幽☆遊☆白書の登場人物一覧

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この項では、冨樫義博による週刊少年ジャンプに連載されていた漫画『幽☆遊☆白書』、および、それを原作にしたテレビアニメ映画の登場人物について説明する。

主要キャラクター[編集]

浦飯幽助(うらめし ゆうすけ)
佐々木望
主人公。初登場時14歳。皿屋敷中学2年生。
桑原和真 (くわばら かずま)
声:千葉繁
皿屋敷中学2年。名前の由来は桑田真澄清原和博。幽助のライバル的存在。
蔵馬(くらま) / 南野秀一(みなみの しゅういち)
声:緒方恵美 / 妖狐時:中原茂
元盗賊の妖怪。人間界では南野秀一として生活している。正体は狐が妖怪に変化した妖狐
飛影(ひえい)
声:檜山修之
盗賊にして邪眼師の妖怪。雪菜の双子の兄。生来の邪眼師ではなく、炎の妖気を持つ。
幻海(げんかい)
声:京田尚子 / 若年期:林原めぐみ
霊光波動拳の高名な使い手で、幽助の師匠。
 
雪村螢子(ゆきむら けいこ)
声:天野由梨
ヒロイン。幽助の幼馴染にして同級生。幽助とは幼稚園の頃からの腐れ縁であり、ケンカが絶えないが、相思相愛の仲。幽助にとっては女神的存在でもある。1月31日生まれのA型、趣味は料理掃除[1]。好きな色は青。初期は茶色の長髪だったが、火事場から幽助を助けた際に髪を焼いた為、静流に切ってもらった(アニメ版では、そのときの話には静流は登場しなかった為、切ってくれたのが静流なのかは不明)高校入学後は再び髪を伸ばすようになる。実家は定食屋「雪村食堂」を経営している。勝気だが才色兼備かつ品が良い性格で、周りからの信頼も厚い。幼い頃から孤独な面のある幽助の面倒を見てきたため、彼のすることには反対せず、人知を超えた戦いをも健気に見守っている[注 1]。幽助が魔族になっても彼への想いは変わることはなかった[注 2]廉価版による「これまでのあらすじ」のキャラクター紹介では(その後すぐに「?」が付いているが)ツンデレと記載されている[注 3]。得意技はビンタで、幽助曰く、陣以上の威力を誇る。また、幽助のとばっちりで酷い目に遭った際は幽助曰く「螢子のビンタが入った後、幽助が謝罪して収まる」というのがパターンとのこと。
魔界に旅立つことにした幽助が帰ってこれるかどうかを曖昧に答えたためか[注 4]、突き放す形で別れを言い渡すが、幽助からプロポーズされたことで彼を待ち続けることにした。その後、幽助は帰ってきたが、3年経たない内に帰ってきたので、結婚に関しては保留中である。将来は教師志望。
冨樫の一番嫌いなキャラ(漫画としてありがちなキャラであったから)[2]完全版の表紙にヒロインを出していないことに、冨樫は表紙イラストの作業を完了するまで気付かなかった[3]
メディアミックスでは原作よりヒロインの位置付けを強調している。アニメでは、原作では直接関わらなかった仙水編ではプーを追って静流と蟲寄市にやってきて、神谷のウイルスの被害に遭ったことが元で事件に関わるようになる。また、幽助が魔族状態で帰還した際に事情を知らない一同が幽助と分からずに困惑する中、ただ一人幽助であることに気付き真っ先に出迎えた。魔界編では帰ってくる約束をして雪村食堂を後にした幽助を窓から見送り、最終回では帰ってきた幽助とキスをした。

主要キャラクターの家族[編集]

浦飯温子(うらめし あつこ)
声:沢海陽子
幽助の母親。幽助を15歳のときに産んだ。夫とは離婚しているが、不定期に会っている様子。ズボラで破天荒な性格だが、息子を大切に思い、確かな愛情を持ち合わせている。しょっちゅう酔っ払っている鯨飲の酒好き。裏社会とも繋がりがあり、金バッジから金を巻き上げたり(幽助も見たことがある)、アパートを放火された際は金バッジからマンションを巻き上げ、復活した幽助の復学のために黒塗りの車に乗った人たちを連れて校長に頼んだりした(本人は「泣いて頼んだら承諾してくれた」と言っていたが、幽助の見立てでは「泣いたのは校長のほう」)。尚、裏社会との繋がり及びそれに関連した行為はアニメ版ではカットされている。幽助が魔界に旅立つことにした際、「アメリカとどっちが遠い?」と訊ねたらしい。原作では暗黒武術会の応援を始め、要所要所で登場しているが、アニメ版では武術会の応援には加わらず、武術会以降は登場しなくなったが、第111話で幽助の思い浮かべた人物たちの中には温子の姿もあった。
温子の元夫
物語終盤に登場、名前は不明。温子とはケンカ別れ同然で離婚しているが、不定期に会っている。幽助の(人間としての)父親。温子に「金に困ってないのか」と話し掛けてた事から、それなりに裕福らしい。少なくとも3歳の頃の幽助とは暮らしていたらしいが、それ以降は会った事がない様子。一緒に暮らしていた頃は幽助に手を上げた事もあったらしいが、本人曰く「愛情表現の一つ」らしい。
螢子の父
声:荒川太郎
螢子の父親。雪村食堂を経営している。幽助のことを「幽ちゃん」と呼び、可愛がっている。幽助が桑原に憑依した状態で訪ねてきたとき、幽助の話を信じず、妻と共に追い返したこともあった。
螢子の母
声:緒方恵美
螢子の母親。夫ともに雪村食堂を経営し、夫同様、幽助のことを可愛がっている。幽助復活の日に風邪で倒れてしまい入院。この為、螢子は母親に付きっきりになってしまい、幽助の復活の手伝いに遅れることになるが、ぼたんの霊界通信の媒体とされ、螢子を幽助の体のあるマンションに送り出した。幽助が魔界に旅立つ日に幽助と螢子のやり取りを夫ともに見届けた(アニメ版では見届けたのは夫のみ)。
桑原静流(くわばら しずる)
声:折笠愛
和真より3歳上の姉。美容師志望。弟よりも霊感、喧嘩が強く、和真にとって頭の上がらない人物。ドライな性格ではあるが、面倒見の良い姐御肌。好きなタイプは菅原文太&高倉健。幻海とは幽助達が出会う前から面識があった。作者のお気に入りキャラ。
アニメ版の暗黒武術会編では妖怪に襲われたところを左京に助けられ、好意を持つという描写があった。年齢も20歳(喫煙家の為)に変更。螢子の保護者的な面も描かれた。原作では和真のことは貶してばかりだったが、アニメ版では和真に対する情が何度か描かれ、和真が戸愚呂に殺されたと思ったときは涙を流した。
桑原の父
魔界統一後の話で登場。サングラスにアロハ風の服などファンキーな印象。雪菜のホームステイを許可する。身長が194cmと長身。
雪菜(ゆきな)
声:白鳥由里
飛影の双子の妹にして、流した涙が氷泪石に変わる氷女の少女。幽助たちより年下[4]。治癒能力を持ち、冷気を発生させることもできる。心優しい性格で人思いだが天然な面もある。桑原とは親密な関係だが、雪菜が桑原からの求愛を理解していないため、恋仲には発展していない。飛影が実の兄であることは知らないものの信頼を寄せている。容姿は飛影とは全く似ていないが、アニメでは瞳の色が同じで、身長も同じ[4]
掟を破って氷河の国を抜け出し、動物と遊んでいる所を人間に捕えられ、後に垂金に5年間監禁されるが、幽助たちに助けられる。氷河の国に戻るが、浦飯チームの力になるためと生き別れの兄探しのために、期限付きで人間界に戻り、浦飯チーム応援団と行動を共にする。武術会終了後は時折、幻海の寺に顔を出しており、アニメ版では共に過ごすようになる。実は期限付きというのは嘘で、兄を国から追放するほど、心を凍りつくしてまで種族存続を守ろうとする故郷を恨み、兄を探し出すのは、氷河の国への復讐のためだった。自分の兄が炎の妖気に包まれていたことを知っており、飛影が兄と近い種族だったため、飛影が魔界に旅立つ際に、自分の氷泪石を渡して欲しいとの口実と共に、兄の捜索を依頼する。その際、氷河の国への恨みを吐露するが、飛影からは叱咤された。魔界統一トーナメント終了後は桑原家にホームステイする(アニメでは描かれず)
原作において、雪菜が飛影の妹だと明確に知っているのは、兄である飛影、幽助、蔵馬(原作では幽助から知らされたが、アニメ版では最初から知っていた)、躯(飛影と意識を共有して知った)、ぼたん、コエンマだけとなっている[注 5]
氷菜(ひな)
声:川村万梨阿
氷女。飛影と雪菜の母親。氷河の国の掟を破り炎の妖気を持つ男性と密通し、忌み子である飛影を産んだため死亡する。
アニメ版では泪が飛影を捨てる現場に立ち会い、絶望し自ら命を絶つ。
泪(るい)
声:水谷優子
氷女。氷菜の友人。生まれて間もない飛影を、国の掟に従い天空に浮かぶ氷河の国から罪悪感を持ちつつ投げ捨てた。氷菜亡き後、雪菜の面倒を見ており、雪菜に兄の存在を告げる。アニメ版では数年後、成長した飛影と氷菜の墓前で再会している。
南野志保利(みなみの しおり)
声:滝沢久美子 / 101話以降:佐藤ユリ
南野秀一としての蔵馬の母親。40歳。蔵馬が9歳のとき、息子を庇って両腕に傷が残るほどの怪我を負う(アニメ版ではカット)。初登場時には重い病気を患っていたが、暗黒鏡の力で回復に至る。その後、中小企業の社長(畑中)と再婚した。
喜多嶋麻弥(きたじま まや)
声:松岡由貴[5]
南野秀一(蔵馬)の中学時代の同級生で、彼に好意を寄せていた。元々多少の霊感があり、蔵馬の近くにいることで霊力が増し妖怪が見えるようになった。近辺を縄張りとしていた妖怪・八つ手に捕まり、蔵馬に助けられるが、彼女の身を案じた蔵馬によって、彼への想いごとそのときの記憶を抹消される。
畑中(はたなか)
蔵馬の養父。中小企業の社長。志保利とは彼女のパート先で出会った。蔵馬は幽助と出会った際に「俺がいなくなっても、彼(畑中)がいてくれるから、母は大丈夫」と発言したことから、蔵馬からも信頼されている。アニメ版では初登場である盗賊編には登場せず、魔界編で登場した。
畑中秀一(はたなか しゅういち)
声:深水由美
蔵馬の義弟で、中学生。母の再婚相手(畑中)の1人息子。蔵馬を「秀兄ィ」と呼び[注 6]、関係は良好なようである。再婚前は「秀一さん」と呼んでいた(アニメ版にて)。魔界編では人質として、鯱の差し向けた空によって半年間、身体を乗っ取られていた。

皿屋敷中学[編集]

竹中(たけなか)
声:西村知道
皿屋敷中の教師。厳格ではあるが人格者であり、幽助や桑原のことも不良だからとて見下さず、1人の生徒として見ている。幽助のことをよく叱るが、実際は気にかけており、幽助が死亡した際には哀悼の意を表したり、岩本が仕組んだ盗難事件で濡れ衣を着せられた際は擁護した。明石の工作を見破り、桑原の窮地を救ったこともあった。幽助と桑原も内心では竹中を慕っているようで、幽助は飛影との戦いで補習授業を抜け出した際には竹中に謝罪の言葉をかけ、桑原は岩本のことは呼び捨てにしているが、竹中のことは「竹セン」と呼んでいる(幽助も前述の補習授業の際に「竹セン」と呼んでいた)。魔回虫に操られた岩本たちに襲われた後、通院するようになったが、幽助たちが進級した頃には完治していた(アニメ版では、通院は語られず)。
岩本(いわもと)
声:稲葉実
皿屋敷中の教師。幽助を「不必要な膿」と非常に忌み嫌っており、どんな手を使ってでも彼を学校から追い出そうとする。性格は非常に陰湿で腹黒い。それが災いして朱雀の蟲笛に操られてしまい、螢子とぼたんを襲うも幽助の活躍により未遂に終わる。事件後、警察から事情聴取をされ続けた(アニメ版ではカット)。魔界編の導入部で再登場し、幽助のことを他の生徒に対する「悪い見本」として発言していた。以前に比べると幽助の存在価値を認めているかのような発言ではあるが、差別的なニュアンスであることに変わりないため、桑原から舌打ちされている。螢子からも良く思われていない。幽助が初めて霊丸を使用した相手でもある(盗難事件の直後、幽助に後ろから霊丸を撃たれた)。
明石(あかし)
声:西川幾雄
皿屋敷中の教師(理科担当)で桑原の担任。幽助の通夜の際に岩本と共に幽助の死を嘲笑う発言をしたり、桑原の解答用紙に細工を施したり(アニメ版では岩本の入れ知恵)したが、どちらの時も竹中に一喝された。
校長
皿屋敷中の校長。温子ならではの懇願で、復活した幽助の復学を許可した。登場は後姿のみ。
夏子(なつこ)
声:大谷育江
螢子の友人でおかっぱ頭に眼鏡をかけている。ツインテールの少女(声:緒方恵美)と行動していることが多い。2人とも幽助のことを恐れており、その幽助と対等にいる螢子に驚いている。累ヶ淵の不良にぶつかった際には因縁をつけられるが、桑原の舎弟たちに助けられた。
大久保(おおくぼ)
声:宇垣秀成
桑原の友人。前回の理科のテストは39点。前髪をオールバックにした、ちょっと丸い体型の少年。母子家庭で幼い弟妹がいる為、特例でバイトをしている。
桐島(きりしま)
声:真殿光昭
桑原の友人。前回の理科のテストでは52点(アニメでは45点)。桑原一行の中では美形。読者からも人気が高く、原作第1回人気投票では9位。アニメ版ではキャラクターデザインが異なる。桑原が雪菜の一件で渋くなったときの賭け事では「女にふられた」と考え、幽助から正解と評された。
沢村(さわむら)
声:関口英司
桑原の友人。前回の理科のテストは45点(アニメでは52点)。丸刈り頭で桑原の舎弟の中では隊長クラス。よく桑原のボケに突っ込む役。
桑原の舎弟3人は累ヶ淵の不良に絡まれた螢子達を助ける等の義侠心ある一面も見せ、リーダー(桑原)の男気を如実に表している。桑原の宿敵である幽助とは敵対関係にあったが、桑原が幽助と友情が芽生えてからは、幽助とも親しくなった。魔装束に唆された不良たちに痛めつけられたり、メガリカのライブ後に桑原と共に御手洗に襲われたりと、人知を超えた力の関連で災難にも遭っている。
高井(たかい)
幽助の同級生。眼鏡をかけた、几帳面な感じの少年。岩本にオーダーメイドの(幽助曰く趣味の悪い)万年筆を盗まれた。
幽助の偽従兄弟
声:檜山修之
他校の不良たちに絡まれた際に幽助の従兄弟を名乗って不良たちを黙らせた上に財布まで手に入れた。喫煙しながら自慢げに話していた際に幽助に聞かれてしまい、彼から500円をカツアゲされる。その直後に現れた岩本は幽助の言い分も聞こうとせずに幽助を罵倒し、足下に落ちていた火の付いたままの煙草も幽助の仕業と思い込んだ。アニメ版では喫煙は描かれず、カツアゲは殴ろうとしていたシーンに、足下の煙草も財布に変更された。
みさこ
声:本多知恵子
アニメオリジナルキャラクター。第3話で桑原を襲おうとした不良たちに突き飛ばされて気を失った際に幽助に乗り移られ、不良たちを叩きのめした。

霊界関係者[編集]

