に放出された廃水は、水質汚染を引き起こしうる。

開発途上国や人口密度の低い農村地域では、廃水が種々の戸別の衛生設備で処理され、下水管に流されないことが多い。これらの設備には、排水地に繋がった腐敗槽戸別下水設備ミミズ濾過装置などがある。

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参照[編集]

  1. ^ Tilley, E., Ulrich, L., Lüthi, C., Reymond, Ph., Zurbrügg, C. (2014). Compendium of Sanitation Systems and Technologies – (2nd Revised ed.). Swiss Federal Institute of Aquatic Science and Technology (Eawag), Duebendorf, Switzerland. p. 175. ISBN 978-3-906484-57-0. http://www.eawag.ch/en/department/sandec/publications/compendium/