庭劇団ペニノ

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庭劇団ペニノ(にわげきだんペニノ)は日本劇団タニノクロウが主宰し、全ての公演の脚本演出を担当する。

昭和大学演劇部を母体に結成されたため、初期は医療従事者を本業とする団員が多かった。現在は、公演ごとに役者を集めるスタイルで活動している。

沿革[編集]

  • 2000年2月、タニノクロウを中心に昭和大学演劇部の有志で結成。
  • 2002年、第11回ガーディアンガーデン演劇フェスティバルで『PreGardeniaPeningophilia』を上演。
  • 2004年、野外劇『黒いOL』にて西新宿の広場に長さ約30mのテント劇場を設営し、注目を集める。
  • 同年、一人芝居『Mrs.P.P.overeem』を台北台湾)にて招聘公演。
  • 2007年、(株)メジャーリーグとの共同企画『野鴨』(イプセン原作)を行う。

過去の公演[編集]

  • 2000年 3月 『優勝あつかまSLAVES』(吉祥寺・櫂スタジオ)
  • 2000年12月 『箱庭で傷、採取。』(新宿・シアターブラッツ)
  • 2001年 8月 『僕ら三人夏近くして』(渋谷・庭劇団ペニノ事務所)
  • 2001年11月 『環と紫煙のアンギュラム』(六本木・Bibrin)
  • 2002年 3月 『PreGardeniaPeningophilia(プレガルデニアペニンゴフィリア)』(天王洲・スフィアメックス)
  • 2002年 8月 『まるでウルトラマリンの鶏肉』(新宿・シアターブラッツ)
  • 2003年 6月 『ダークマスター』(下北沢・駅前劇場)
  • 2003年11月 『Mrs.P.P.overeem(ミセスピーピーオーフレーム)』(中野・ウェストエンドスタジオ)
  • 2004年 5月 『小さなリンボのレストラン』(渋谷・はこぶね[1]
  • 2004年11月 『黒いOL』(西新宿6丁目13番地広場)
  • 2004年12月 『Mrs.P.P.overeem(中国語バージョン)』(台北・牛古[2]嶺街小劇場)
  • 2006年 1月 『ダークマスター』(再演)(駒場・アゴラ劇場)
  • 2006年 9月 『アンダーグラウンド』(下北沢・ザ・スズナリ
  • 2007年 2月 『笑顔の砦』(下北沢駅前劇場
  • 2007年 7月 『笑顔の砦』(大阪・精華小劇場)
  • 2007年11月 『野鴨』(北千住・1010ミニシアター)*(株)メジャーリーグ製作
  • 2008年 4月 『苛々する大人の絵本』(渋谷・はこぶね)
  • 2008年 8月 『星影のJr.』(下北沢 ザ・スズナリ)
  • 2009年 4月 『苛々する大人の絵本』(再演)(渋谷・はこぶね)
  • 2009年10月 『苛々する大人の絵本』(新版)(渋谷・はこぶね、ドイツ・ベルリン HAU EINS)
  • 2009年12月 『太陽と下着の見える町』(西巣鴨・にしすがも創造舎・F/T2009参加作品)
  1. ^ タニノクロウ自宅マンション/命名:松本雄吉(劇団維新派
  2. ^ 一文字表記

関連する人物[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]