コエンマ
声:田中真弓
霊界の長(閻魔大王)の息子。霊界探偵としての幽助の上司。普段はおしゃぶりをした赤ん坊のような姿で、実際は700歳以上。人間界に来る際には、人間界Ver.としての青年姿(おしゃぶりはそのまま)で登場。見た目も子供なら中身も子供だが、700歳も生きていることは伊達ではなく、年長者らしい面も見せる[注 7]。物語が進むにつれ、幽助とは上司部下の関係を超えた信頼で結ばれる[注 8]。盗賊編や劇場版で霊界の宝が盗まれた事が父親にバレた際には、尻を100回叩かれた。銜えているおしゃぶりは、霊力を貯めるための魔封環で、最強クラスの防御技を発動させることができる(大量のエネルギーを費やす為、滅多に使えない)。暗黒武術会の決勝戦では幻海の代わりに浦飯チームの一員として出場。あくまでも数合わせのために来ただけであり、脱出用のロケットを背負った状態で参加した。副将戦では左京の提案に乗り、自身の命を幽助の勝利に賭けた。アニメ版では浦飯チームのオーナーとしても活動しており、ジョルジュと一緒に観戦していた。武術会終了後、死に急ぐ左京を説得するが、彼の意思を変えることはできなかった。ぼたんやジョルジュと共に、霊界関係者という肩書きを伏せた上で、魔界統一トーナメントも観戦した。
ジョルジュ早乙女(ジョルジュ さおとめ)
声:西村知道
アニメオリジナルキャラクター。
コエンマの部下の青鬼。コエンマと漫才コンビのようなやり取りを見せる。
声はナレーターの西村知道が担当しており、最初はナレーターとは別人扱いであったが、アニメ111話(最終回前話)では、本編のナレーションを全て自分が喋っていたことを明らかにした。
暗黒武術会では聖飢魔IIの歌を歌い、半ば強引に小兎と共に戸愚呂弟戦の実況をした。頼り無げなイメージが強いが、コエンマの部下という自覚は持っており、暗黒武術会編にてコエンマに接触したダフ屋に対しては、普段の彼からは想像もできない程の毅然とした態度で接していた。その反面、好奇心などが先行する節があるようで、コエンマとぼたんと共に魔界統一トーナメントの観戦に訪れた際は、自分たちの素性を隠しているにも関わらずに、自身のことを知る小兎のいる実況席に乱入し、直後にコエンマに咎められるシーンがある。また、暗黒武術会の決勝戦では、戸愚呂弟の放つ強烈な妖気に曝されながらも最終的に生存したことから、ある程度の霊力を持ち合わせているようである。
なお、黒桃太郎戦の彼の話によると、ご先祖が『桃太郎』に登場する鬼ヶ島の鬼らしく、闇アイテム「奇美団子」を見て恐怖を感じていた。
幽☆遊☆白書FOREVER』では、バトルキャラクターとして特別出演。詳しくは幽☆遊☆白書FOREVER#ゲームオリジナル技を参照。
元々の役名は「秘書の鬼」であったが、名前を付けたいと思った西村知道の依頼で、田中真弓が「ジョルジュ早乙女」と名付けた。
ぼたん
声:深雪さなえ
死者を霊界に連れていく霊界案内人、もとい死神[6]。生年月日、年齢、血液型は全部不詳で、趣味は空中散歩[7]。名前の由来は死を連想させる花(牡丹)から[6]。髪の毛をポニーテールで結っている、姐御喋りをするコエンマの部下。通常時は着物姿で、櫂(カイ)に乗って空を飛ぶ。車に轢かれて一度死んだ幽助の御目付け役を務め、幽助が生き返った後は霊界探偵の助手として幽助たちをサポートする。本人いわく‘死神のような’職のわりには快活で明るく、喜怒哀楽をハッキリ顔に出す人間以上に俗世っぽさの色濃い性格。おっちょこちょいな面もあるが、基本的にはコエンマのスタッフの中でも有能な人材。霊力はそこそこ強く、心霊医術による幽助らの回復や妖気の防御といった面でしばしば活躍する。好奇心半分ながら、常に幽助と螢子の仲を気にしたり、同僚(あやめ)とコエンマの間を気遣ったりと、周囲への気配りを絶やさない、非常に友人思いの性格。人間界では実体のある身体(人形のような仮初めの物)で活動している。アニメ版では霊体の身体がそのまま必要に応じて可視化・実体化する。また、武術会では浦飯チームのトレーナーとしても活動した。かなりドジなところもあり、霊界七つ道具を出すたびに蔵馬に突っ込まれたり、海藤戦で桑原が魂を抜かれたときに思わずタブーを言ってしまったりした。
あやめ
声:亀井芳子
霊界案内人。容姿はぼたんよりやや年長に見え、物腰や言動も落ち着いているが、案内人としては彼女の後輩に当たる。黒っぽい色調の着物を着用。初登場は暗黒武術会の終了直後。戸愚呂(弟)が人間から妖怪に転生した理由をコエンマの命で調査した。魔界の扉編ではコエンマの指令で境界トンネルの調査を行なった。魔界編ではエンマ大王の命を受けて黒呼に幽助の抹殺を指令した。エンマ大王が失脚した経緯から気落ちしているコエンマに対しては、単に上司に対して向ける以上の気遣いをしている。
エンマ大王
声:福田信昭
コエンマの父親。霊界の長であり、魔界の人間界への台頭を抑えて人間界における霊界の利権を守るために、不正な手段で魔界住民の人間界での非道行為の件数を水増しし、魔界と人間界を隔てる結界の維持の根拠としていた。後にその事実をコエンマが告発したことにより、罷免された(アニメ版ではその辺りが描かれず)。清廉潔白かつ厳格な性格。アニメ版では、命令に背いてまで自分の考えを抱くようになったコエンマを、親として息子の成長を認めるような節が描かれた。
プー
声:白鳥由里天野由梨(変化後)
幽助の心をエネルギーとして生きる霊界獣(いわゆる幽助の分身)。幽助が生き返るにあたりコエンマが課した試練が「霊界獣の卵を孵すこと」だったが、幽助が生き返る時期が早まったため、コエンマによって霊界で保護されていた。暗黒武術会準決勝前に孵化。人の頭ほどの大きさで、平仮名程度の文字は書けるが、プーとしか鳴かない。青い体に丸い目、足と嘴が黄色い、小犬とペンギンが混ざった様な姿から、螢子にプーちゃん[注 9]と可愛がられる(雪菜はプーさんと呼ぶ)。その命は幽助と繋がっている。
幽助が魔族として覚醒する際、鳳凰を思わせる大きな鳥の姿に変化、霊界のエリート戦士(霊界の特別防衛隊)の攻撃から幽助をかばい、コエンマと幽助を魔界へ連れて行った。人間界帰還後は幻海の寺で生活しているらしい。暗黒武術会決勝時と、霊界クーデター時の2度、幻海が憑依した。ゲーム『THE BATTLE OF 幽☆遊☆白書 ~死闘!暗黒武術会~』ではバトルキャラとして登場し、幽助以外にも桑原、蔵馬、飛影のプーもいる。『幽遊白書FOREVER』では、様々な格闘家のプーが登場し、ときには(プーとしかしゃべれないが)ナレーションをすることもある。
レナ
声:不明[注 10]
コミックスの余白スペース[8]に「たった1コマキャラクター」と称して描かれたキャラクター。ぼたんの友達で、好みのタイプの男性に死の予告をするのが一番の幸せ。アニメでは第67話にて、ぼたんとあやめと共に駄弁っている場面で登場、今月で20人を霊界に案内したことを嬉しそうに語っていた。アニメでの髪色はに設定されている。

霊界特別防衛隊[編集]

霊界のエリート戦士集団。幽助が魔族に転生するのを防ぐために抹殺指令を遂行しようとするが失敗する。力を合わせればA級妖怪とでも互角に戦える。蔵馬が魔界で有名な盗賊だったときに、怪我を負わせ追い詰める。結界術に長け、樹が開けた魔界の穴を協力して数日で開閉でき、またS級妖怪さえ通れない結界も張れる。

原作では隊長の大竹以外の隊員はA級より上である最上位のS級妖怪の存在を幽助の魔族覚醒まで知らなかった。霊界最強を自負していた彼らは、人間ながらS級妖怪のレベルにまで達した仙水やS級妖怪に転じた幽助の存在とその能力の高さの前に殆ど無力であったため自信を喪失しかけるが、大竹の喝で自信を取り戻す。

大竹(おおたけ)
声:中村秀利
隊長。職務に忠実であり、自信を喪失した部下を立ち直らせるなど、隊長としての器量は確か。魔族化した幽助を抹消できなかった責任を取り辞職し、舜潤が隊長職を継ぐ。後に宗教テロリスト正聖神党のメンバーとなる。アニメ版では正聖神党の話は描かれなかった為、辞職後は不明。原作同様に幽助抹消の任務の邪魔をしたコエンマに怒るも、アニメ版ではコエンマが我が身を犠牲にする覚悟で魔封環を使用したことは認めており、事件後のエンマ大王との会話でコエンマを擁護する一面も見せた。
翁法・草雷・才頭(おうほう・そうらい・さいとう)、舜潤・倫霞・俠妃(しゅんじゅん・りんばい・りょうひ)、長身の男・黒髪短髪の男
声:伊藤和晃石井康嗣岸本光正雨蘭咲木子喜田あゆみ高山勉(91話)、氷上恭子(92話)、石田敦
大竹の部下。前者は魔界の穴を塞ぐ任務に就いた、黒髪長髪の男・セミロングの女性・坊主頭の男の3人組。後者は妖怪が来たら始末するため亜空間で待機していた、ピアスの男・モヒカン頭の男・鉢巻を巻いた女性の3人組。最後の2人は名前が出なかった。舜潤と俠妃はアニメ版では幽助が魔界に旅立った直後、幽助に惹かれた発言をした。

霊界探偵編[編集]

剛鬼(ごうき)(吸魂鬼)
声:若本規夫
飛影・蔵馬とともに、霊界の三大秘宝を盗み出す。三人の中で唯一の前科者で、唯一の凡人妖怪。秘宝「餓鬼玉」によって子供の魂を吸出し食べていた(消化には一日かかる)。本来の姿である吸魂鬼になると鋼のように強固な肉体に変化する。
幽助との最初の戦いでは人間態でダメージを受け、子供の魂を吐き出してしまった後、吸魂鬼に変身し、幽助を追い詰めたが、ぼたんの機転で大勢の人間が来たと思い込み、とどめをささずに立ち去る。翌日、子供の魂を食べ続けていたところに幽助が現れ、二度目の戦いを展開。前日同様に幽助を圧倒するが、幽助の手で口につっかえ棒を付けられて開いたままとなった口内に霊撃輪具で強化された霊丸を撃たれて敗れる。子供たちの魂も全て解放された。口内に直接霊丸を撃ち込まれた描写から死亡したかに思えたが、その後は逮捕されたとの事で生存しているようである。
その後の暗黒武術会編での裏御伽チーム戦にて、蔵馬が妖狐に戻った際に飛影の回想シーンにて登場している。
コウモリ使い
声:千葉繁
魔性の森に住む。森の入口からまっすぐ大きな木に向かうと彼の棲み家に入る。蝙蝠を操り人間の血を好む。迷い込んできた者から金品を奪う。動きは素早いが、幽助曰く飛影に比べれば大したことはないらしい。原作とアニメで大幅にデザインが異なる。
牙野(きばの)
声:中村秀利
幻海弟子選び戦4回選考での幽助の一回戦の相手。霊能力者で格闘技全般に優れる。霊感能力はいささか低いが、暗闇の中での戦闘で、全ての感覚を遮断する特殊マスクを使い幽助を相手に有利に戦う。煙草の火によって居場所を見破られ、霊丸に敗れる。選考会参加者の中では霊撃力が最も高く、霊気で筋肉を著しく発達させて放つ大腕硬爆衝によるラリアットの威力は絶大。また、霊撃力はないが、投げ技の発展型「斬投旋風撃」もかなり強力。
霊撃力は175(幽助は155)、霊気量は85、霊感応力は7勝8敗。
風丸(かぜまる)
声:真殿光昭
幻海弟子選び戦4回選考での幽助の二回戦の相手。要人のボディーガード等を務める、忍者の末裔。霊気砲と、ターゲットの霊気を追尾する、火薬入りの手裏剣を操る。黒田を苦戦の末に霊気砲で破り、幽助と対戦する。牙野戦でのダメージが癒えていないがパンチ力だけはまだ残っていた幽助に対し、近づくのは危険と判断し追尾型手裏剣爆弾を使用し追いつめる。道連れ覚悟で向かってきた幽助を霊気砲で返り討ちにしようとするが、幽助が沼に落ちて消えたように見えたことに動揺した為、自身が追尾型手裏剣爆弾の餌食となる。
霊気量は100と高いが音痴。霊撃力130、霊感応力12勝3敗(桑原は15戦全勝)。
黒田(くろだ)
声:城山知馨夫
殺し屋。風丸の商売敵でナイフ使い。一回戦において得意のナイフで風丸を追い詰めるが、最後は霊気砲にやられる。
霊撃力142、霊気量40、霊感応力12勝3敗。
珍宝(ちんぽう)
声:西村知道
謎の中国人。アニメ版では自ら「さすらいの中国人」と名乗っている。一回戦で少林と戦うが、総合力で負ける。
霊撃力105、霊気量71、霊感応力10勝5敗。
武蔵(むさし)
声:荒川太郎
妖魔退治をしている。真抜刀流剣師範代。一回戦で桑原と闘う。修行の末に、気配を消すことができるようになり、暗闇での戦いで桑原の霊感を封じ、翻弄した。霊験あらたかな破邪刀を用いた「真抜刀流光子剣」で桑原を追い詰めるものの、逆に破邪刀が欠け、その切れ端を思わず手に取った桑原に霊剣を繰り出されて負ける。
霊撃力138、霊気量75、霊感応力13勝2敗。
乱童(らんどう)(少林・しょうりん)
声:井上瑤 / 2007年ゲーム:皆川純子
99人の高名な霊能者の奥義を破って自己の技にし、それと同時にその霊能力者を殺していた妖怪。100人目として選んだ幻海師範の弟子選考会に修行僧「少林」として参加する。桑原との戦いで本性を表し、「火掌発破拳」で戦うが、桑原の首位打者剣で弾き返されたため、「縮身の術」で桑原を縮小し勝利。その後幽助との戦いで「斬空烈風陣」で戦うが思わぬ反撃で痛手を喰らい、分が悪いと判断し乱童としての正体を明かす。妖気の糸で幽助を縛り上げ、徹底的に痛めつけた後に魔界魚の餌にしようとするが、桑原の喝で息を吹き返した幽助のパンチ(アニメでは霊丸同士の勝負)を受けてダメージを受ける。全ての力を使いきった幽助を見て勝利を確信し、縮身の術で小さくしてから嬲ろうとするが、幽助の耳に池のが詰まっていた為に呪文が聞こえず縮身の術をはね返され、縮んだ体に幽助の全体重をかけたエルボーを喰らい敗れる。幻海いわく「敗因は技におぼれ、慢心したこと」。戦闘後は縮小状態のまま自分の吐いた糸で簀巻きにされ、ぼたんに連行されることになり(アニメ版では簀巻きにされず)、金庫の中に入れられる。
少林時の霊撃力は121、霊気量は73、霊感応力は10勝5敗。
少林の姿のときには格闘能力が低く、そのため前述の霊能者達から奪い取った技「火掌発破拳」「斬空烈風陣」を多用していた。だが、本性を現した際には口から硬質な妖気の糸を吐き出したり、魔界魚を召喚したりと、人間の技よりもむしろ高等妖怪らしい技を使用していた。格闘センスと技術の模倣能力に優れており、結局は幽助の霊丸に押し負けたものの、ただ一度見ただけの霊丸を見よう見まねで模倣してみせた。その技術力を見て、幻海も、もし霊光波動拳の奥義が乱童の手に渡れば、いずれは自分以上の使い手になるだろうと語っていた。
原作では乱童になってからも口調や一人称(僕)は少林のときと同じ。アニメ版では乱童になった後は口調が荒っぽくなり、一人称も「僕」から「俺」に変わったが、残虐な面は共通している。

四聖獣及び関係者[編集]

妖魔街の住人。いずれも中国起源の伝説上の生物、四神が基となっている。

朱雀(すざく)
声:飛田展男
四聖獣のリーダー。その危険性から、他の3人とともに迷宮城に封印されていたが、蟲笛を使って人間界を混乱させることで、霊界に人間界への移住権を要求してきた。闇奥義と雷、それに妖気を融合させて妖雷波を作り出す暗黒雷迅拳の使い手で、「暗黒妖籠陣」を用い、自らを7人にすることも出来る。人間に近い容姿をしており、説明口調で話すのが特徴。髪と一体となっている赤い部分が触角であり、これを傷つけられると闇奥義をうまくコントロールできなくなる。そのため、ダイヤよりも硬い黒甲冑で触角を覆い、戦闘中も常に触角に気を配りつつ闘っていたが、幽助の最初の霊丸をはじき返したときの衝撃で、すでに触角にダメージを受けていた。 蟲笛で魔回虫を操ることができ、魔回虫に寄生された人間たちに螢子を襲わせた。
幽助の戦いでは片手だけで戦っていたが、暗黒雷迅拳を防がれて思わぬ反撃を許したことから、暗黒妖籠陣で7人に分裂。ダイヤをも砕く威力があるという「六獄暗黒雷光波」での多重攻撃で幽助を負傷させた。負傷した幽助を捕らえて「彼女(螢子)の心臓を食うと誓えば、お前(幽助)の魂を魔界で浄化して、妖怪に転生させてやる」と告げて屈服させようとするが拒否される。分身二人に電撃攻撃を続けさせ幽助を嬲るが、人間界の螢子とぼたんの様子を見せつけられ、幽助が息を吹き返してしまい、自身は幽助を甚振るために電気を放ち続けた為に雷光波が撃てない状態となったところに、幽助のショットガンで大ダメージを受ける。1人だけは致命傷を免れ、倒れた自らの分身たちから妖気を吸収し全快、再び7人に分裂し最大級の「七獄暗黒雷光波」で決着をつけようとした。しかし、触角にダメージを負っていた為に技を完全に制御しきれず、逆に幽助の命がけのショットガンを受けて全滅。最期は自らが侮っていた人間の絆の力を認めるに至った。原作では触角の傷に気付いたのは敗れた後だったが、アニメ版では最初の七獄暗黒雷光波で幽助を倒せなかったことに疑問を感じた際に気付いた。
六獄暗黒雷光波(りくごくあんこくらいこうは)/七獄暗黒雷光波(しちごくあんこくらいこうは)
分身した朱雀が一斉に雷撃を放つ。人数によって上記のように2パターンの技名がある。
玄武(げんぶ)
声:島香裕
四聖獣の先兵で、岩石でできた巨大な亀のような妖怪。白虎が言うには使い走りらしい。岩石でできた体で、岩の部屋の中を自由に移動できる。また、体を自由に分離することも可能。岩石でできた尻尾にも破壊力がある。体の岩をコントロールする「中枢岩」(ちゅうすういわ)がある限り、どれだけ微塵切りにされても再び集結することができる。蔵馬との戦いでは、初めは死角からの攻撃などで蔵馬の腹部に傷を負わせるが、蔵馬がまき散らした薔薇の香りで居場所を見切られ、「華厳裂斬肢」で切り刻まれる。再生後、今度は「爆裂岩衝弾」で襲いかかるが、再生の為に中枢岩が光ったことを見逃さなかった蔵馬に中枢岩を奪われてしまい、頭部が股間に付いてしまったという醜態を晒した直後、中枢岩を破壊されてしまい死亡。使い走りとは言われたが、蔵馬を苦戦させて戦えなくなるくらいに深手を負わせた。
爆裂岩衝弾(ばくれつがんしょうだん)
自らの身体を分離させて敵にぶつける技。
白虎(びゃっこ)
声:渡部猛
3m近い巨大な虎の様な姿の妖怪。粗暴な外見に似合わず、四聖獣の中ではかなり多彩な技を持つ器用な妖怪で、口から全てを粉砕する振動波を出し、むしりとった体毛は分身妖獣となる。他に爪のような鋭い刃を飛ばすことも可能である。霊気を吸収する能力を持ち、どんどん巨大化していく(ただし限度はある)。情報源は不明だが、なぜか人間であるカール・ルイスのことを知っている(アニメ版ではカット)。初めは自分の相手が桑原一人であるのを見て、自らが戦うまでもないと4匹の分身妖獣に相手をさせていたが、分身妖獣が4匹とも桑原によって拘束された為、今度は自らが桑原と戦う。桑原の霊剣から霊気を吸収し、力を蓄えて桑原を圧倒するが、桑原の霊気量が僅かながらに自身の体の許容量を超えていたことが仇となり、腹が破裂し、吸収した霊気を失う(このとき、穴のあいた風船のように飛んだ)。戦う場所を濃獄酸だらけの自らの部屋に移して戦闘を再開。「鳴虎衝壊波」で、桑原の足場を削り、じわじわと追い込んだが、伸びる霊剣を棒代わりにした桑原の奇襲からのパンチを受けて濃獄酸の海に落ちた。瀕死の中、生命維持の為、妖気を分けてもらおうと青龍に頼むが、魔闘凍霊拳を受けて無残に殺される(アニメ版では絶命したと同時に涙を流していた)。死後、頭部は飛影の服で隠されたが、アニメ版では飛影が青龍を倒した後、無念が晴れたかのように凍りついた白虎の頭部は消え去った。
アニメ版オープニング(第1話から第66話)では螢子とぼたんに襲い掛かるが、幽助と桑原に倒されるシーンが描かれた。
分身妖獣(ぶんしんようじゅう)
白虎の毛から生まれる。桑原の霊剣で突き刺されるものの、それだけでは死なず最後は「化け物の串刺しドーナツ・ヴァージョン」にされた。
鳴虎衝壊波(めいこしょうかいは)
口から「分子クラスまで破壊する振動球」を吐き出す技。濃獄酸だらけで小さな足場が転々と並ぶ自らの部屋で使うと、足場を次々に破壊するため苦戦させられる。避けるしか術はない。
青龍(せいりゅう)
声:千田光男
四聖獣の一人。朱雀のように四聖獣の中では人間に近い容姿をしているが、体色は青い。氷の拳士で本人いわく、絶対零度に近い拳を秒間(アニメ版では瞬間的に)百発叩き込むことができる。飛影と戦う以前まで、この拳を見切れるのは朱雀だけだったらしい。一応四聖獣の中では朱雀の側近のような立場で、朱雀に対して「様」付けするなど、自身より実力が上の者に対しては卑屈。朱雀にはいたって忠実だが、仲間意識がない冷酷な妖怪。そのことについて偉そうに高説をしていたが、怒りの飛影の手で一瞬のうちにバラバラにされ、絶命した[注 11]
アニメ版では飛影と戦う前に彼を仲間にしようと声をかけた。戦闘では部屋中を氷漬けにし、飛影の退路を断ち、一時は飛影の足や腕を凍らせたものの敗北。絶命直前になって自分が既に何度も斬られていたことに気がつき、消滅した(作者曰く「名前からしてもっと強敵にできそうだったが、飛影と当たったのが運のつき」)。飛影の話によれば、凍矢の方がはるかに階級が上らしい。
魔闘凍霊拳(まとうとうりょうけん)
濃獄酸の中に落ちた後、助けを求めてやってきた白虎を粉々にした技。絶対零度に近い凍気の拳を秒間百発叩き込み、凍らせた相手に飛び蹴りを入れることで粉砕する。アニメ版では読みが「魔闘凍霊拳(まとうとうれいけん)」となっている。
ムルグ
声:横山智佐近藤玲子ナムコ版ゲーム)
朱雀の使い魔の妖鳥。化粧のようなものをしているお喋りな鳥。朱雀に心酔している。朱雀以外の四聖獣のことは見下しており、負けたことを知ったときは嘲笑った。朱雀の命を受けて人間界に赴いて幽助のことを調べ、螢子の存在を朱雀に伝えた。これにより、朱雀は幽助を苦しめるために魔回虫が寄生した人間たちに螢子を殺させようとした。原作では途中からいなくなり、生死不明だが、アニメ版では幽助と朱雀の最後の撃ち合いで生じた衝撃に巻き込まれて死亡した。また、朱雀が最初のショットガンで倒れた際には、彼の代わりに蟲笛を守ろうとした。
腐餓鬼(ふがき)
四聖獣のいる場所、妖魔街の最下層の住人。階級を上げてもらおうと四聖獣に服従している。腐肉を主食としているが、好物は人間。
養殖人間(ようしょくにんげん)
意思はなく動作は鈍い。術者の命に従う。白虎、玄武の食糧でもある。飛影曰く、生きた木偶人形(アニメ版ではゾンビ)。
魔回虫(まかいちゅう)
蟲笛で操られる虫。陰湿な心を持つ人間に寄生し、その人間を殺人鬼に変える。本体そのものはとても弱く、踏めば倒せる(アニメ版では霊界製の強力殺虫剤を使用)が、霊力を持たない普通の人間には見ることすらできない。寄生された人間たちは幽助たちが四聖獣と戦っている間、ぼたんに倒されていくが(アニメ版のみ)、標的を螢子一人に絞った際には、ぼたんを負傷させた。アニメ版では螢子抹殺に赴く前にも、ぼたんを追いつめた。また、幼稚園児にも寄生を行おうとしていた(ぼたんによると、寄生されていたら命に関わっていたとのこと)。

