年齢集団(ねんれいしゅうだん)とは、部族社会や工業化以前の社会などに見られる社会組織の形態の1つ。年齢によって人々の地位と役割を定めるシステムである[1]。地域共同体の秩序を維持するため、地域の生活に関連する機能の分担・成員の訓練育成のために、年齢別もしくは年齢階級別に集団を組織する。年齢階梯集団(ねんれいかいていしゅうだん)とも。戦前の日本では、子供組や若者組、中老組や年寄り組、娘組などがそれに当たる。