平壌国際空港

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平壌国際空港
평양순안국제공항
Pyongyang Sunan International Airport
国際線ターミナル
国際線ターミナル
IATA: FNJ - ICAO: ZKPY
概要
国・地域 朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮
所在地 平壌
種類 民間
所有者 国有
ターミナル 2
拠点航空会社 高麗航空
標高 36 m (117 ft)
座標 北緯39度13分26秒 東経125度40分12秒 / 北緯39.22389度 東経125.67000度 / 39.22389; 125.67000
地図
空港の位置
空港の位置
FNJ
空港の位置
滑走路
方向 長さ (m) 表面
01/19 4,000 コンクリート
17/35 3,500 コンクリート (閉鎖)
リスト
空港の一覧
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平壌国際空港
各種表記
ハングル 평양국제공항
漢字 平壤國際空港
発音 ピョンヤングクチェゴンハン
日本語読み: へいじょうこくさいくうこう
英語表記: Sunan International Airport
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平壌国際空港(ピョンヤンこくさいくうこう、: Pyongyang Sunan International Airport)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)平壌市順安区域にある同国唯一の国際空港である。所在地から「順安空港(スナンくうこう)」とも呼ばれる。

概要[編集]

市中心部から北に約24kmの地点に位置する。同国唯一の航空会社である高麗航空ハブ空港である。滑走路を2本有するが、そのうちターミナル前にある1本の使用を停止している。国内線と国際線の合計2つのターミナルが供されている。

2016年2月現在、外国籍の航空会社は中華人民共和国(中国)の中国国際航空北京線が週1便乗入れている。過去には中国南方航空が、また冷戦時代にはアエロフロート・ソビエト航空(現・アエロフロート・ロシア航空)がロシア各地からの定期便を運航していた。

旅客にかかる空港施設利用料は10ユーロであり、11アメリカドルもしくは100でも支払い可能である。以前はエプロン・ターミナルともに撮影が厳禁されていたが、2000年代中頃から乗客が出発・到着時にエプロンで撮影しても特に問題にされなくなった。

旅客ターミナル[編集]

第1ターミナル[編集]

2011年7月15日より、新たに建造された空港ターミナルビルが供用を開始した[1]。このターミナルビルに対し、金正恩第一書記は「諸外国の空港と比較して、みすぼらしい」という理由で、別の空港ターミナルビルの建設を命じた[2]

第2ターミナル[編集]

2014年9月には、旧ターミナル跡地における第2ターミナルの建設工事はほぼ完成していた[3]。 2014年10月、ターミナルを視察した金正恩第一書記は、「主体性、民族性が示されていない」という理由で、工事の設計をやりなおすよう命じた[4]。2015年7月1日に、正式に竣工した[5][6]

この国際線ターミナルには入国審査所税関検疫所両替所を備える他、北朝鮮の空港としては初の搭乗橋免税店レストランバーラウンジ地下駐車場タクシー乗り場など、国際空港としての設備を備えているが、ATMの設置はない[2]

旧ターミナル[編集]

2011年まで利用されていた旧ターミナルには金日成の肖像画が掲げられていた。

就航航空会社[編集]

旅客ターミナル周辺(2008年)

国際線定期旅客便[編集]

  • 春秋航空
    • 2016年2月より、上海浦東国際空港より、週4便の定期便就航を計画している[7]

国内線定期旅客便[編集]

アクセス[編集]

平壌市中心部まで車で約20分。鉄道、地下鉄の乗り入れは行われていない。外国人観光客の移動には送迎車かツアーバスが使われることが多い。なお新ターミナル建設と同時期に高麗航空が「高麗タクシー」の運営を開始した。アメリカ合衆国ドルでの運賃の支払いも受け付けている。

2014年、当国の最高指導者である金正恩は第2ターミナル建設現場指導において「ターミナルの周辺にホテルバス停留所」を建設しなければならないと述べ、空港地域の旅客サービス拡充を指導した[8]。2015年6月、金正恩第一書記は高速道路高速鉄道の建設を指示している[9]

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]