広厳寺

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廣嚴寺
広厳寺
廣厳禅寺
Kogonji01.jpg
所在地 兵庫県神戸市中央区楠町7丁目3-2
位置 北緯34度41分6.4秒
東経135度10分21.8秒
座標: 北緯34度41分6.4秒 東経135度10分21.8秒
山号 醫王山
院号寺号)広厳宝積寺、広厳宝積禅寺
宗旨 臨済宗鎌倉時代に展延を見せた禅宗
宗派 臨済宗南禅寺派
本尊 大醫王 藥師瑠璃光如來
創建年 元徳元年(1329年)
開山 明極楚俊禅師(1262 – 1336)
開基 後醍醐天皇(1318 – 1339)
中興年 延寶年間(1673 – 1681)
中興 千巌宗般
正式名 醫王山廣嚴寶積禪寺
医王山広厳宝積禅寺
醫王山 廣嚴(禪)寺、廣厳禅寺
医王山 広厳(禅)寺
別称 楠寺(つばきでら)
札所等 福原西国三十三箇所 第21番札所[1]
公式HP 瑠璃光苑
地図
広厳寺の位置(神戸市内)
広厳寺
法人番号 4140005000226
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広厳寺(こうごんじ)は、兵庫県神戸市中央区楠町七丁目にある臨済宗仏教寺院廣嚴寺とも書き、楠寺として知られる。

歴史[編集]

後醍醐天皇の勅願により元徳元年(1329年)明極楚俊禅師の勧請開山として創建、医王山広厳宝積禅寺山号寺号を賜ったという。寺伝によれば当時は七堂伽藍完備して子坊13、寺城は4000平米におよんだという。

建武3年(1336年)5月、楠木正成が当寺に参り、明極禅師と問答して大いに悟って湊川の戦いに臨んだ[2]と『明極和尚行状録』(偽書説あり。後述の『大清和尚語録』と合わない。[3])に記されている。一方で『大清和尚語録』には、当寺は楠木正成戦死の翌年に赤松範資が建立し、その子光範が落成したとある。

延宝年間に千巌宗般(せんがん — )が荒廃していたこの寺を再興。千巌は楠木正成を崇拝し、徳川光圀が楠公の建碑の志あるを知り、請願してこれを完成させた。 [4][5] 「楠公の一族十三人、士卒六十余人、この寺に入りて、建武三年五月二十五日戦死す。禅師(明極)すなはち遺骸を路傍に葬むる。今の墓碑の地なり。」と『摂津名所図会』にみえる[6][7][8]

光圀の「嗚呼忠臣楠子之墓」の石碑は、湊川神社が最終的には1869年(明治2年)に墓所と殉節地の両所を必ず含めるものとして境内は確定されたため(湊川神社#社地と造営より)、湊川神社創建当時から同神社境内にある。なお、戦災と震災で大きな被害を受けている。

交通[編集]

札所本尊[編集]

周辺寺社[編集]

周辺施設[編集]

出典[編集]

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  1. ^ 福原西国観音霊場
    福原西國卅三ヶ所觀音
    福原西國卅三ヶ所觀音
  2. ^ 醫王山 廣嚴寺(いおうざん こうごんじ)。但し、 "明極楚俊・・元享元年(1311年)に入朝・・"の記述が、wikipedia明極楚俊の”天暦2年(1329年、日本では嘉暦4年)、日本の大友貞宗からの使節に招請され渡日を受諾”との記述と合わない。
  3. ^ 『神戸の町名』神戸史学会 出版社: 神戸新聞総合出版センター; 改訂版 (2007/11) P77「楠町」の項。 (注:”『明極和尚行状録』(偽書・・”の記載は、元は楠町 (神戸市)の記述をこちらの項に移したもの。この記述は、元々このwikipedia「広厳寺」にあった”一方で『大清和尚語録』には、当寺は楠木正成戦死の翌年に赤松範資が建立し・・”の記載を正とするものと解せられる。実際wikipedia明極楚俊の記載には、”元徳2年(1330年)、鎌倉幕府に招かれて関東へ下向する途中、京都で後醍醐天皇に拝謁して法問を受け・・”との記載があり、上記”後醍醐天皇の勅願により元徳元年(1329年)明極楚俊禅師の勧請開山・・”との記載とは合わない。また、"著作 明極和尚語録"はあるが『明極和尚行状録』の記載がないことを指摘しておく。)[要検証]
  4. ^ 神戸市名勝舊蹟保存委員會編 『史蹟の神戸』 (1950)全国書誌番号:54009478
  5. ^ wikipedia湊川神社#創建前史に千巖が楠公の建碑に尽力する様子が詳しく描かれている。
  6. ^ (摂津名所図会全文PDFあり) タイトル:摂津名所図会、著者:秋里, 湘夕、発行日:1796年9月、6巻12冊 武庫川女子大学リポジトリ(学術成果コレクション)の「矢田部郡上」中PDFのP22
  7. ^ ”摂津名所図会 巻之八 八部郡(やたべのこおり)広厳寺”に、同じ内容あり。
  8. ^ 上記『大清和尚語録』”当寺は楠木正成戦死の翌年に赤松範資が建立し”の記載とは合わない。
  9. ^ Twitter 公式Facebook 公式[1]安養寺ブログ
  10. ^ yaokami
  11. ^ [2], [3]
  12. ^ yaokami

関連項目[編集]