垂金権造及び関係者[編集]

垂金権造(たるかね ごんぞう)
声:緒方賢一
雪菜を捕らえ、様々な拷問を加えて氷泪石を無理やり作らせていた非道な宝石商。薄汚い腐れ外道(桑原談)。元からあくどいやり方で商売をしていた。人間とは思えない化け物じみた容姿をしており、幽助から「妖怪よりも妖怪みたいな顔」(アニメ版では「妖怪よりも酷い容姿」)と揶揄された。BBC(ブラック・ブック・クラブ、アニメではブラック・ブラック・クラブ)という富豪層による賭博団体のメンバー。
BBCでひと儲けしようとたくらむものの、左京との日本の国家予算並みの金額である66兆2000億(アニメでは72兆3500億)円を賭けた大博打に負け破産し、その上に雪菜まで奪還されて[注 12]錯乱状態に陥ったところを、左京の指示を受けた戸愚呂弟によって頭部を蹴り飛ばされて殺害される。なお、それ以前には戸愚呂弟からその醜悪さ故に「いい死に方は出来ない」と言われていた。
アニメではコエンマが見ていた彼の調査書の前科欄は、相当多いらしい。
蛭江(ひるえ)
声:二又一成
垂金に雇われた闇ブローカー(アニメ版では妖怪集団)の一員で戸愚呂の部下。屋敷の入り口を守る妖怪集団の先兵で、蛸のような容姿をした妖怪。人間の姿に変身が可能で、普段はこの姿で活動している。人間界の欲望に魂を売った。幽助と桑原が最初に戦った闇ブローカーであり、霊剣で切り刻まれた後、霊丸で消滅させられた。闇ブローカーは全員がプロレスラーを一瞬で倒すことができる力を持つと言われるが、幽助たちと比べると非常に弱く全く相手にならず、他の妖怪集団12人も後を追うようにあっさりと全滅させられた。アニメ版では蜘蛛のような妖怪も登場しぼたんを捕らえるが、幽助と桑原の相手にはならなかった。
魅由鬼(みゆき)
声:水原リン
闇ブローカーの一員で戸愚呂の部下。三鬼衆の一の角。美しい女のような外見だが、実は男である(本人いわく、体は男でも心は女とのこと)。幽助に瞬時に胸と股間を触られ男だとバレて、一撃で敗れる。幽助に異議を唱えるが、結局は敗北を認める。その後、他の2人と共に戸愚呂の使いとして幻海のもとに出向き、暗黒武術会への招待状を届ける(アニメ版ではフードとサングラスを身に付けた女性と大男の二人組に変更されている)。アニメ版では、髪の毛を鞭のように振るい幽助を絞め殺そうとしたが、力が及ばなかった。衣装も若干変更が加えられている。
隠魔鬼(いんまき)
声:野島昭生
闇ブローカーの一員で戸愚呂の部下。三鬼衆の二の角。マントをかぶると消えることができ、姿を隠しての鋭い鉄爪による攻撃を得意技とする。ただし妖気自体は消すことができず、幽助と桑原を袋小路に追い込んだところを逆に逃げ場がないほどのパンチ(アニメではショットガン)を叩き込まれて敗れる。その動きは三鬼衆の中では最も素早く、桑原の霊感で大体の位置を探ることは出来ても、特定することは出来なかった。アニメ版では、桑原が着けていた「雪菜命」と書かれた鉢巻を引き裂いた。
獄門鬼(ごくもんき)
声:島香裕
闇ブローカーの一員で戸愚呂の部下。三鬼衆の三の角。素早さに長けた隠魔鬼に対し、彼は三鬼衆一の腕力を誇り性格も粗暴。原作では幽助と桑原のダブルキックで名乗る暇もなく倒される。アニメ版では幽助と桑原に同行していたぼたんを人質にとり、幽助と桑原を襲うが、ぼたんの脱出を許してしまった後は原作同様に倒される。鬼のような形相で、巨大な金棒を振り回して敵を粉砕する。
ヘレン
垂金が中東で入手した遺伝子操作が生んだ怪物。知能は低く、命令を聞くような頭は持っていない。気性は非常に荒く凶暴で、生きたライオントラを捕食する。垂金は戸愚呂を震えさせ報酬を値切ろうと企んだが、「動物好き」な戸愚呂が30%の状態で放った一撃で真っ二つにされた。アニメ版では戸愚呂に殺される前に振り下ろした腕を折られる。20%程度でも倒せたらしい(戸愚呂弟談)。原作では戸愚呂から「恨むんなら、おたくを作った狂科学とけしかけたご主人様を恨みなよ」と言われ、戸愚呂が幽助・桑原と交戦し、桑原が機転で致命傷を避けた際には「遺伝子操作の化け物よりは頭が回るようだね」と引き合いに出されたが、アニメ版では「狂科学」の部分がカットされたために「少しは頭脳プレイができるようだね」に台詞が変更された。
坂下(さかした)
声:鈴木勝美
垂金の秘書。オカマっぽい顔と貴族のような髭が特徴。雪菜を助けに来た飛影によって倒された。
雪菜の世話係
声:森川智之
垂金の部下で、雪菜の世話係をしていた男性。垂金の部下とは思えないほどの善人であり、雪菜に故郷の妹の面影を重ね、彼女を逃がそうとする。ところがこの目論みは垂金に見破られており、脱出まであと一歩のところで雪菜の目の前で射殺されてしまう。雪菜の回想内のみに登場。

その他[編集]

マサル
声:大谷育江
車に轢かれそうになった際に幽助に助けられた子供。本当は幽助が助けなくとも、サッカーボールがクッションとなり奇跡的に傷一つなく助かっていたらしい(『キャプテン翼』の主人公大空翼のパロディ)。母親(声:緒方恵美)と共に幽助の通夜に来たが、幽助が亡くなったことは理解していなかった。一緒に遊んでくれた幽助にお礼を言った。
ゲン
二丁目に住んでいる男性。予定より危篤が早かった為、霊界の職員たちが慌てていた。
正太(しょうた)
両親と愛犬のジロと共に生活している小学生の少年。泣き虫でいじめられっ子でジロに依存していたが、幽助のショック療法で強くなった。いじめっ子2人を強気な態度で負かした後、2人とは友人になる。美少女に弱いらしく、相当の女好き(幽助談)。
ジロ
正太の飼い犬。正太が心配で寿命の限界を超えて生き続けていたが、幽助の荒療治で強くなったのを見届けて昇天した。
さやか
声:白鳥由里
家族に愛されずに死んだ少女。正太を道連れにしようとして、幽助に止められる。その後、幽助の恋人になろうとするが、螢子を助けようとする幽助を見て身を引く。天国で彼氏を探すため成仏した。コエンマを見て「かわいかったなー」などと言っていたりもする。
アニメ版では、幽助が本当に周囲から復活を望まれているか調べるために霊界から派遣されて来た調査員として登場。その時の話で螢子が火事で窮地に陥った際に幽助の「徳」を使って螢子を救ったのは原作ではコエンマだったが、アニメ版ではさやかが霊界獣の卵を代償とすることで助けられる展開に変更され、消滅したと思われた卵もコエンマが回収していた。
志緒里(しおり)
正太の同級生で、かなりの美少女。
加奈(かな)
街中のベンチに座る地縛霊。病気のため、ケンジとの待ち合わせに行けなかったことを後悔している。昇天後、眼鏡をかけた男の霊とのんびりと話をしていた。
ケンジ
加奈の元彼。5年ほど前、待ち合わせにわざとかなり遅れても加奈が待っているかを賭けた。賭けに負けた後は全く連絡を取らなかったことから加奈の死すら気づかず、同じように複数の女の子を弄んでいたために幽助の怒りを買った。
ジュンコ&ヒロミ&カズミ&アキコ
ケンジが騙した女の子。
お爺さん
本名不明。事故で家族を亡くしたことと、その後の遺産問題で親族とトラブルを起こし偏屈になる。老い先短かったため、途中から信二に変身したたぬきのしっぽが見えていた。
信二(しんじ)
お爺さんの孫。交通事故で両親と共に死亡。
名称不明。昔、罠に掛かっていたところを信二とお爺さんに助けられる。恩返しのため信二に化け、五日間お爺さんの世話をし、その最期を看取る。
木内えり(きうち えり)
ある中学の3年生。3-C。担任から勝美に勝って名門のN高校に行くよう言われるが、勝美と一緒にS女子高に行く。
佐藤勝美(さとう かつみ)
えりの同級生。3-B。両親や担任からのプレッシャーから、彼女に呪いをかけた張本人。その呪いが大きくなって、えりが危うく死に掛けたことで深く後悔して謝罪した。後に、えりと一緒にS女子高に行く。
自殺した少年の霊
五年ほど前に自殺した少年の霊。えりや勝美の通う中学校の受験生。勝美の呪符に呼び寄せられた。死んだ当時は道連れにする気持ちがあり、受験生にとりついて悪さをしたが、えりを見ているうちに自分を恥ずかしく思い、改心した。えりに呪いをかけていた勝美に止めるように促した。
松尾末吉(まつお すえきち)
幽助の小学生のときの同級生。当時のあだ名は「ダメ松」。長年虐められていたが忌野中学の拳闘部に入り、最終的に試合で鮫島を倒す。気は弱いが基礎はしっかりしている。ボクシングの実力は高い。螢子に続く幼馴染。
立川(たちかわ)
忌野中学の2年で拳闘部所属。素行が悪い。対抗試合の出場権のことで松尾を逆恨みしリンチするが、取り憑いた幽助にあっさり伸される。
鮫島(さめじま)
臨終中学。気に入らない人間を部室に連れ込み、腕を折る&片目を潰す等立川以上にやばくて強い。対抗試合で松尾と当たり敗北する。顔を気にしている。
元本大助(もともと だいすけ)
累ヶ淵中に転校してきた不良。2-B。165cmで顔の長さは約40cmで、待つことをとても嫌う。工藤夕貴のファン。あだ名は「ダイちゃん」。名前の由来は元木大介。硬派を謳っているスケベな男。友人に因縁をつけたため、螢子に手酷くひっぱたかれる。螢子を気に入り溜り場に連れ込むが、一時復活していた幽助にあっさり倒された。
永吉(えいきち)
桑原の飼い猫で、彼にとても溺愛されている。累ヶ淵の不良に捕まったが幽助に助けられた。
累中不良リーダー
声:子安武人
桑原の愛猫を人質にとり、桑原達を脅していた累中の不良達のリーダー格。元本大助とは違うクラス。卑怯な手段を使っているところから見て、腕っ節が強いわけではないようだ。邪鬼に取り憑かれていた。
邪鬼(じゃき)
声:子安武人
妖怪。前科5犯の指名手配犯。人間の心の悪い部分に巣食い悪の道に誘う悪徳布教家。蘇った幽助に捕まった。
田坂(たさか)
蔵馬の中学時代の同級生。麻弥へ好意を抱いていることから蔵馬に嫉妬している。麻弥の両親から麻弥が帰宅していないことを蔵馬に知らせたことで、蔵馬は麻弥が八つ手に捕らわれたことを察した。ドラマCDには未登場で連絡してきたのも別の生徒に変更。
反吐鬼(へどき)
声:西川幾雄[5]
かつて蔵馬に半殺しにされた妖怪。人間に寄生して操ることが出来る。八つ手の配下になり蔵馬に復讐を誓うが八つ手に食われる。
八つ手(やつで)
声:加藤治[5]
妖怪や霊力の強い人間を食えば食うほど強くなる妖怪。マネキン人形の廃工場をアジトにしている。「人間にしても妖怪にしても食べるのは女に限る」というの持ち主で、蔵馬と飛影と交戦した際には麻弥や雪菜を食べたと嘘を付いた。蔵馬と飛影を圧倒するが、2人がコンビネーションを行うようになると戦況は一転し、囮のマネキン人形に引っかかった隙を突かれ、切断された。死に際には、麻弥が無事なことと雪菜を食べてはいないことを告げる。

暗黒武術会編(戸愚呂兄弟編)[編集]

戸愚呂チーム[編集]

浦飯チームの決勝戦の相手。前大会で優勝しており、強豪揃いのチーム[注 13]。一回戦で魔界狂戦士チームに勝った後、二回戦はシード扱いで一足先に準決勝に進出し、準決勝で五連邪チームと戦って同じく勝利する。

