平山三郎
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平山 三郎(ひらやま さぶろう、1917年(大正6年)11月 - 2000年(平成12年)3月24日)は、東京出身の作家。
経歴[編集]
東京府東京市牛込区(現・東京都新宿区)に生まれる。1932年(昭和7年)鉄道省東京鉄道局に就職した。戦後も日本国有鉄道の機関紙『國鐵』の編纂に従事しながら法政大学文学部を卒業した。大学時代は授業料を内田百閒に肩代わりしてもらっていた。
内田百閒の教え子として知られ、夏目漱石の流れを汲む作家でもある。その生涯を通して、内田百閒の身辺の叙述・研究に当たった。
また、百閒の作品『阿房列車』シリーズにおいては、百閒の旅のお供をする「ヒマラヤ山系」として登場している。対して平山は百閒を「四ッ谷の先生」と呼んでいた[1]。
百閒が娘の名付け親になるなど、家族ぐるみの付き合いであった。その長女が、世田谷区池尻でおでん屋を経営。当時からの友人・編集者などで賑わっていたが、2018年に惜しまれつつ閉店した。
やはり内田百閒と交友のあった作家の中村武志が、平山の国鉄在勤時代に上司だった時期がある。
主な著書[編集]
- 『小説集 流れ』(交通日本社)
- 『夜の周邊』(三笠書房)
- 『實歴阿房列車先生』(朝日新聞社)、新版・旺文社文庫(1983年11月)、中公文庫(2018年9月)
- 『百鬼園先生雜記帖』(三笠書房)
- 『百鬼園と風船畫伯』(限定豆本、朝昼晩社)
- 『詩琴酒の人 百鬼園物語』(小澤書店)、新版・同コレクション
- 『わが百鬼園先生』(六興出版)
- 『百鬼園の猫』(胡桃書房)
- 『阿房列車物語 百鬼園回想』(論創社)
- 『『冥途』の周邊』(書肆ひやね)
- 『内田百閒の本』(正・続、日本古書通信社、限定豆本)