鴉(からす)
声:堀川りょう
戸愚呂チーム先鋒。チームの中では結構な理屈屋らしく、口数も比較的多い。相手の器量を分析する能力に優れる。自らの妖気を素に爆弾を作る実力を持つ支配者(クエスト)級の爆弾使い。長い黒髪が特徴の容姿端麗な妖怪だが、好きな者を自分で殺す事に快感を覚えるサディスティックな性格。美しいものを好み、蔵馬に異様な執着を持つ。口から火気物質を集める能力を持ち、マスクを外し火気物質を体内に集めると髪の色が変わる(アニメでは金髪)。かなり危険な状況になる為に普段はマスクで封印している。以前、戸愚呂兄弟と戦って敗北。この時、戸愚呂弟に80%の力を出させた。一人称は「私」だが、戸愚呂兄弟と戦った時は「俺」だった。
暗黒武術会決勝戦では、試合中に妖狐から人間の姿に戻った蔵馬相手に勝利を確信したが、蔵馬が初めて見せる格闘技で胸部を負傷。胸部の傷からの出血が仇となり、蔵馬が命を懸けて召喚した吸血植物に血液を吸い尽くされ、絶命(※試合上は10カウントにより蔵馬に勝利)。
妖狐蔵馬とも互角に戦い、多年草植物(オジギソウ)を燃やし尽くし、巨大爆弾で深手を負わせるなど、実力は高い。主な必殺技は「追跡爆弾(トレースアイ)」、「地下爆弾(マッディボム)」等。地下爆弾は喋ったりするなど、亜生物ながらも知能がある模様。美しいものを好む彼だが、作り出す爆弾(亜生物)は不気味な形状が多い。悪役の中では人気が高く、連載時に行われたキャラクターの人気投票では8位だった。名戦闘ランキングでは鴉VS蔵馬が1位である。
武威(ぶい)
声:金尾哲夫若本規夫(ゲーム版)
戸愚呂チーム次鋒。普段は寡黙で、飛影戦で初めて喋った。強力な大斧も用いるが、真の武器は強力な闘気。自分でも抑えきれない強力な闘気を抑える為、鎧を身に纏っているが、本気になると鎧を脱ぎ、体が浮かび上がるほど強力な武装闘気(バトルオーラ)を纏い戦う。以前に戸愚呂兄弟と戦って敗北するが、戸愚呂弟に80%の力を出させていた。邪王炎殺拳に対して多少の知識があり、決勝戦の次鋒戦では激戦の末に飛影の炎殺黒龍波を跳ね返すが、黒龍を"喰った"飛影の敵ではなく、バトルオーラも相殺されて敗北。戸愚呂兄弟、特に弟との戦いに敗北した後に修行に修業を重ねるが、自らの力に限界を感じ、戸愚呂には勝てなかった。仇敵であり仲間でもあった戸愚呂の最期を見届けた(アニメ版では描かれず)。
アニメ版では、鎧を外した後、追尾能力がある十字型武装闘気「オーラバトルクロスアタック」を放ち、飛影を攻撃。逆に自分に技をぶつけられるが、腰に巻いていた布がちぎれただけであまりダメージはなかった模様。また、武装闘気を手から放射する技も披露。彼が扱う巨大な斧はどこからともなく召喚されるが、斧自体には妖気は通っていないようだ。特徴的な彼の額の傷痕は、過去に戸愚呂弟と戦ってついた描写がある。
武威VS飛影のバトルは名戦闘ランキングでは2位。
戸愚呂兄(とぐろ あに)
声:鈴木勝美
戸愚呂チーム中堅(事実上は副将)にして、戸愚呂弟の実兄。弟と同様に元人間で、50年前の暗黒武術会で弟や幻海と共に戦った。その時にどのような武術を得意としていたかは不明。背格好は幻海と同程度くらいと小さく、弟の肩に乗って移動する事が多い。普段は物静かで理知的な振る舞いを見せるが、実際は饒舌で卑劣かつ残酷な性格。弟とは異なり、私利私欲の為に妖怪に転生。かつての幻海に歪んだ恋愛感情を抱いていたが、幻海が弟に殺された後はその死を嘲笑っている。このように他人の死や心の傷を嬉々として弄ぶ一面があり、これが仇となって彼は数度に亘り窮地に立たされる事となる(後述参照)
身体を自由自在に変形させる能力を持ち、主に剣や盾など弟の武器に変形(武態)して弟が操る武器となるが、単独でも強い戦闘能力を持つ。その他に重要な臓器や脳を身体の他の部分へと移動させる事が可能。暗黒武術会決勝戦では桑原と対戦、桑原が幻海の死を知らなかった事を知ると、右腕を幻海の姿にしての人形劇[注 14]で幻海の死を惨たらしく説明した。最終的には試しの剣の刃を巨大な円形状に変化させた桑原の攻撃で身体全体を一度に潰されて敗北。副将戦開始時に復活して弟に加勢しようとするが、逆に弟の怒りを買ってしまい高く蹴り上げられた後、落ちてきた所を殴り飛ばされて粉砕。会場外の海まで吹っ飛ばされた。ゲーム版では、ジョルジュ早乙女と戦うイベントが追加されている。
その後、ほぼ頭部の半分程の状態で海を漂いながら徐々に再生を続け、とある島(アニメ版では首くくり島の海岸)に漂着、悪さと強さを兼ね備えた者のみが感知可能な特殊な念波を発し、それをキャッチした仙水に拾われる。部屋の水槽の中で飼われていたが、程無くして仙水の策謀で「美食家(グルメ)」巻原定男に喰われる。しかし、逆に彼を内部から侵食し、その能力と喰われた室田の「盗聴(タッピング)」を吸収。結果、無限に再生し、他者の能力を奪い取り、更に他者の心を読み取る事が出来るようになった。天沼とともに桑原を拉致した後、入魔洞窟内で再度幽助達と対峙。その際、やむを得ず天沼を死に追いやった直後で怒りが収まらない蔵馬を挑発した為、邪念樹によって永遠に蔵馬の幻影と戦う生き地獄へと落とされた。
尚、原作とアニメ版では巻原に喰われるタイミングが異なっている。原作では桑原を襲撃する前の御手洗にその様子を目撃されているが、アニメ版では御手洗が幽助のマンションに運び込まれた直後に、それまで入っていた水槽が置かれていた部屋で喰われている(この時は仙水と刃霧がその場にいた)。桑原を捕らえる状況も異なっており、これらの要素の為にアニメ版では入魔洞窟内で対峙するまでは、幽助達に戸愚呂兄の存在が発覚しなかった(ただし、桑原だけは捕らえられた後に、入魔洞窟に向かう道中、車上にて仙水から彼の生存と経歴を聞かされていた)
戸愚呂弟(とぐろ おとうと)
声:玄田哲章
闇ブローカー(アニメ版では妖怪集団)の頭目で、戸愚呂チーム副将(事実上は大将)。作中で単に戸愚呂と呼ぶ場合はこちらの弟の方を指すことが多い(アニメ版でもスタッフロールにて「戸愚呂」と表記されている)。元人間のB級上位妖怪。過去に暗黒武術会優勝の褒賞として妖怪に転生、永遠の若さと人智を超えた力を得る。「筋肉操作」で筋肉の量を自在にコントロールし、増強された筋力での格闘能力が武器。垂金編では武器に変形した兄と共に戦っていたが、暗黒武術会編では自らの五体のみで戦う。筋肉操作80%だと拳の風圧が、100%だと指で弾いた空気が強力な武器となる(指弾)。80%以上になれば、弱い妖怪は一瞬にしてその攻撃的な妖気の圧力だけで死亡。80%の姿を見て生き残っていたものは、武術会以前では鴉と武威と自身の兄のみだった。普段の外見はかなりの大柄である以外は人間とさして変わらないが、100%になると怪物のような姿になり、通常時とは比べ物にならない妖力を放つ上、周囲の生命体のエネルギーを吸収するようになる(対象は生者・死者問わず、完全吸収された者は魂に変化する)。筋肉操作は劇中では20%・30%・45%・60%・80%・100%・100%中の100%を使用した。ストイックさやサングラスを着用している大男の外見とは裏腹にユーモラスな発言をすることも多く、相手を気遣う言葉を掛けるなど紳士的な面も見せる。戦いに生きる者を惹きつけるカリスマ性も備えており、幽助も彼の強さに憧れていた。語尾に「ねぇ」と付けることが多い。喫煙者であるが酒が苦手[注 15]で、オレンジジュースや烏龍茶(後者はアニメ版より)を好む。アニメ版ではバイクに乗るシーンが描かれ、その際にきちんとヘルメットを着用する真面目さも見せた。
兄と共に垂金(本当の契約者は左京)に雇われ、垂金の別荘で兄が変形した武器を用いて幽助・桑原と対決。20%に変身し、武態した兄との連携で圧倒的な力の差を見せつけるが、真の依頼主(左京)の計画に従い、隙を突かれたふりをしてわざと敗れる。幽助に武術会のことを告げに来た際には60%に変身し、幽助を恐怖させた(この際「3分でこのビルを全壊させてみようか?」と挑発。アニメ版では台詞は言わず、実際にビルを破壊する不言実行を見せた)。暗黒武術会決勝で幽助との決着を展開。序盤は80%で圧倒していたが、呪霊錠を解いて全力を出した幽助に自身もついに100%の状態で戦う。そのあまりの強さで幽助を圧倒し、幽助の力を引き出す為に桑原を殺害[注 16]する事で幽助の更なる力を引き出させる事に成功。自身も100%中の100%になり、幽助の渾身の霊丸を初めて防御に回って握り潰すも、フルパワーの反動で身体が崩壊。自身の全力を引き出せた事を幽助に感謝しつつ死亡。霊界裁判において、格闘家としての功績から軽い地獄で済む筈だったが、自ら望んで地獄の中で最も過酷な冥獄界へと赴く。
妖怪に転生した原因は、50年前の暗黒武術会が始まる数か月前に当時優勝候補No.1だった妖怪、潰煉に大会のゲストとして招待を届けに来たついでに弟子全てと格闘仲間を殺された為。それまで自分が最強だと錯覚していた彼は、当時の潰煉に全く歯が立たず、仲間さえ救えなかった(戸愚呂が弱かったわけではなく、幻海をして「潰煉の強さはあの時、誰にもどうしようもなかった」と言わしめているほどの強敵だった)。暫く行方をくらました後、心に鬼が棲んだ状態で大会に出場。決勝で潰煉を殺すが、優勝して敵を討っても自分自身の中で罪の意識が消えず、自分を責め続けていた。優勝の望みとして妖怪に転生し、償いという名の拷問の日々を送る。
冥獄界へ続く道で若き日の幻海と再会。幽助が自分と同じ道を歩まないように、幻海に幽助の事を頼んだ。
また、ドラマCDでは兄とともにギターを弾いているイラストが描かれている。
左京(さきょう)
声:古田信幸
戸愚呂チームのオーナー兼大将。生身の人間であり、あくまで名目上の大将である。長髪の二枚目の青年で、右目に傷がある。年齢は36歳以上。BBCのメンバーで、コエンマによれば、すでに劇中10年以上前(当時26歳前後)から、妖怪たちを利用して闇の世界で暗躍していた。劇中では垂金編で初登場。戸愚呂兄弟を使い、BBCで台頭してきた垂金を陥れ、破産にまで追い込む。暗黒武術会での優勝賞金を元に、人間界と魔界の間に境界トンネルを開くことを画策。暗黒武術会開催中、戸愚呂を使い、自分の思想を危険視し殺そうとした大会の有力者たちを返り討ちにする。過去に自分の命を4回、ギャンブルにかけたことがある。自分と他人の命に全く価値を置いていない[注 17]、生来の破綻者[注 18]。その一方でギャンブラーとしての誇りや戦いに関する美学は持っている[注 19]。浦飯チームとの決勝戦で初めてチームメンバーとして参加[注 20]。戸愚呂弟が幽助に破れた為、「戸愚呂弟の勝利に命を賭ける」約束を守る形で闘技場を爆破して自害する。
魔界の扉編においてはコエンマが仙水の霊界探偵時代の話をした際に10年前の左京が描かれ、アニメ版では人間の業を見てしまった仙水を見下ろすシーンが描かれた。原作にて一コマだけ描かれた10年前の左京は短髪であったが、アニメ版での上述のシーンに登場した際は、現在と全く変わらない姿をしている。
至極全うな家庭に生まれ育ち、4人の兄弟は全員公務員をやっている。人間でありながら戸愚呂弟が放つ猛烈な妖気による影響がなかったが、理由は不明。戸愚呂とはビジネス上の付き合いではあったが、互いに友情らしき感情は抱いていた模様。決勝戦では戸愚呂だけに自身の半生を独り言のように語って聞かせた(アニメ版では静流も立ち聞きしていた)。
アニメ版では、妖怪にからまれ追いかけられた静流を助けた縁で僅かに心を通じ合わせる描写があり、闘技場の自爆に巻き込まれる直前、静流にライターを形見として渡している。
左京が姓と名のどちらかという記述はないが、アニメ版で一度「イジュウイン左京」と呼ばれている。ただし、静流に渡したライターのイニシャルは「S・N」となっている。

六遊怪チーム[編集]

浦飯チームの一回戦の相手。人間界の繁華街をブラブラしている所をスカウトされた。出場メンバー・補欠と出場順を適当にじゃんけんで決めた[注 21]

鈴駒(りんく)
声:近藤玲子
六遊怪チーム先鋒。小柄で素早い動きが自慢。格闘も得意だが、腕力そのものはさほど強くない。8個の魔妖妖(デビルヨーヨー)に妖気を通わせ、自由自在に操ることができる(遠隔操作も可能)。魔妖妖は石盤を削るほどの威力を持っている。先鋒戦で桑原に魔妖妖を命中させるが変幻自在の霊剣に翻弄され、腹部を突き刺されて二人同時に場外へ落ちる。場外10カウントルールを利用して、魔妖妖で桑原を場外に拘束して辛くも勝利。その後、試合が終了するまで傷の手当てに時間を費やした。卑劣なやり方で勝とうとする呂屠に対してあまりいい感情を持っていない。アニメ版では酎との出会いが描かれており、他の妖怪たちにいたぶられていた時に酎と出会い、彼に助けられた。その時、酎の力の秘密を目撃している。魔界統一トーナメント編に再登場。蔵馬の誘いを受けて幻海師範の下で修行を積み、黄泉国家に身を寄せた時点で妖力値10万以上のS級妖怪にまで成長した。魔界統一トーナメントでは予選を勝ち残り本選に出場。1回戦で女妖怪・流石に敗れた(原作では戦前に魅了されており、この時点で敗北が暗示されている)。トーナメント終了後、彼女と付き合う。
アニメ版では足指を使い、両手も合わせて同時に計16個の魔妖妖の操作にも成功する。予選もこの技で勝ち残った。
呂屠(ろと)
声:森川智之
六遊怪チーム次鋒。手の甲の部分が刃状に変化してカマイタチを放つが、それ以外に特技はなく、妖力は鈴駒にすら遥かに劣る。卑怯な性格で使い魔を利用して、蔵馬の人間界での母親、南野志保利を人質にとり脅迫するが、蔵馬の逆鱗に触れ、気づかぬ内にシマネキ草を植え込まれる。自分の体が動かなくなるまで気がつかず、気づいたときには手遅れで、見苦しくも命乞いをするが、蔵馬の「死ね」という一言で成長したシマネキ草に体をつきやぶられ、あっさり敗れる。今大会初の犠牲者となった。彼の使い魔は主人の死を知ると、姿を消した。
原作では黒目、アニメでは三白眼になっている。
是流(ぜる)
声:真殿光昭森川智之(ナムコ版ゲーム)
六遊怪チーム中堅(リーダー)。炎の妖気を操る。クールな印象だが、一回戦前日に浦飯チームの部屋に侵入したり、挨拶の際に挑発する等、かなり好戦的。技が荒い(飛影談)。飛影と対戦し、全身からの炎で辺り一面を火の海に変え、その強力な炎と鋭い手刀であっさり殺したかに見えたが、炎殺黒龍波の前になすすべもなく敗れ去る。アニメ版では戦うシーンが増えており、自身が放った炎を体内に取り込み、全身が赤くなるシーンがあった。この状態でのスピードは飛影すら回避できないほどである。
瞬殺されたために弱いキャラという印象だが、当時の飛影にとっては未完成で重傷を負う炎殺黒龍波を使わざるを得ない程の強敵で、飛影に「殺すには惜しい」と言わしめた。
酎(ちゅう)
声:若本規夫
六遊怪チーム一の実力者だが、じゃんけんで負けたため、補欠。幽助に負けず劣らずのバトルマニアで、豪快でさっぱりとした裏表の無い性格。酔拳の使い手であり、自らの妖気を拳大の大きさの妖気球に練り上げる錬金妖術師。強い魔界の酒を飲み、吐くことで一気に妖力が増す。酔拳特有の不可解な動きで幽助を翻弄し、フルパワーの妖気球(錬妖球)(れんようきゅう)でとどめを刺そうとしたが、逆に幽助の霊丸2連射で妖気球を貫かれて相討ちになる。お互い霊力・妖力が尽きたため、肉弾戦を断行。ナイフエッジデスマッチを得意としており、幽助と散々殴りあった後に、石盤をもぶち割るほどの石頭を利用した頭突きで決着をつけようとしたが、それ以上の幽助の石頭の前に敗れる。以後、幽助と仲良くなる。
その後、魔界統一トーナメント編に再登場。蔵馬の誘いを受けて幻海師範の下で修行を積み、黄泉国家に身を寄せた時点で妖力値10万以上(アニメ版では121,600)のS級妖怪にまで成長した。魔界統一トーナメントでは予選を勝ち残り本選に出場。1回戦(アニメ版では予選)に雷禅の仲間だった棗と対戦したが、あまりの実力差に降参した。その後、彼女に惚れて交際を申し込む。大会終了後は、棗に付き合ってもらうために日々特訓を続けている。
威魔陣(いまじん)
長髪に丸眼鏡の長身の男。殺しを楽しむために参加した。是流が飛影に一撃でやられたのを見て、幽助達に恐れをなして逃げようとして酎に首を刎ねられ殺される(アニメでは殴り殺された)。
牙王(がおう)
威魔陣同様、殺しを楽しむために参加した。威魔陣同様に是流の死を目の当たりにして、幽助達に恐れをなして逃げようとして首を刎ねられ酎に殺される(アニメでは殴り殺された)。
権田原助造(ごんだわら すけぞう)
声:中村秀利
六遊怪チームのスポンサー。BBC(ブラック・ブック・クラブ)のメンバー。六遊怪チームを「無名だがこれから伝説を作っていく」と高く評価していた。決勝戦前日に、他のBBCのメンバーと共に戸愚呂に殺害された。

Dr.イチガキチーム[編集]

浦飯チームの二回戦の相手。人間の格闘家三名と、妖怪の科学者二名で編成。試合には人間三名を出場させ、妖怪二名が森で蔵馬と飛影の邪魔をする。人間三名の格闘家は霊気による攻撃を得意としており、抜群のチームワークを誇る。

Dr.イチガキ
声:槐柳二
Dr.イチガキチームの監督。マッドサイエンティストで究極の生物兵器を造ることが夢。その先駆けとして高名な武術家である三田村の弟子である円&梁&魁を操る。三人を利用するための取引材料として、三田村を重病に追い込んだのもイチガキの策略によるものである。三人が幻海に倒され、追い詰められて切り札の戦闘妖液で巨大化するが、あっさりと幽助に倒される。一命は取りとめ決勝戦では観戦している。アニメ版では僅かながら戦闘シーンが加えられ、戦闘妖液の効果による伸縮自在の腕で幽助の腕に傷を負わせる。最終的には円・梁・魁の分、三田村の分、桑原の分、自分自身の分を込めた幽助の合計6回の攻撃を受けて倒される。また、原作とは異なり、決勝戦を観戦しなかった。ゲームギア版では復讐の為、幽助達に挑戦する(最終ボスとして)。
円(えん)
声:亀井芳子
梁と魁と同門の出身。霊気の輪(エンゼルチャクラム)を飛ばして戦う。恩師である三田村を助けるためにイチガキに身体を提供し、M-1号として操られるが、幻海の「修の拳・奥義(光浄裁)」によって正気を取り戻す。3人とも幻海が知っており、「心身ともに強い者たち」と評価されていた。
魁(かい)[注 23] 
声:中村大樹
円と梁と同門の出身。棒状の霊気[注 24]で攻撃する。三田村を助けるためにイチガキに身体を提供し、M-2号として操られるが、幻海の「修の拳・奥義(光浄裁)」によって正気を取り戻す。円と梁と共に決勝戦を観戦するが、100%になった戸愚呂に吸収されかける。
梁(りょう)[注 23]
声:荒川太朗
魁と円と同門の出身。霊気の拳(ハウンドクロー)で攻撃する。一回戦では敵の大将の首を引きぬいて倒し、二回戦進出を決めた。三田村を助けるためにイチガキに身体を提供し、M-3号として操られるが、幻海の「修の拳・奥義(光浄裁)」によって正気を取り戻す。試合後、自分たちのために怪我を負った桑原の代わりに浦飯チームに加えてほしいと申し出る(ただしルール上、不可能だった)。
M-4号
M-5号
声:西村知道
イチガキの助手で、戦闘力は低い。妖鋼獣ガタスバルを操り、蔵馬と飛影の邪魔をする。どちらか不明だが、一人は飛影、蔵馬に瞬殺された。
ガタスバル
Dr.イチガキが作り出した魔性力学の妖鋼獣。対妖気防御用の陰呪水を塗った鎧を纏い痛みを知らない体を持つが、一部壊れた箇所から蔵馬が薔薇棘刃鞭を回路に侵入させ、操って停止させた。原作では一つ目の怪物のような姿で生物らしさが残っていたが、アニメ版ではメカが強調されたデザインになっている。

魔性使いチーム[編集]

浦飯チームの三回戦の相手。全員が魔界の忍者(その中で最も恐れられている“修羅の怪(しゅらのかい)”)で構成されている。闇の世界の影を生き、自分の一番弟子に己の奥義を託し、部隊を維持する暗躍組織(他、独特の伝統やしきたりがある)。「表(光)の世界を支配する」という一種の反乱を起こし参加したとされる。

他チームと違い、仲間歴が長い。服装も似ており、装飾品も全員色違いである。

画魔(がま)
声:曽我部和恭
魔性使いチーム先鋒。血液そのものに高い妖力が込められており、血化粧によって様々な効果を与える化粧使い。「戦闘の粧」で自らの戦闘力を高め、「獄錠の粧」で蔵馬の両手両足の動きを制限したものの、油断して決着を急いだために、髪の中に隠していたバラを鞭状に変えた蔵馬に敗れる。自らの命を犠牲にして「念縛封呪の粧」を施し蔵馬の妖力を封じることに成功した。蔵馬曰く、死ぬには惜しい使い手。後述の凍矢と陣のようにチーム内ではまともな存在で、温厚かつ調整役的な位置にいた模様。彼曰く「先(仲間)の勝利のために死を選ぶ」のが魔界忍者の極意。
凍矢(とうや)
声:松本保典鈴木勝美(ナムコ版ゲーム)
魔性使いチーム次鋒。氷を操る能力を持つ妖怪では最上位の呪氷使い。必殺技に「魔笛霰弾射(まてきさんだんしゃ)」を持つ。闇の中の、さらに影を生きる魔界忍者の生き方に疑問を抱き、大会に参加したと語る。画魔に妖気を封じられた蔵馬を追い詰めるが、シマネキ草の種を自分の中で発芽させるという捨て身の方法を蔵馬が使ったことで敗れる。(飛影によれば)氷系では位が最も上で、かつて倒した青龍とは比べものにならない氷の使い手。冷静で慎重、クールな性格だが、非常に仲間想いである。陣とは仲が良い。仲間意識に乏しい妖怪たちの中にあって、蔵馬との戦いで命を落とした仲間の画魔の仇を討つと宣言したり、卑怯な手段で勝利しようとする吏将に対し異議を唱えるなど、チーム中では陣とともに正々堂々とした勝負を好む比較的まともな存在。
その後、魔界統一トーナメント編に再登場。蔵馬の誘いを受けて幻海師範の下で修行を積み、黄泉国家に身を寄せた時点で妖力値10万以上(アニメ版では123,000)のS級妖怪にまで成長した。魔界統一トーナメントでは予選を勝ち残り本選に出場。くじ運に恵まれ、注目選手が一人もいないCブロックに分けられたが、どこまで勝ち進んだのかは描かれなかった。小兎に好意を寄せられており、彼女曰く「マジでカタくてとっつきにくそうな人なんだけど、本当は優しいんじゃないかって勝手に思ってる」。
アニメ版では、全ての対戦相手を一度に凍らせて予選を勝ち残る。本選は1回戦で九浄に敗北した。
爆拳(ばくけん)
声:小関一
魔性使いチーム中堅。チーム一の巨漢で、全身に刻まれた無数の傷跡が目立つが、厳しい修業の末に付けた傷ではない様子。自分の汗を霧状にして自身の姿を隠す「白煙の霧」という技を使用し(名称はアニメ版より)、相手の視界を遮りつつの肉弾戦を得意とする(アニメ版では竜巻を起こしての突進戦法も披露)ものの、彼が繰り出すパンチはいかつい見た目とは裏腹に威力は大したことはなく、その妖力、格闘能力ともにメンバー中では最弱。卑劣かつ傍若無人極まりない性格だが、陣に威嚇されただけで怯えていた。画魔、凍矢との連戦で立っているだけでもやっとの状態となった蔵馬を甚振り、蔵馬が倒れても無理やり起き上がらせるが、幽助が大会ルールを無視してでも霊丸を撃とうとしていたことを吏将から知らされたことで、蔵馬をリング外に放り投げ、カウント勝ちとなる。幽助との戦いでは霊丸の爆風で霧が晴れた後に一撃であばら骨を砕かれて戦意喪失。その後、情けない命乞いと言い訳をしたことで幽助の更なる怒りを買い、全身を滅多打ちにされ体中の骨を砕かれて敗れる(原作では幽助に「テメーは見開きでぶっ殺す」と告げられ、本当に見開きで倒された)。陣からは性格や戦い方を酷評されていた(蔵馬との試合中、吏将を含めたメンバー全員を馬鹿にした発言もあり、孤立がちであった)。
アニメ版では言い訳がより救いようのないものになっており、嘘泣きも使い、隙を突いて瓦礫を幽助の頭にぶつけるという行為を行った(幽助には効かず、より怒らせる結果となる)。
陣(じん)
声:山口勝平
魔性使いチーム副将。風を操り空を飛ぶ等の能力を持つ風使い。飛影曰く、百戦錬磨の強者。明朗闊達で飄々とした性格。怒ると怖く、威嚇のみで爆拳を黙らせた。東北訛りで、戦闘などで感情が高ぶると耳がとがる。少年のような顔立ちで長身。桑原とほぼ同じくらいの背丈。
幽助に「すっとんきょうなヤツ」と言われるも、爆拳のために気分を害していた幽助の心を意図的に緩和させていたようである。必殺技に腕を高速回転させて作り出す「修羅旋風拳(しゅらせんぷうけん)」と、周囲に強風を発生させて身を守る「爆風障壁(ばくふうしょうへき)」などがある。風を駆使することで、高速で宙を飛行することも可能。空高くから急降下して敵を翻弄することもできる。最後は、両手に作り出した修羅旋風拳で、一気に決着をつけようとするものの、霊力を全開にした幽助に修羅旋風拳を2つとも防がれ、霊光弾の直撃を受けて場外へ弾き飛ばされ、力尽きて敗退した。以後、幽助と友情が芽生える。試合は幽助が勝利したものの大会本部側の陰謀により「審判の小兎のカウントが遅れていた」という理由で試合は引き分けとされた。他者の優れた部分を「風」に例える発言を多々する。霊光玉を継承した幽助が眠っている状態だったのにも関わらず、彼のレベルアップを見抜いた。
その後、魔界統一トーナメント編に再登場。蔵馬の誘いを受けて幻海師範の下で修行を積み、黄泉国家に身を寄せた時点で妖力値10万以上(アニメ版では120,800)のS級妖怪にまで成長した。魔界統一トーナメントでは予選を勝ち残り本選に出場。どこまで勝ち進んだのかは描かれなかった。瑠架に好意を寄せられており、彼女曰く「オクテっぽい」。
アニメ版では必殺技が「修羅電撃旋風拳(しゅらでんげきせんぷうけん)」にグレードアップしており、この技で予選を勝ち残る。本選は1回戦で痩傑に敗北した。
ゲーム版では「修羅突風撃(しゅらとっぷうげき)」や「修羅烈風斬(しゅられっぷうざん)」など、竜巻や鎌鼬を繰り出す技を持つ。
吏将(りしょう)
声:田原アルノ曽我部和恭(ナムコ版ゲーム)
魔性使いチーム大将。勝てば官軍という思考タイプの持ち主で、豚尻に入れ知恵をして、幽助と陣の試合を引き分けに持ち込んだ。勝利に重点を置いているため、卑劣な手段を用いても無駄な戦いは避けるべしと考えている。土使いであり、土の鎧を身に纏う「修羅念土闘衣(しゅらねんどとうい)」が使える。必殺技は突進力を生かした「ボンバータックル」。前述の策略で浦飯チームを敗退に追い込むが、先のDr.イチガキチーム戦で重傷となりながらも立ち上がった桑原と準決勝進出をかけた試合を展開。桑原が霊剣も出せないほどの重傷状態だったこともあり、優位に立つが、雪菜の応援で桑原が一方的な愛の力を発動したことで、観客席にまで殴り飛ばされた(ルール上は10カウント負け)。
アニメ版では桑原に殴り飛ばされた時点では決着が着いておらず、場外での戦闘が追加されている。修羅念土闘衣をさらに強固にして攻撃を仕掛けるが、霊力が復活した桑原の霊剣で鎧を斬られた後、観客席にぶっ飛ばされ、気絶した。
その後、鈴木と同じ病室に入院し、桑原に負けたことで大きなショックを受けていた。その後は陣と凍矢とは別に決勝戦を観戦している。アニメ版では桑原に敗北後は登場せず。
豚尻(ぶたじり)
声:島香裕
魔性使いチームのスポンサー。左京、権田原と同じくBBCのメンバーで、卑劣極まりない性格。大会参加費と吏将の勝利に全財産を賭けていた。飛影と覆面戦士(幻海)を欠場扱いにし、吏将の入れ知恵もあって幽助と陣との戦いを引き分けに持ち込む。そのあまりに美学の無い姿勢を嫌った左京と戸愚呂弟の怒りを買ったことで「豚尻の命に免じてこの試合だけは豚尻のルールでやらせる」という左京の提案により、戸愚呂のデコピンで頭を吹き飛ばされて死亡。アニメ版では豚尻の卑劣な行為の数々に憤りを覚えた戸愚呂弟が闘技場の通路の壁を殴りつけるシーンが追加され、殺害される際には左京から「戦いは強者が弱者を全力で叩き潰すから面白い。せっかくのゲームに水を差してもらっては納得が出来ない」と僅かな怒り交じりに告げられた。

裏御伽チーム[編集]

浦飯チームの準決勝戦の相手。御伽話の悪役、不幸な主人公の邪念で生まれた集団と称しているが、その実態は、大将の鈴木と副将の死々若丸は妖怪で、その他の面子は幻魔獣(詳細は不明)。鈴木を除く全員が闇アイテムを武器とする。浦飯チームとの試合では死々若丸の提案で「両チームの選手の名前が書かれたサイコロを振り、出た目に書かれている名前の選手同士を対戦させ、自由の目が出た場合は選手を自由に選べる」というルールの元に行われた。

魔金太郎(まきんたろう)
声:宇垣秀成
裏御伽チーム先鋒。裏御伽チームでは一番大柄でその体形に似合わず「魔唆狩拳」という腕を斧のようにして相手を瞬時に切り裂いて攻撃する技を得意とする。先鋒戦では飛影のスピードに全くついていけず、気づかぬ間に片腕を斬られる。怒りにまかせ「魔唆狩拳」を放つが、割ったのは飛影の残像であり、逆にあっさりと脳天を剣で串刺しにされた。なお、この際に原作では残った片腕で「魔唆狩拳」を放っているが、アニメ版では切断された片腕を再生させつつ変形させている。
裏御伽チーム内では実力が低く、闇アイテムを披露する間も無く即死[注 25]。その遺骸は黒桃太郎の蹴りひとつで片される。死々若丸いわく、黒桃太郎と共にチームの捨て石に過ぎなかったらしい。
アニメ版では前試合にあたる対 獄界六凶戦で相手の念蛇を真っ二つにする見せ場も有る。
黒桃太郎(くろももたろう)
声:青森伸
裏御伽チーム次鋒。仲間意識が乏しく、先鋒で敗れた魔金太郎を見下し、死体を場外に蹴り飛ばすなど冷酷。自身の肉体に受けたダメージを記憶する能力を持ち、応用としてそのダメージを回復しそれに耐えうる形態に変身し、身体能力も上昇させる闇アイテム「奇美団子」を使う[注 26]。これは一度の勝負では3回まで使用可能で、大抵の相手はひとつ目だけで決着がつく。飛影を後一歩まで追い詰めるが、土壇場で飛影が使い渋っていた新技・邪王炎殺剣で切り刻まれ絶命する。
アニメ版では獄界六凶の狂砲に百烈パンチを繰り出し圧倒する。
裏浦島(うらうらしま)
声:二又一成
裏御伽チーム中堅。元々は幻魔獣で、人間の小男の姿に化けていた。釣り竿状の鞭を使い、蔵馬と互角に鞭で渡り合い、テレパシーを使える。戦闘序盤での蔵馬との鞭の応酬は勝つためではなく、特殊な釣り糸を巧みに操り、リング上に結界師瑠架と同程度の強力な結界を張り巡らせるためのものだった。この釣り竿状の武器は後述の逆玉手箱と同じく鈴木の手によって作られたもので、攻撃手段以外に逆玉手箱の煙の範囲を絞る補助的な役割を果たしている。性格は卑怯かつ狡猾で、自分よりルックスが良く背が高い者が大嫌い。試合では蔵馬の優しさを逆手に取り、騙し討ちを行なった。原作では、騙された蔵馬を嘲笑する際に下卑た笑いや汚い暴言を吐いていたが、アニメ版では幾分か落ち着いており、より狡猾な悪党というイメージが強くなっている。結界内に閉じ込めた蔵馬に対して、煙を吸った自分以外の相手を若返らせる切り札の闇アイテム「逆玉手箱」を使うが、若返らせ過ぎて蔵馬の前世である妖狐を呼び出してしまう。怒りの妖狐が召喚した食妖植物に食べられそうになり、恐れを無して戦意喪失。闇アイテムなどの秘密を暴露しようとしたところ、裏浦島を見限った死々若丸が場外から投げた魔哭鳴斬剣で結界諸共に首を貫かれて、豚状の幻魔獣に戻り絶命する。
死々若丸(ししわかまる)
声:森川智之
裏御伽チーム副将(リーダー格)で、実力、妖力とも裏御伽チーム最強。二つ名は「死々若(ししわか)」と「若様」。くるんだ相手をどこかへ飛ばす布「死出の羽衣」、妖刀「魔哭鳴斬剣」(鈴木作の闇アイテム。元は「試しの剣」)を使う。美形で女の子(妖怪)のファンが多い。逆上すると鬼のような形相となり、周囲にも被害が及ぶ技(爆吐髑触葬)を放つ。
暗黒武術会において、桑原には死出の羽衣で勝利する。続く幻海戦では霊光鏡反衝で爆吐髑触葬の妖気を跳ね返されて敗北する。アニメ版では霊光鏡反衝を受けた後も立ち上がるが、二度目の霊光鏡反衝で敗北するという流れになっている。
必殺技である「爆吐髑触葬(ばくとどくしょくそう)」は、観客席にまで被害が及ぶ危険な技で、爆発の後に無数の怨霊が飛び交い、下級の妖怪ならば食らえばひとたまりもない。「怨呼障縛壁(おんこしょうばくへき)」は怨霊で構成された壁で、相手の動きを抑制する。
その後、魔界統一トーナメント編に再登場。蔵馬の誘いを受けて幻海の下で修行を積み、黄泉国家に身を寄せた時点で妖力値10万以上のS級妖怪にまで成長した。小型で角の生えた小鬼のような姿も取る。同時に招聘された他メンバー達(酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木)が幽助らに対して好意的な意見を述べたり幽助の味方をしている中、一人だけ毒づいたり幽助を敵視するなど、協調性がない姿が伺える。[注 27]魔界統一トーナメントでは予選を勝ち残り本選に出場。どこまで勝ち進んだのかは描かれなかった。
アニメ版では、予選で巨大ガメのような姿の妖怪に苦戦するが、一寸法師の如く小さくなって体内から攻撃し、辛くも勝ち残る。本選は1回戦に北神と対戦するが、軟体術に対応しきれずギブアップした。
美しい魔闘家鈴木(うつくしいまとうか すずき)/ 怨爺(おんじい)
声:曽我部和恭 (2007年ゲーム:速水奨)/田口昂
裏御伽チーム大将にして参謀格。最初は「怨爺」という老人姿で活動していたが、幻海に正体を見破られ、ピエロのようなメイクを施した姿に変身し「美しい魔闘家鈴木」と名乗った。怨爺の状態では極道山、桑原と対戦し、極道山戦では蹴り一撃だけで勝利し、桑原戦では素早い動きで翻弄し、死々若丸が使っていた死出の羽衣と同じ効果の技を道具なしで使用して桑原を闘技場から消した。鈴木になった直後、美しいもの以外は不要と言い切り、優勝した暁には己に従う美しい者だけに生きる権利を与える、と豪語していた。すぐに観客席からヤジが飛んだが、妖気球を放ち、観客たちを黙らせた。「伝説に素顔は不要、謎のままの方がいい」と言う考えから、ピエロ姿の時も顔を隠していた。自身の名前に「美しい」を付けることにも拘っており、アニメ版では「美しい」を言い忘れた小兎に、カードをナイフのように投げつけるが、小兎の代わりに彼女の背後にいた観客が犠牲になった。
千の顔と千の技を持つものの、実質的な妖力に乏しく派手さばかりが先行しており実力は今ひとつである。戦闘では妖気の波長を変える力を披露するシーンと「レインボーサイクロン」という七色の虹型の妖気を放つ技と自らの筋力をアップさせる「爆肉鋼体」を使用するシーンしかなかった。幻海に愚弄されて逆上し、爆肉鋼体で決着をつけようとするものの、格闘技のみで完敗。幻海曰く「死々若丸の方が強い」、「霊力は必要なく、拳のみで勝てる」。アニメ版では飛影や蔵馬からも「話にならない」「弱すぎる」と酷評されると同時に呆れられた。
その昔「強い妖戦士田中[注 28]として、戸愚呂弟と戦うも30%の彼を見ただけで醜態を晒し、戸愚呂に相手にすらされなかった。妖怪の性質を見極め様々な闇アイテムを作る才能に関しては、幻海からも天才的と評される。幻海に敗れ去った後は素顔で登場し、蔵馬と桑原に自らの道具の試作品を託す[注 29]
その後、魔界統一トーナメント編に再登場。蔵馬の誘いを受けて幻海の下で修行を積み、黄泉国家に身を寄せた時点で妖力値10万以上のS級妖怪にまで成長した。つまり結果的にかつて歯が立たなかった戸愚呂弟より強くなることが出来た(戸愚呂弟は100%中の100%でB級妖怪だったため)。修行を通じてすっかり真面目な性格となり、何かと反抗的な死々若丸の保護者的存在となっている。魔界統一トーナメントでは予選を勝ち残り本選に出場。どこまで勝ち進んだのかは描かれなかった。樹里に好意を寄せられており、彼女曰く「自分で気付いてないみたいだけど、かなりボケてる」、「例えるなら顔のいい山崎さん」。
アニメ版では、「レインボーサイクロン・エクストラフラッシュ」で同じグループの妖怪すべてを消し飛ばして予選を勝ち残る。本選の戦闘シーンは描かれなかったが、凍矢が鈴木は1回戦で桁違いの妖気を持つ妖怪に敗れた、と幽助に話している。動揺すると劇画のようなタッチになり、しばらく固まる。暗黒武術会で幻海に鼻の飾りを奪われたときと、魔界統一トーナメントの予選で死々若丸が相手に食われたと思われたときに披露した。

五連邪チーム[編集]

鬼道戦隊チームに3-1で勝利し、準決勝に進出。その準決勝で戸愚呂チームと対戦。阿架連邪いわく、彼らはチームプレイが得意らしい。決して弱いチームではないが、余りにもレベルが違いすぎたようで、鴉、武威、戸愚呂兄の3人にあっさりと全滅させられた。

阿架連邪(あかれんじゃ)
声:宮本充
五連邪チームの大将格。短髪の男。動きが素早く、アニメ版では奇冥王と対戦するシーンが映っている。亜尾連邪、喪々連邪との協力技である三重殺奏のとき、アニメ版では妖気の球体を作り出し、他の2人と共に戸愚呂兄を攻撃しようとしていたが、返り討ちに遭い重傷を負う。亜尾連邪と違い、命乞いはしなかったが、醜悪な性格の戸愚呂兄には結局どっちでもよかったらしく、指で眉間を貫かれ絶命する。
亜尾連邪(あおれんじゃ)
声:西村知道
五連邪チームのメンバー。長髪の男。動きは素早く、三重殺奏時には妖気の球体で阿架連邪、喪々連邪と共に戸愚呂兄を攻撃しようとしたが、戸愚呂兄の攻撃で重傷を負った。その際、彼の言葉に乗せられて命乞いをした後、頭部を指で貫かれて絶命。
喪々連邪(ももれんじゃ)
声:緒方恵美
五連邪チームのメンバーで紅一点。素早い動きが自慢で、アニメ版では三回戦で魔天王と戦うシーンが一瞬だけ映った。戸愚呂チームとの試合では戸愚呂(弟)がいないことをチャンスと捉えるが、考えが甘かったことを思い知る。三重殺奏時には、自身の爪を針の様に鋭く伸ばして阿架連邪、亜尾連邪と共に戸愚呂兄を攻撃しようとしたが、戸愚呂兄の攻撃を受け、額を貫通され即死。
鬼連邪(きれんじゃ)
声:宇垣秀成
五連邪チームのメンバー。チーム1の巨体で一つ目の妖怪。鬼道戦隊チーム戦での勝利シーンは10カウントによるものが描かれた(対戦相手は不明)。武威戦では武威のプレッシャーに圧され、斧と剣のリーチの違いを述べるなどして自信を鼓舞、決勝まで温存しておきたかったという切り札の「岩鉄斬剣」で間合いを詰めながら果敢に攻めるが、武威の巨大斧で一瞬にして上半身を木っ端微塵にされる。アニメでは動体視力が高い描写がされているのか、武威が斧を素早く振り回す瞬間を目の当りにするも、結局対応できずに敗北。
魅土連邪(みどれんじゃ)
声:小山武宏
五連邪チームのメンバー。鴉に両手を吹き飛ばされて戦意喪失し、命乞いをして逃げたが全身を爆破され殺される。アニメでは「自分たちも伊達に準決勝まで残っていない」と鴉に言い放った後、気を練ることにより作り出される緑色の酸の塊を投げつけ観客の妖怪数名がこの技を浴びて消滅するが、鴉には全く通じず原作同様倒される。

獄界六凶チーム[編集]

裏御伽チーム相手にわずか2分で敗北した(飛影から「弱すぎる」と酷評されていた)。敗北後、「決勝に残るのはあんた達だ」と言うが死々若丸に「優勝の間違いだろ」とツッコミを入れられる。戦闘シーンはアニメ版でのみ描かれた。

狂砲(きょうほう)(アニメ版では狸砲)
獄界六凶チームのメンバー。通常状態の黒桃太郎が放った百烈パンチに圧倒されて敗れた。
念蛇(ねんじゃorねんだ)
獄界六凶チームのメンバー。蛇の妖怪で、魔金太郎の魔唆狩拳で真っ二つにされて即死。
極道山(ごくどうざんorきょくどうざん)
獄界六凶チームのメンバー。怨爺の蹴り一撃であっさりと敗れた。(原作とアニメでは容姿が異なる)
その他のメンバー
吸血鬼ドラキュラ、狼男、フランケンシュタインの怪物によく似た容姿の三名(アニメ版ではドラキュラに似た容姿のキャラは登場せず、それを除く二名)。

魔界狂戦士チーム[編集]

戸愚呂チームと対戦。戸愚呂弟の提案で戸愚呂1人と5対1によるバトルロイヤルを展開。彼らの勇気に敬意を評して45%になった戸愚呂の前に敗北。アニメ版ではメンバー全員に名前が付けられ、更にアニメオリジナルキャラ「羅愚琵」が追加されるなどで原作とは別人同然に脚色されており、幽助・桑原・蔵馬・覆面(幻海)が彼らの試合を観戦。妖気に驚愕するシーンが描かれており、決して雑魚の集まりではないことが強調されている。[注 30]
黄玉(おうぎょく)
声:稲葉実
魔界狂戦士チームの大将格だが、原作とアニメでは顔が全く違う。かなりの巨漢で、巨大な斧が武器。戸愚呂弟に仲間が次々と倒されていき、最後に残った自身も「今日はデカイ奴の厄日だねぇ」と皮肉[11]を言われた後、一撃で体を真っ二つにされて死亡。アニメ版では一人だけでも強い妖気を放ち、戸愚呂弟の左肩に巨大斧を命中させることに成功したものの、全くダメージを与えることはできず、簡単に受け止められた。斧は普通の武器として振りかざす以外は投げつけたりもした。身長も自在に伸縮できるらしく、幽助と対峙した時と戸愚呂と戦った時では大きさが違う。
弩洲濃(どすこい)
声:宇垣秀成
魔界狂戦士チームのメンバー。関取の姿をした妖怪。原作では一言も言葉を発しなかった。アニメ版では四股を踏むだけで周辺の大地に地割れを起こすほどの怪力と妖気の持ち主で非常に血の気が多く粗暴な性格で、戸愚呂弟が喋る度に突っかかっており、試合でも先陣を切って立ち向かったが、45%の戸愚呂弟に腹部を貫かれて即死する。アニメ版での戸愚呂は彼の勇気に敬意を評して45%になった。
豪里羅(ごりら)
声:西村知道
魔界狂戦士チームのメンバーで、手に持つ木槌が武器。一人で戦おうとする戸愚呂弟に「一度大会に優勝した位で自惚れやがって」と嘲笑した。アニメ版の試合では45%の戸愚呂弟に馬馬鬼と共に襲い掛かるも、二人同時に戸愚呂弟の一撃で腹部に風穴を開けられ即死。原作とアニメでは顔が大きく異なる。
馬馬鬼(ばばき)
声:檜山修之
魔界狂戦士チームのメンバーで、槍が武器。サメ半魚人の様な顔をしている。単独で戦おうとする戸愚呂弟に対し「一人とはどういう事だ」と抗議した。原作では最初に襲いかかったが一撃で倒される。アニメ版では豪里羅と同時に戸愚呂弟に襲い掛かったが、彼の一撃を腹部に喰らい即死。
我我鬼(ががき)
声:森川智之
魔界狂戦士チームのメンバーで、棍棒が武器。戸愚呂弟に対し、「1対5で俺達と勝負するのか?」と発言した。アニメ版の試合では弩洲濃が戸愚呂弟に倒された直後に武器を振り回しながら背後から戸愚呂弟に襲いかかったが、他のメンバーと同様に腹部を貫かれて即死。
羅愚毘(らぐび)
声:福田信昭
魔界狂戦士チームのメンバーだが、彼のみアニメオリジナルキャラクター。ラグビーボールを型どった妖気の球「魔球」が必殺技で、相手の霊気を感知し追跡する機能がある。戸愚呂チームとの試合前に幽助を襲撃。先の酎戦での影響で霊丸を使えない状態の幽助を追い詰めるが、探しに来た黄玉によって阻止される。黄玉から注意を受けるが、戸愚呂チームとの試合よりも幽助を倒すことを優先。黄玉の警告を無視して再度幽助を襲おうとしたが、彼を見限った黄玉が背後から投げつけた斧をまともに受けて即死する。結局、彼が試合に出ることはなかった。

鬼道戦隊チーム[編集]

五連邪チームと対戦し、3-1で敗北した。アニメ版では、チームメンバーに喪々連邪が戦った魔天王[12]、阿架連邪が戦った奇冥王という名前の妖怪がいる。

審判等[編集]

小兎(こと)
声:折笠愛
暗黒武術会の審判実況[注 31]。狐のような尻尾と耳、ひげが特徴だが、自らを「猫耳妖怪」と名乗る[13]他、作中でも「にゃ」と鳴く。最初は審判の役割も果たしていたが、幽助-陣戦で(大会本部による濡れ衣であるが)審判を誤ったため、準決勝からは樹里が審判を務めることになり、実況に専念するようになった。審判として誇りを持っているため、例え大会本部の命令であっても常に中立、予備のマイクをいくつか所有、死にそうな目にあっても逃げたりしないなどプロとして心意気を持っている。ただし状況によっては交代を認めたり(ただし大会本部から許可がでなかった)、誤審のままでも審議を下す。後に瑠架&樹里とともに芸能界デビューしている。凍矢に片想いしている。
アニメ版では相手に気を配るなど面倒見の良さも見せ、武威が初めて喋った際には彼の渋い声に頬を染めるなど、渋い男が好きな様子を見せた。魔界統一トーナメントでは再び実況アナウンサーとして登場している[注 32]。酎から「良い嫁さんになるぞ」と口説かれるが、彼が棗に心変わりしたことに激怒し、吏将戦で苦戦気味の桑原に野次を飛ばしたり、自分の実況にケチをつけたジョルジュに対してむくれたり、中立な審判とは言い難い部分もあった。自称「バーニングアクティブマイクパフォーマー」。
『THE BATTLE OF 幽☆遊☆白書 ~死闘!暗黒武術会~』では、アーケード版のみ隠れキャラクターとして登場し、本気モードでは水着のような色っぽいコスチュームを着て戦う。勝利すると「才能があるのかしら」や「転職しようかにゃん」と調子に乗る。それ以外でも実況として活躍する。
瑠架(るか)
声:鈴鹿千春
結界師。防呪壁能力は魔界屈指のもので、束呪縄を使う。魔性使いチーム戦で飛影と幻海を結界の中に閉じ込めた。看護婦姿で登場し、紐ビキニ姿(束呪縄)になる。結界そのものには治癒効果がある。幽助vs陣の辺りで飛影の超人的な回復に対して抗しきれなくなり、桑原が吏将を破ったときには這々の体という有様だった。後に小兎&樹里とともに芸能界デビューしている。陣に片想いしている。
アニメ版では飛影の抵抗で束呪縄が一本一本切れていくという際どい演出が加えられ、台詞が微妙に変わっている。
樹里(じゅり)
声:遠藤勝代
暗黒武術会の審判。準決勝以降を担当。褐色の肌と鰻のような尻尾が特徴。後に小兎&瑠架とともに芸能界デビューしている。窮地に陥ると東北訛りが出る。普段は頼りないが蔵馬-鴉戦を正確に裁く等、審判能力は高いが、小兎とは違い、危機を感じるとすぐに逃げ出したり、怖くなって泣き出したり、面倒くさくなると仕事を投げ出すなど審判としての誇りはない。ルールブックの内容を記憶しているわけではないらしく、幻海-死々若丸戦において、観客からの「人間が違う」コールに対し、ルールブックを取り出して読み上げている。蔵馬の戦いで幼児化や食虫植物の群れに囲まれるなど、大規模化するバトルの巻き添えに一番遭った。鈴木に片想いしている。
アニメ版では、林檎農園を営んでいる田舎の実家から上京してきた。魔界統一トーナメント時には、魔界のどこかのバーでウエイトレスをしていた。

その他[編集]

一つ目牛
声:宇垣秀成
Dr.イチガキチームと対戦したチーム(名称不明)の大将格。その名の通り一つ目の巨大な牛の妖怪で、チームメンバーのあまりの不甲斐なさに激怒。大会ルールを「関係ない」と無視してイチガキを殺そうと襲い掛かったが、円・梁・魁の3人にあっさりと殺された。
三田村(みたむら)
声:丸山詠二
円、梁、魁の師匠。高名な武術家。3人のほかにも身寄りのない少年を引き取って心身共に強く育て、尊敬を集めていた。イチガキの罠で重病となったが、蔵馬が作った解毒剤により回復し一命を取り留める。蔵馬達と共に闘技場を訪れた後、正気を取り戻した3人を温かく迎える。幻海とも面識がある。
潰煉(かいれん)
50年前の暗黒武術大会の優勝候補。戸愚呂をゲストに招待することを告げるついでに戸愚呂の弟子と格闘仲間を食った。その後、大会の決勝で戸愚呂に殺される。
船長
声:笹岡繁蔵
首くくり島行きの船の船長。実は左京の部下。船上内での予選会で浦飯チームの実力を測ろうとするが、他チームは浦飯チームの足元にも及ばない程にレベルの差があった為、実力はおろかその半分すらも確かめることはできなかった。「~やす」「ごぜーます」といった独特な丁寧語を使う。

魔界の扉編 (仙水編)[編集]

城戸亜沙斗(きど あさと)
声:子安武人
蟲寄市の中学三年生。幽助、桑原と同い年。「影(シャドー)」の能力者。他者の影を踏むことでその動きを封じることができる。幽助すら有無を言わさず捕獲できる効力に加え、影を踏んでいる間も城戸自身は自由に動いて攻撃できるため、単純ながら非常に強力。幻海からの指示で海藤、柳沢と共に幽助たちを試した後は彼らに協力して仙水一味との戦いを始める。病院に潜伏していた神谷の正体を知った為に彼に傷を負わされ、会話も封じられてしまうが、「影(シャドー)」を使って自身の影を動かして幽助に神谷のことを伝えた。だが、能力を使いすぎたことで衰弱し、仙水一味壊滅まで入院することになる。事件後、海藤・柳沢と共に幽助たちに別れを告げて、元の生活に戻っていった。アニメ版では3人とも別れ際に幻海から「能力はなるべく使うな」と釘を刺され、その忠告を守り、能力を使うことなく生活し、学校も無事に卒業したことが語られた。怖そうな外見の割に気が弱く、後にデートをすっぽかされても一人納得して彼女に確認をしない。昔影踏み鬼をする度に鬼にされていたことが、能力に繋がっている。故郷の蟲寄市を嫌っていたが、魔界の扉事件を通じて、故郷の大切さに気づき、蟲寄市を守るために戦う決意をした。
海藤優(かいとう ゆう)
声:二又一成
蟲寄市在住の高校二年生。「禁句(タブー)」の能力者。「○○を言ってはいけない」と指定しなければ領域が発動しない。領域内では暴力行為ができず、指定された言葉を発した者の魂が奪われる(抜かれた魂を自分で元に戻すことはできない。その禁句は自分にも適用される)。領域の最大半径は10メートル(出入り自由)。盟王高校2-Cで蔵馬とは同級生。蔵馬によると「盟王高校始まって以来の秀才」で成績は学年の1、2を蔵馬と争うほどである。言語研究の著述もしており、哲学論文や文芸批評の本も出している。ゲームではクイズとパズルを得意としている。蔵馬の正体を知った後も「南野」と呼んでいる。
飛影・桑原・ぼたん(桑原のみ不可抗力)の魂を抜いた後、蔵馬と“時間経過と共に「禁句」を一字ずつ増やす”ルールで対決。時間切れ直前で蔵馬が面白い顔をしたため笑い声の形で「禁句」を言い、魂が抜け敗北。幽助たちと行動を共にするようになってからはサポートに回る。天沼戦では天沼と最初に戦い、自身が得意としている上、ゲームバトラーのクイズ問題全200問全てを記憶していることから、最初は優位に立つが、天沼がクイズの出題の法則を見抜いた為に窮地に陥り、勘を頼りに対抗するが、ミスが続いた為に敗北した。
蔵馬に対しては事件前は総合テストでは一度も勝てずにいたことから(ただし、文系は海藤のほうが得意)強烈なライバル心(アニメでは総合テストの結果を見て蔵馬に対抗心を燃やす)を抱いていたが、「禁句」対決に敗北してからは打ち解けて良き友人になった。類稀な文章力・構成力を活かし、作家として活躍。彼女(担当?)には原稿のダメ出しをされたり、ゲームに勝てなかったりとかなり尻に敷かれている模様。
アニメ版では幽助を「浦飯君」と呼んでいることが多いが、稀に城戸や柳沢と同様に「浦飯さん」と呼ぶ。
また、魔界の扉編の登場人物の中で唯一魔界編にも少し登場している。
柳沢光成(やなぎさわ みつなり)
声:真殿光昭
蟲寄市の高校二年生(海藤とは学校は異なる)。「模写(コピー)」の能力者。触れた相手と全く同じになる(記憶や気紋もコピーする)。然し、強い衝撃(アニメでは霊力を帯びた衝撃)を受けると元に戻る。原作ではゲームマスター戦で海藤をコピーして勝利する等の活躍があったが、アニメでは幽助の活躍に差し替えられて数あわせだけに終わった。同級生の高松さんに片思いをしているが、結局想いを告げる事はなかったようで、幼馴染みと思わしき少女(ボーイッシュな雰囲気のなかなかの美少女)と10年後に結婚した。特技はものまね。小さな頃から、家族や教師の形態模写を毒舌たっぷりにやっては怒られていたらしい。代表的持ちネタは「もしジャニーズ事務所が吉本興業だったら」。変身願望が強いところがあり、これと特技が「模写(コピー)」という能力に目覚めるきっかけとなった。
室田繁(むろた しげる)
声:福田信昭
ボクサー志望。「盗聴(タッピング)」の能力者。領域半径20m、他者の心を読むことができる。小男で小悪党風の喋り方が特徴。学生時代に信頼していた親友が自分の陰口を言っていた事実を知ったことがきっかけで、猜疑心が強く盗聴癖を持っている。これが「盗聴(タッピング)」の能力に目覚める要因となった様子。雀荘で幽助たちと遭遇する。その時にあがった麻雀の役は、タンヤオ、イーペーコウ、ドラ2の満貫。幽助の心を読んで戦うが、ただ相手を叩き潰すことしか考えていなかった幽助の動きに追いつけず敗北し、能力者探しに協力させられる。仙水の心の声に怯えて、神谷との戦いの後は離脱。その後、巻原の能力の餌食になり死亡。能力はその巻原を取り込んだ戸愚呂兄に受け継がれた。
アニメ版では、長身で喋り方はやや普通。喫茶店にいたときに幽助達と遭遇する。回想シーンにおいて人気のない街角に追い詰められ、巻原に喰われた。

仙水一味[編集]

仙水忍(せんすい しのぶ)
声:納谷六朗 / 学生時:石田彰
26歳。A型。6月6日生まれ。身長は180cm後半、体重は80kg後半だと推測されている。元霊界探偵(二代目霊界探偵)で、幽助の先輩に当たる。幼少の頃から霊力の高さゆえに妖怪から命を狙われ続けたことから「妖怪は悪で、自分は選ばれた正義の戦士」と思うようになったが、探偵業の最中に人間の酷悪の極みの所業を見てしまい、完全なる人間不信へと陥る。そして人間を守る側から滅ぼす側に180度立場を転向。その結果、7つの人格が生じる。7つの人格は、おしゃべりでプライドの高い理屈屋の「ミノル」[注 33]、赤子さえ平気で殺害する殺人狂の「カズヤ」、武器商人(コレクションしている銃器や、カズヤのみが扱える気硬銃などの手入れも担当。また、刃霧が使用していた拳銃を渡した)の「ジョージ」、樹の前にしか現れない泣き虫の女性「ナル」、炊事洗濯掃除などの雑用担当の「マコト」、飼育している動物の世話をする(戸愚呂兄が入っていた水槽の手入れも担当)「ヒトシ」、そして主人格であり、人前に出ること自体数か月ぶりだった「忍」からから成り立つ。7つの人格全ての意見が一致し、魔界の穴を開けて人類を死滅させるべく暗躍を開始する。室田が盗聴した際「俺たち7人で穴を掘る」と呟いており、幽助たちは「7人」は仙水一味のことを示していると考えたが、実際は7人は仙水の七人格のことを示しており、同志たちは駒にすぎなかった。魔界の穴を開けた真意はただ単に魔界に行きたかっただけらしく、魔界の穴も魔界の先住者への手土産程度のものだった。彼の身体は既に神谷でも治療不可能な悪性の腫瘍に体を蝕まれており、余命幾ばくもない状態で、樹によると半月の命だった。能力者ではないが、一味内では「暗黒天使(ダークエンジェル)」のコードネームを使用。
肉弾系格闘技では史上最強といわれる足技主体の格闘技「裂蹴拳」に霊気を使う要素をミックスさせた「霊光裂蹴拳」を用いることで、一対多の戦闘に長ける。霊気も使用できるが、幻海ですら持ち得なかった人間にとって究極の闘気「聖光気」[注 34]を持ち、主人格の忍のみが「聖光気」を物質化した「気鋼闘衣」を身につけることが出来る。その際にはS級妖怪と同等の力を持つ。
幽助との戦いでは最初はミノルが相手をし、霊光裂蹴拳と長年の戦闘経験で幽助を翻弄するが、濡れたシャツを腕に巻きつけて動きを封じるという幽助の機転からの連続パンチでプライドを傷つけられて敗北。ミノルの代わりに出てきたカズヤは気硬銃で幽助を負傷させるが、気硬銃以外の戦闘能力が高くないことが災いして幽助に敗れる。次に現れた主人格の忍は聖光気で幽助を圧倒し、とどめを刺した。その後、魔界で桑原、蔵馬、飛影を圧倒し、魔族として復活した幽助と互角の戦いを繰り広げ、幽助が力をコントロールできていない点を持っていても仙水の方がわずかに勝っていたが、雷禅に意識を乗っ取られて覚醒した幽助に圧倒され、霊丸を受けて致命傷を負い死亡する。アニメ版では魔界での幽助との戦いの最中に彼の中の人格たちの会話が描かれ、その中には「もうやめよう」と訴える人格もいた。
幽助との最後の戦いで初めて楽しんで戦うことができ(アニメ版ではコエンマと蔵馬がそのことに気づいていた)、そのことで幽助に礼を言い、次は魔界で生まれ変わることを願いながら生涯を終えた。「死んでも、霊界には行きたくない」という遺言は樹の口から伝えられ、その魂と亡骸は樹と共に亜空間の彼方に消えていった。アニメ版では転生の願いは描かれず「自分より強い妖怪に殺されること」が願いだった。
樹(いつき)
声:辻谷耕史
妖怪。「影ノ手」を用いて次元を自由に行き来し、次元に関わる下位の妖怪を使役できる「闇撫(やみなで)」の一族で魔界でも希少種族であるらしい。霊界探偵時代の仙水に一度殺されかけるも、ふと見せた人間くささに仙水が殺気をそがれたため、殺されることなく、それ以降パートナーとして彼の側につく。変貌を遂げゆく彼の様相を静観し続け[注 35]、魔界の穴の一件でも、終始彼の忠実な補佐を務める。
階級はB級の下位ぐらいだが、能力の性質上防御力が高い。複数の影ノ手を操り、対象をペットである裏男の体内へと送り込む。仙水同様に能力者ではないが、一味内では「門番(ゲートキーパー)」のコードネームを使用。樹だけは、自分たちが仙水の計画の駒でしかないことに最初から気付いていた。
仙水と幽助の一騎打ちに邪魔が入らないようにする為、他のメンバーを裏男の体内に閉じ込めていたものの、桑原の次元刀で裏男が斬られた際、自身も右目から下を斬られ、脱出を許す。最後は仙水の遺体と共に亜空間へ消え去る。
作者が気に入ってるキャラクターの一人で、理由は「精神面でゆがんでいるから」[2]。最後に幽助に言い残したセリフは連載に疲れていた作者自身の心境を反映したもの[2]
劇中では語られていないが、仙水と出会う以前にも、人間との付き合いはあったとのこと。
神谷実(かみや みのる)
声:荒川太郎
29歳。AB型。8月20日生まれ。医者。その職業通り、「医者(ドクター)」の能力者。領域の半径は100メートル。念で作った致死性のウィルスで領域内の人間を病気にする、脳内の興奮物質を操作して肉体の機能を高める、素手で人間を切り裂く、体からもげた腕を自ら縫合するなどの能力を持つ。しかし、自らの能力を持ってしても、仙水の悪性腫瘍は手の施しようが無かった。
自身の勤務する病院内で幽助たちを襲撃。最初に城戸を倒し、幻海、幽助を除く面々をウィルスによる奇病に陥れるが、奇病の中、看護婦に変装(模写)した柳沢に硫酸を浴びせられ怯み、最後の手段として解毒剤と偽ったブドウ糖を使った騙まし討ちを行おうとするが、直後にそれを室田に見破られ、幽助の連続パンチを受けて敗れる。この時、死亡するが、幻海が霊気を用いた電気ショックを行ったことで蘇生した。その後、警察に捕まるが脱獄。自身の能力で顔を変えて逃走生活を送っていたが、心霊道場を開く[注 36]。尚、医者時代は眼鏡をかけていたが、顔を変えてからは、眼鏡を着用しなくなる。
一味時代は「時間に殺されるのも病気に殺されるのも嫌だが、妖怪になら殺されてもいい」という考えを抱いており、逮捕後の取り調べでも、自身を含めた人類滅亡を語っていた。
劇中では語られていないが、能力に目覚める以前から優秀な医者ながらも性格的に破綻したところがあり、劇中での言動以外にも、人を切り刻む夢をいつも見ていたらしく、学生時代には傷害の前科がある(同じく医者である父親によりもみ消され、そのことがコンプレックスとなって父親に殺意を抱いている)
刃霧要(はぎり かなめ)
声:関口英司
17歳。O型。12月3日生まれ。母、兄、妹と4人家族。父は警察官だったが既に殉職。「狙撃手(スナイパー)」の能力者。虚無主義者(ニヒリスト)。領域半径200メートル、あらゆる物に霊力を込め、弾丸として利用する。自らの気で作った的を敵の肉体につけ、弾丸を自動追尾させる「死紋十字斑」という能力を持つ。弾丸の種類は、気を通せるものなら何でもよく、木の葉や石、包丁、拳銃に込められた本物の弾丸やタンクローリーまで様々だが、あまり大きな物体に気を通すと身体に負荷がかかり、術者である彼自身が意識を失うらしい。
外での活動では仙水と行動を共にすることが多く、桑原捕獲の際にも行動を共にし、その際にはバイクも用いた。幽助を追い詰めるも、飛影に背後から剣で刺されて意識を失う(アニメ版では飛影との戦いも描かれた)その後、神谷に救出されたが、神谷によると、飛影が刺した傷は「重要な臓器を避けて」いて「切るというより隙間に通した印象」とのこと。事件後は元の生活に戻るが、高校卒業と同時に家出をして、5年ほど親へ仕送りをしていた(アニメ版では失踪のみ語られる)エピローグにて、物体の残留思念を読み取る[注 37]。女性と一緒にいる描写があったが、原作では関係は不明のままで、アニメ版では妹[14]とされた。
劇中では語られていないが、将来の夢は「弁護士か犯罪者」だった。また、彼が使用していた拳銃は私物ではなく仙水の別人格の一人である「ジョージ」の所有物であるらしい。
御手洗清志(みたらい きよし)
声:松本梨香
14歳。A型。2月10日生まれ。両親と姉との4人家族。「水兵(シーマン)」の能力者。自身の血を数滴垂らして生み出した液体生物の中が領域。液体生物は殴られても液体ゆえにすぐに元通りになる。また、混ぜた血液の量で強さに差が出るらしい。異空間である領域の中から出ることは不可能で、閉じ込められたが最後、御手洗本人を倒さない限り溺死するしかない。
「黒の章」を観たことで人間不信に陥り、自身を含めた全人類の死を望んでいたが、実際は誰かに救いを求めていた。桑原相手に善戦するも、桑原たちを閉じ込めていた液体生物と共に次元刀で斬られて敗北。桑原に捕虜として助けられた後、仙水が自分を利用していただけに過ぎなかったこと(盗聴器を付けられていた)や治療してくれた幽助たちの姿を見て改心し、以後、幽助たちの味方に付く。幽助たちに協力するようになってからは入魔洞窟を案内し、天沼とのゲーム対決では過去を乗り越え、特防隊が幽助を抹消しようとした際には彼らへの怒りを見せた。事件後は志望校である海雲学園に進学し、ボランティアへの道を歩む(アニメ版では高校進学後の事については語られず)アニメ版では事件後、天沼と共に元の生活に戻ったことを手紙を通じて桑原に伝えたことが、桑原の口から語られた。
原作では御手洗が仙水の計画に加担した詳細は描かれていなかったが、アニメ版では学校でいじめに遭っていた矢先、仙水に誘われたという様子が描かれている。また、原作とアニメ版共に天沼が「御手洗は弱いから孤立するが、天沼は強いから孤立する」と発言していたことから、原作でもいじめられていた模様。尚、アニメ版での回想時と事件後の制服は異なる。
劇中では語られていないが、泳ぎが得意ながらも、溺れたことから心の底では水に恐怖心を抱いており、5年間通っていたスイミングスクールも最近辞めた。しかし、スイミングスクールを辞めた本当の理由は、女性の水着を性的に見てしまう自分が嫌になったからであった。
天沼月人(あまぬま つきひと)
声:亀井芳子
11歳。B型。11月7日生まれ。両親との3人暮らし。両親は共働きで夜遅くまで帰ってこないとのこと。「遊熟者(ゲームマスター)」の能力者。領域はTVゲームを現実化した世界で、ゲームのルールから外れた暴力行為はできない(アニメ版では海藤と天沼のゲーム対決の最中に痺れを切らした飛影がゲームモニターを剣で切り裂くが、モニターは何事もなかったかのように復活した)術者である天沼もゲームの登場人物として領域に入った場合、彼も例外ではなくゲームのルールに従わなければならない。また、この能力は体力・精神力の消耗が激しいらしく、ゲーム中に死を暗示するものが顕著であるため、回想にて仙水から必要以外に能力の使用を控えるようにと忠告されている。ゲームはクイズ系は苦手らしいが、それでもクイズの出題パターンを見抜くなど、天性のゲームセンスを持つ。
周囲よりも頭が良い為、世の中にウンザリしており、仙水の誘いに乗って彼の仲間に加わった。人間界が破滅することになっても「ゲームで俺に勝てる奴はいないから平気」という考えを抱いていたが、蔵馬から仙水に利用されているに過ぎない事を気づかされて後悔するも、能力を解く事が出来ずにゲームのルールにより死亡した。しかし、後にコエンマの遊魂回帰の術により復活(仙水はコエンマが持つ魔封環の霊力を消費させるためにも天沼を利用したことが、本人の口から語られている)事件後はゲームを通じて友人が増え、普通の学生生活を送っている。尚、原作においては仙水が集めた能力者の中では、唯一彼にスカウトされた際の詳しい経緯が描かれている人物である。アニメ版では、桑原捕獲に赴く直前までゲームをしているシーンが描かれた。
劇中では語られていないが「世界が滅んでも、ゲームとコンビニさえあれば平気」という考えを抱いていた。
巻原定男(まきはら さだお)
声:石田敦
美食家(グルメ)」の能力者。領域は体内。かなりの巨漢でアニメ版では桑原にデブと称されるが、その後の戸愚呂兄の回想シーンでは筋肉質な体格として描かれている。"食った"相手の能力を自分のものにできる。仙水の策謀で戸愚呂兄を食うが、不死身の彼を消化することは叶わず、逆に肉体と意識、そして能力さえも乗っ取られる。
前線に出てきたときは、既に巻原の人格・精神は失われ、肉体だけが戸愚呂兄に支配されている状態だった。そして、巻原の身体は戸愚呂兄と共に邪念樹に寄生されたままの無間地獄をさ迷い続ける。
アニメ版では戸愚呂兄の回想の中で、自分が戸愚呂兄に支配されていく事に恐怖し、自傷行為をしている。原作でも自傷行為こそなかったものの、恐怖により錯乱している様子が描かれている。また、アニメ版では桑原捕獲に赴く直前には食事をしているシーンが描かれた。
劇中では語られていないが、食べることが趣味で「楽して強くなりたい、様々な能力を得たい」などと思っていた節があり、それが趣味と相俟ってグルメの能力に繋がった。学生時代のあだ名はウシ。

真田黒呼(初代霊界探偵)関係者[編集]

佐藤黒呼(さとう くろこ)
声:弥永和子
初代霊界探偵。陰陽師の血を引く黒髪で長身の女性。結婚を期に引退した。若き仙水とも会ったことがある。引退後は主婦となる。旧姓:真田。霊界探偵時代(当時14歳)はものすごく太っていた。探偵をはじめてから身長だけが40cm伸びて、体重が変わらなかった。幻海とは霊界探偵時代からの知り合い。霊界から幽助の抹消を依頼された直後に幽助と出会う。幽助の人柄を見て、幽助が危険な存在ではないと感じ取るが、幽助が北神たちとの会話で魔族寄りになっていることに気付き、自身の子供たちとまで戦うことになることを危惧し、申し訳なさを感じながらも、幽助に魔界へ行くことを薦めた。
佐藤晶吾(さとう しょうご)
声:城山堅
黒呼の夫で作家。妻子と共に山奥で生活している。占いが得意でよく当たる。佐藤家では唯一、霊能力を持たない普通の人間。魔界の勢力争いの話を聞いた時、小説のネタにしようかとも考えたが、「現実離れし過ぎている」理由でボツにした。幽助が帰宅する際に占いの結果「血を伴った戦友との別れ」を告げた。
佐藤快晴/真田快晴(さなだ かいせい)
声:高乃麗
晶吾と黒呼の息子。9歳。TV好き。気に入った客が来ると酒(アニメ版では酒入りのチョコ)を飲む。低級妖怪を倒せる程度の戦闘能力と霊能力を持つ。佐藤の姓がありきたりでカッコよくないという理由で、母方の姓を名乗っている。風吹と二人で放つ「双龍砲」なる霊気技を用いるが、放たれることはなく威力は不明。
佐藤風吹/真田風吹(さなだ ふぶき)
声:大谷育江
晶吾と黒呼の娘。8歳。萩原聖人が好き。気に入った客が来ると酒(アニメ版では酒入りのチョコ)を飲む。そこそこの戦闘能力と霊能力を持つ。兄と同様の理由で真田を名乗っている。

その他[編集]

三井安彦(みつい やすひこ)
暗黒武術大会後に行われた盟王高校の試験で、490点で3位に入った。1位は南野秀一497点。2位は海藤優494点。
高井(たかい)
蟲寄市の大凶病院の看護師。神谷が非番の日であることを指摘したため、彼の能力によって切られる。死亡したと思われたが、神谷が警察で取調べを受けていたシーンにて、神谷は殺人未遂であることが判明したため、明確な描写は無いものの、他の医師らとともに一命は取り留めた。
メガリカ
桑原達が見に行った海外のバンド。桑原いわく「ヘビメタの神」。名前のモデルはメタリカメガデス
レンドラ
スポーツ魔人とバトルテニスで戦ったとき御手洗が使ったキャラ。アニメでは御手洗を模した少年に差し替えられた。
スポーツ魔人
ゲー魔王の部下。
バッカー
スポーツ魔人が使ったキャラ。アニメでは魔人本人に差し替えられた。
シューティング魔人
ゲー魔王の部下。幻海とバトルヘリで対戦。
パズル魔人
ゲー魔王の部下でタコのような姿の魔人。柳沢と対戦したが、アニメでは幽助とアクション魔人の対戦に差し替えられたため未登場。
戸川純(とがわ じゅん)
実在の人物と同名。樹が仙水に殺されそうになった日の翌日の「ヒットスタジオ」のゲストで、樹は彼女のファンらしく、それ見たさに殺すのを明日にしてくれと仙水に頼んだことで殺されずにすんだ。実際の戸川純は1984年2月6日放送の「夜のヒットスタジオ」に出演する。尚、アニメ版での樹の希望は「好きなドラマの最終回を観たい」と変更されている。
少女
本名不明。幽助と仙水の闘いが終わった後、刃霧要と共にいた少女。アニメ版では刃霧要の妹。物体の残留思念を読み取り、他人にも伝えることができるサイコメトリーに近い能力を持つ。

魔界編[編集]

雷禅とその部下[編集]

雷禅(らいぜん)
声:菅生隆之
魔界三大妖怪の一人。
「闘神」の異名を持つ魔界でも最強クラスの妖怪。食人鬼の一種。幽助の先祖で(妖怪の遺伝子上)、彼の父親と呼ぶべき存在。人間の女性(食脱医師の女)の生き様と目に惚れ、その女性と一晩だけ愛し合った。お互いに再会の約束をしなかったが、別れ際に彼自身は、再会するまで人間を食さないと心に誓う。その結果、700年近くもの間食事をとらず、栄養失調に陥ったことで力が著しく衰え、やがて幽助の眼前で「あー、腹減ったな」と言い残し飢死する。魔界の行く末を見抜いていたらしく、食人鬼のような存在は過渡期における突然変異のような存在だと考え、将来の魔界に必要なくなるという考えも持っていた。
三大妖怪の中では最も年長で、人を食べていた全盛期は、ライバル関係の黄泉や軀、喧嘩仲間であり後に魔界統一トーナメント覇者となる煙鬼ですら、問題にならない程の圧倒的戦闘力を誇っていたらしい。また、黄泉や軀とは「最初は感情だけで争っていたが、今は違う。それぞれなりに考え、意見が対立しているんだ」と幽助に述べた。
アニメでは、平安時代に人間により手負いになり、幽助の遺伝上の母のもとに逃げ込むという描写が存在した。
黄泉の諜報員が測定した戦力データ:TP(妖力値)1,322,000、HP(体力)460,000、OP(攻撃力)424,000、DP(守備力)352,000、SP(特殊能力)86,000。(上述のようにこの数値が最高時の力では無い)
髪の色は原作の完全版のイラストでは金色だが、アニメでは白髪だった。
北神(ほくしん)
声:堀内賢雄
雷禅に仕えるS級妖怪。魔界一柔軟な体を持ち、腕を伸ばすだけで20km離れた所にあるものでも取ることができる。幽助と出会った当初はD級以下に妖力を抑えていたにもかかわらず、軟体術で攻撃をかわし自由を奪った。軟体術に頼りすぎる傾向もあるようで、最後には幽助に敵わなくなった。人間を食糧としており、幽助と会った時点では活動のために止むを得ず人間を食っていたが、雷禅の死後は同様に食事を絶っているようである。生真面目な性格であり紳士的。幽助の破天荒な行動に振り回される。魔界統一トーナメントでは予選を勝ち残り本選に出場。組織戦を策したが、予選で東王ら三人と同じブロックになってしまい幽助にからかわれた。どこまで勝ち進んだのかは描かれなかった。
黄泉の諜報員が測定した戦力データ:TP(妖力値)36,000、HP(体力)13,000、OP(攻撃力)5,900、DP(守備力)12,500、SP(特殊能力)4,600。
アニメ版では、1回戦は軟体術を駆使して死々若丸に勝利した。2回戦の戦闘シーンは描かれなかったが、敗れてしまったと思われる描写がある。
東王(とうおう)
声:宇垣秀成
雷禅に仕える。A級妖怪。幽助を訪ねて佐藤家に来たとき、頻繁に失礼な態度を取って北神に注意されていた。
西山(せいざん)(アニメでは西帝)
声:伊藤栄次
雷禅に仕える。A級妖怪。
南海(なんかい)
声:松本保典
雷禅に仕える。A級妖怪。佐藤家には唯一訪れなかった。

軀とその部下[編集]

(むくろ)
声:高山みなみ折笠愛(96話のみ)
魔界三大妖怪の一人。黄泉や蔵馬より年上の女性。一人称は「オレ」。
作者のお気に入りのキャラクターの一人で、作者は彼女の昔時代をもっと詳しく描きたかったと述べる[2]。モデルは『風の谷のナウシカ』に登場するクシャナ[2]
時雨(しぐれ)
声:谷口節
軀直属の戦士。軀によれば77人いる直属の戦士の中で最も弱いが、その実力は極めて高い(躯によるとA級妖怪が束になっても敵わない実力を身に付けた時の飛影と同等だが、剣の腕だけなら飛影よりずっと上とのこと)。外科的手術によって、妖怪に新たな能力を与える魔界整体師。飛影に邪眼の手術を行った後(料金は「患者の人生の一部」)、妖力の落ちた飛影に剣術も教えた。また、時雨が躯に仕えるようになったのは飛影に手術を行った後とのこと。魔牛の骨を加工して作られた巨大な円形の刀(燐火円礫刀)を使う。再会した飛影と対決し頭部を真っ二つにされるが、後に軀によって蘇生させられる。魔界統一トーナメントでは予選を勝ち残り本選に出場。2回戦で蔵馬に敗北する。大会終了後は再び軀に仕えている。
アニメ版では魔界統一トーナメントで蔵馬に敗北した後、自ら死を選ぶ。
奇淋(きりん)
声:小関一
軀直属の戦士。「魔道本家」の称号を持つ。77人いる直属の戦士の中で最も強く、250年間軀の下でNo.2の座についていた(かつては奇淋を凌ぐ実力者がNo.2に就いていたが、躯が鬱の状態にある時にたまたま口答えをした事により一瞬でミンチにされたとのこと)が、後に頭角を現した飛影に取って代わられる。それまでは、3国のNo.2の中では鯱や北神を凌駕する高い妖力値を誇っていた。清廉な武人であり、特に軀に不満がある様子ではなかったが心の中では一度戦ってみたいと思ってたようで、魔界統一トーナメント開催が決定したときには「打倒・軀」を公言して憚らなかった。魔界統一トーナメントでは予選を勝ち残り本選に出場。どこまで勝ち進んだのかは描かれなかった。大会前の打倒宣言に反して、その後も軀に敬称を使っている。
黄泉の諜報員が測定した戦力データ:TP(妖力値)89,500、HP(体力)21,200、OP(攻撃力)22,000、DP(守備力)16,400、SP(特殊能力)29,900。

黄泉とその部下[編集]

黄泉(よみ)
声:江原正士西村知道(96話のみ)
魔界三大妖怪の一人。
過去に蔵馬と組んで盗賊稼業を営んでいたが、あまりに身勝手で血の気が多い性格であったため蔵馬に見限られ、蔵馬の放った刺客により両目を失う。それから長い年月をかけて音や空気の流れを頼りに戦う術を身につけ、雷禅や軀と肩を並べられるまでに成長した。三大妖怪の中では最も若年で、最も野心家かつ頭脳派である。辛抱強く狡猾。雷禅の見立てでは霊界や人間界への侵略も考えていた模様。幽助に影響された結果、その野心を捨てて一妖怪として大会に臨む。トーナメントでは息子の修羅や幽助に勝利した後、蔵馬を通して幽助に対して賞賛の意を述べていた。親馬鹿な面もある。
「理想国家の再建をー!!」と叫ぶ部下が登場しており、彼の国家観の一端がうかがえる。アニメ版の幽助戦では、試合結果自体は変わらないが幽助の大健闘が描かれている。トーナメント戦後、蔵馬と和解し修羅を連れ修行の旅に出る。
黄泉の諜報員が測定した戦力データ:TP(妖力値)1,550,000、HP(体力)422,500、OP(攻撃力)382,500、DP(守備力)325,000、SP(特殊能力)410,000。
修羅(しゅら)
声:大谷育江
黄泉の息子。培養器内にいた時点で妖力値は8万ポイントを越えていた。魔界統一トーナメント開催時、幽助と互角程度の実力の持ち主だが、歳相応に生意気。黄泉のことは「パパ」と呼んでいる。予選で黄泉と対戦し、敗退。
アニメでは救いの手を差し伸べた黄泉に対して攻撃を仕掛ける卑怯な一面が加えられている。
妖駄(ようだ)
声:北村弘一
黄泉国家の参謀の一人。戦闘要員としてでは無く、知略要員として黄泉に仕える。黄泉が国家を解散した後、魔界統一トーナメントの解説に。スター・ウォーズ・シリーズヨーダがモデル。
鯱(しゃち)
声:辻親八
黄泉国家の軍事総長。数百年に渡って有望な幹部候補を暗殺しNo.2の地位を守り通してきたが、妖狐に戻った蔵馬の前に瞬殺される。空を使い、蔵馬の義理の弟を人質に取るが、最後は空に裏切られる。黄泉からは自分の謀略を見抜かれていた。
軍事総長の座を奪われた場面にて、蔵馬を抜擢した事への懸念と異議を申し立てるも黄泉に一蹴されたが、アニメ版ではこの直後に妖駄から無能呼ばわりされ、罵倒を止めに入った黄泉からも「鯱の優れた妖力は誰もが認めるが、それ以外の事を求めるのは酷」と追い討ちを掛けられるシーンが追加されている。その他、蔵馬への闇討ちの際に三叉の槍を使って戦い、事切れる寸前に妖気計が示した蔵馬の妖力値に驚愕するシーンが描かれた。
黄泉の諜報員が測定した戦力データ:TP(妖力値)37,800、HP(体力)10,900、OP(攻撃力)10,500、DP(守備力)11,000、SP(特殊能力)5,400。
空(から)
声:西川幾雄
鯱の命令で、人質にするため蔵馬の人間界での義弟にとり憑くが、後に蔵馬側に寝返る。

雷禅の大昔の喧嘩仲間[編集]

煙鬼(えんき)
声:飯塚昭三
雷禅の大昔の喧嘩仲間。見た目は鬼のような姿。温厚な中年男性だが、3回戦で軀を、決勝で才蔵を破り、魔界統一トーナメント優勝者となる。彼を始めとする雷禅の旧友達は、魔界三大妖怪に数えられる黄泉と同等、もしくはそれ以上の実力を秘めている。魔界の勢力争いには参加せず、野心も持たず人知れず生活していたためにその名は知られていなかった。愛妻家。実は腰痛持ち。
魔界統一トーナメント優勝後、魔界の王となった彼の最初の政策は「人間界に迷惑をかけないこと」。霊界と紳士協定を結び、最終的には魔界と人間界、霊界の和睦を目標にしている様子。彼が王となってからは妖怪は人間界での悪事をぴたりとやめており、積極的に人間界で暮らしている妖怪もいる。
孤光(ここう)
声:雨蘭咲木子
雷禅の大昔の喧嘩仲間。雷禅に惚れていた女妖怪。雷禅にアタックし続けたが、雷禅が人間に惚れたためフラれて自棄になった所、煙鬼と結婚した。夫からは大事にしてもらっているらしい。トーナメントでは黄泉に勝利するが九浄に敗退。
棗(なつめ)
声:佐藤しのぶ
雷禅の大昔の喧嘩仲間。魔界統一トーナメント一回戦(アニメでは予選)で対戦した酎に一方的に惚れられるが、彼女自身もまんざらでも無いらしく、その後戦いの相手を律儀にやっている。2回戦で軀と対戦し敗退するが、その際、別ブロックから幽助と黄泉の妖気の放出を感じ取り、体力の削り合いをやめた。アニメでは九浄の双子の妹[15]
九浄(くじょう)
声:真殿光昭
雷禅の大昔の喧嘩仲間。3回戦で蔵馬と対戦し勝利するも準決勝で才蔵に敗退。アニメでは凍矢と対戦し、凍矢の氷に妖気をわざと吸わせて妖力を互角まで落としたが、勝利。
アニメでは棗の双子の兄[15]
痩傑(そうけつ)
声:小杉十郎太
雷禅の大昔の喧嘩仲間。魔界統一トーナメントでは1008年ぶりに周と対戦、トレードマークのハンチング帽を「全然似合ってない」とつっこまれていた。アニメではまず陣と対戦、陣以上の飛翔術を見せて翻弄し勝利。戦いの中で、雷禅に挑みかかっていた頃の自分と同じ感情を陣の中に見つけた。
周(しゅう)
声:伊藤栄次
雷禅の大昔の喧嘩仲間。メタル族で、アニメでは銀色に光る体をしている。痩傑いわく「金物臭いチビ」。痩傑との対戦時、別ブロックから幽助と黄泉が放出した妖気を感じ取り、共鳴するかのように妖気を放出した。
才蔵(さいぞう)
雷禅の大昔の喧嘩仲間。翼が生えている。本編では台詞無しだが、魔界統一トーナメント準優勝者である。
鉄山(てつざん)
雷禅の大昔の喧嘩仲間。ヘルメットを被っている。本編では台詞無し。トーナメント2回戦で才蔵に敗退。
電鳳(でんほう)
雷禅の大昔の喧嘩仲間。9人のなかで巨体。本編では台詞無し。

その他の魔界統一トーナメント出場者[編集]

柘榴(ざくろ)
魔界統一トーナメントで優勝して魔界を闇の世界にすると二回戦で当たる予定の幽助に宣言するも一回戦敗退。アニメには登場せず。
枢(とぼそ)
登場はしていないが柘榴を破ったとトーナメント表に書いてある。トーナメント2回戦で幽助に敗退。アニメには登場せず。
猫玉(ねこたま)
幽助の一回戦の対戦相手(アニメ版のみ登場)。妖気を放出して巨大化し、空中に跳んだ幽助を爪を伸ばして攻撃するが、瞬殺された。原作では猫糞である。
流石(さすが)
声:かないみか
鈴駒の一回戦の対戦相手。友達と出たら勝ち残ったと和気藹々ムードだった。鈴駒に勝ち、アニメ版ではその後惚れられて追い掛け回される。後に彼女になる。
鸚鵡(おうむ)
一回戦でオコゼと対戦している。
九曜(くよう)
八寒(はっかん)
贔屓(ひいき)
雑魚
犬蓼

その他[編集]

食脱医師の女
声 - 土井美加
700年前、雷禅が人間界で遭遇した食脱医師(くだくすし)の女性。密教屈指の術者で、食人鬼である雷禅を言葉と態度で圧倒した。雷禅はその態度に惚れ、一晩かけて拝み倒したという。その後、子供を産んですぐに亡くなったとのこと。幽助の遺伝上での母親。
斉藤里子(さいとう さとこ)
蔵馬が魔界に行った後に行われた盟王高校の試験で、488点で3位に入った。1位は海藤優493点。2位は南野秀一490点。
痴皇(ちこう)
奴隷商人。軀の回想シーンで、彼女を「ワシの娘」と発言している。軀を玩具奴隷にしていた上、復讐を防ぐために「優しくしてやった」内容の偽の記憶を植えつけていた。飛影によってヒトモドキに寄生させられ、軀の誕生日プレゼントにされた。
広沢秀美(ひろさわ ひでみ)
第一女子バスケ部。特待生として入学するも己の限界を知り無気力に。
桜井直子(さくらい なおこ)
第一女子バスケ部。広沢秀美のルームメイトであり、自分の限界を知って練習に無気力な彼女を幽霊騒ぎで追い出そうとする。性質の悪い性格。
高松(たかまつ)
柳沢が当時好意を寄せていた女子高生。
ホワイトタイガー
コミックのおまけゲームに登場する。HP12 必殺技スペシャルサンダー
ブラックジョー
コミックのおまけゲームに登場する。HP10 必殺技ビッグマグナム
ミスタークエスチョン
コミックのおまけゲームに登場する。HP15 必殺技ハテナボム
カミカゼサンキチ
コミックのおまけゲームに登場する。HP10 必殺技カミカゼショット

劇場版[編集]

第1弾の登場人物は幽☆遊☆白書 (映画)を、第2弾『冥界死闘編炎の絆』の登場人物は幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆を参照

参考文献[編集]

  • 冨樫義博『幽☆遊☆白書 公式キャラクターズブック 霊界紳士録』 集英社、2005年。
  • 週刊少年ジャンプ編集部『幽☆遊☆白書 パーフェクトファイル NO.1』、集英社、1995年。
  • 週刊少年ジャンプ編集部『幽☆遊☆白書 パーフェクトファイル NO.2』集英社、1995年。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ アニメ版では幽助と酎のナイフエッジデスマッチを止めさせようとした。
  2. ^ 幽助が魔族になったことは、彼が魔界に旅立つ前日に幽助自身から知らされた。アニメ版では仙水との戦いを終えて魔族状態で帰還した幽助の姿を目撃するも、その時は事情は知らされず、螢子も問いただしたりはしなかった。
  3. ^ ページの構成上はぼたんが説明していることになっている。
  4. ^ 訊ねた際の螢子は幽助曰く「一番怒っているときの顔」をしていた。また、幽助の曖昧さに苛立ち、幽助が吸おうとした煙草を取り上げて自分が吸うも口に合わなかった(アニメ版ではカット)。
  5. ^ アニメでは雪菜救出依頼のビデオを途中から幽助らと共に見たため、静流も知っている。また、桑原は原作では雪菜へのテレパシーを試みた際に雪菜の名前を初めて知らされたが、アニメ版では骨爛村に着いた頃には既に雪菜の名を知っていた。
  6. ^ ただし、その呼び方をしていたときは空に身体を乗っ取られていた状態のため、普段からそう呼んでいるかは不明。
  7. ^ 幽助が幻海の死を乗り越えられずにいた際、幽助を一喝し、幻海からの伝言を伝え、立ち直らせた。
  8. ^ アニメ版では幽助と桑原が戸愚呂兄弟との最初の戦いでやられそうになった時、喪服と香典を用意していたという薄情な面も描かれた(本人曰く「万が一のことを考えて」。このことを知ったぼたんは怒った)
  9. ^ アニメ版では幽助が死亡した際の影響で動かなくなったときには動揺していたことからか呼び捨てにされた。
  10. ^ アニメで唯一登場した第67話のクレジットは「女の子」となっており、渡部直美長谷川智子の2人が書かれている(もう一人は皿屋敷中の女学生役)。
  11. ^ 飛影は剣で青龍を16回切断したと語っていたが、これに対し、幽助は「半分までは数えられた(アニメ版では15回までは数えられた)」、蔵馬は「初太刀以外は何回斬ったか分からず、閃光が糸状のように走って見えた」、桑原は「いつの間に斬ったか分からず、気がついたら青龍がバラバラだった」とそれぞれコメントした。これら3通りのコメントから、当時の3人の実力の差(幽助>蔵馬>桑原)をうかがい知ることができる。
  12. ^ 雪菜を連れて逃げようとしたときに現れた飛影に阻まれ、殴られている。原作では一発だけだったが、アニメ版では殴られる前に飛影を勧誘しようとしたことで彼をより怒らせてしまい、雪菜が飛影を止めるまで、飛影に殴られ続けた。
  13. ^ 前大会にいたメンバー2人は今大会には参戦しておらず、消息も不明。戸愚呂兄弟が妖怪に転生する際は幻海と共に反対していた。メンバー2人は原作では姿が描かれなかったが、アニメ版では武術会参加時の回想に僅かながらに描かれた。
  14. ^ 弟曰く「悪い癖」であり、弟から嫌悪された。アニメ版では左京からも「つまらんマネを」と呆れられている。
  15. ^ 原作とアニメ版ともに、ヘレン撃破後に一度だけ喫煙シーンがある。酒に関しては、左京に勧められた際に自ら飲めない事を明かしている。また、アニメ版にて垂金との会話時に彼の席に酒の入ったグラスが置かれていたが、飲んでいるシーンは描かれていない。
  16. ^ 実際は死んでおらず、わざと急所を外す。更に桑原の機転により死ぬ演技をしていた。
  17. ^ 戸愚呂の餌になることを恐れた観客たちが闘技場から逃げようとした際に闘技場に無数の壁を出現させて自身を含めた全員を閉じ込めた。壁の一部は試合中に幽助の霊丸で破壊され、闘技場爆破時に破壊された部分から生き残った者たちは脱出した。
  18. ^ 本人曰く「血を見るのが好きな時期があり、あらゆる生物を解剖し、その果てに人間まで解剖するに至ったが、すぐに飽きてしまった」
  19. ^ アニメ版では優勝決定戦でのコエンマとの「互いのチームの副将の勝利のために命を賭ける」という賭けに敗れた際、コエンマは「左京の命を奪う気はない」と告げるが、それに対して左京は「負けをチャラにしてもらうのは、ギャンブラーとして最低の行為だ」と最後までギャンブラーとしての誇りを貫いた。
  20. ^ 「戦うためではなく、浦飯チームの死を最高の席で見届けるためにやってきた」と説明し、直後に「大将の私に回ってくる可能性はゼロだ」と勝利宣言を行った。
  21. ^ この為、事情を知らない桑原と蔵馬は是流が中堅として出てきたことに驚いた。尚、飛影だけは順番の真意に気づいた。
  22. ^ 戸愚呂に吸収されかけたときに、他2名から魁と呼ばれた。
  23. ^ a b 『霊界紳士録』ではM-2号が魁でM-3号が梁[9]、アニメパーフェクトブックではM-2号が梁でM-3号が魁[10]と説明しているが、棒状の霊気を使用する人物が「魁」と判明[注 22]し、M-3号はハウンドクローを使用していたため、アニメパーフェクトブックが誤りとなる。
  24. ^ 技名は『霊界紳士録』でも登場しなかった[9]が、アニメでは「スイングクラッシュ」と名づけられた。[10]
  25. ^ 与えられていなかったという説もある。
  26. ^ 猿、雉、犬を模した姿に変身している。
  27. ^ 蔵馬に幽助につくか黄泉につくかを聞かれた際は「無回答」(アニメ版では「考え中」)と紙に書き、鈴木に×で消され「幽助」と書かれた。
  28. ^ アニメで「田中」はカットされている。
  29. ^ 怨爺が鈴木になって幻海と戦った際、桑原は怨爺の手で前の闘技場に飛ばされていたため、怨爺と鈴木が同一人物であることを知らずにいた。その為、決勝戦前に鈴木が現れた際、桑原にとっては初対面となった。アニメ版では幻海と鈴木の試合の最中に戻ってきたことから、決勝戦前の鈴木との会話も原作とは異なっていた。
  30. ^ ただし試合後、左京からは「弱すぎる」と酷評された。
  31. ^ どちらの呼ばれ方もされている。幽助は「実況」と呼ぶ。
  32. ^ 原作では、比較的現実的に描かれた(一部除く)、複数の女性によって進行されている。
  33. ^ 当初は「ミノル」が主人格のように振る舞っていた。
  34. ^ 仙水は「天使の由来は聖光気を纏った者ではないか?」と考えている。
  35. ^ 本人曰く「キャベツ畑やコウノトリを信じている可愛い女のコに無修正のポルノをつきつける時を想像する様な下卑た快感」だが、アニメ版では「白い半紙を墨で黒く塗り潰す快感」に変更。どちらも桑原と蔵馬からは嫌悪感を抱かれた。
  36. ^ 原作では「奇跡の手道場」を設立した設定になっているが、本当に人を治しているのかは不明。アニメ版では多くの人々を救っていることが語られた。
  37. ^ アニメ設定では「指で記憶を読み取り、他人に見せられる能力」としている。[14]

出典[編集]

  1. ^ 冨樫義博『幽☆遊☆白書』第1巻 集英社<JC>、1991年、167頁。
  2. ^ a b c d e 冨樫義博『幽遊白書終了記念 ヨシりんでポン!』 同人誌、1994年。
  3. ^ 冨樫義博『幽☆遊☆白書画集』 集英社、2005年、90頁。
  4. ^ a b 飛影を参照
  5. ^ a b c ドラマCDのみ
  6. ^ a b 『霊界紳士録』189頁。
  7. ^ 冨樫義博『幽☆遊☆白書』第2巻 集英社<JC>、1991年、41頁。
  8. ^ 冨樫義博『幽☆遊☆白書』第4巻 集英社<JC>、1991年、41頁。
  9. ^ a b 『霊界紳士録』95頁。
  10. ^ a b 『パーフェクトファイル NO.1』60-61頁。
  11. ^ Dr.イチガキチームと対戦したチームの「一つ目牛」も前の試合=同じ日に死んでいる。
  12. ^ アニメではシルクハットをかぶった大柄な妖怪。マラカスを武器とするが、喪々連邪に翻弄された。
  13. ^ 週刊少年ジャンプ『幽☆遊☆白書 冥界死闘編 炎の絆 前編』設定資料集表紙。
  14. ^ a b 『パーフェクトファイル NO.2』101頁。
  15. ^ a b 『パーフェクトファイル NO.2』106頁。