常磐ホテル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
常磐ホテル
ホテル概要
運営 株式会社常磐ホテル
所有者 株式会社常磐ホテル
部屋数 50室
駐車場 200台
開業 1929年(昭和4年)
最寄駅 甲府駅
最寄IC 甲府昭和IC
所在地 〒400-0073
山梨県甲府市湯村2-5-21
位置 北緯35度40分45.7秒
東経138度32分56.0秒
座標: 北緯35度40分45.7秒 東経138度32分56.0秒
公式サイト 公式サイト
テンプレートを表示

常磐ホテル(ときわホテル)は、山梨県甲府市湯村温泉にあるホテル

概要[編集]

1929年(昭和4年)開業の老舗ホテル。いわゆる「皇室御用達」ホテルの一つで、太平洋戦争末期には陸軍大学校の疎開先となったほか、戦後も昭和天皇をはじめ多くの皇族が宿泊している[1]。そのため「甲府の迎賓館」の異名を取る[2]

また山口瞳松本清張井伏鱒二などの作家が当ホテルを定宿としていたことで知られ、中でも離れにある「白根の間」では松本の『波の塔』の一部が執筆されたことで有名[3]。なお「白根の間」は2016年現在も現存し、一般からの宿泊予約も受け付けている。

近年は将棋囲碁のタイトル戦の舞台に選ばれることが多い。古くは1954年に将棋の王将戦を開催した記録が残っている[4]2015年だけでも将棋の王座戦竜王戦、囲碁の名人戦棋聖戦の対局が当ホテルで行われている[5][6]。中でも囲碁の名人戦については、山梨県内で過去11回(2015年現在)行われた全対局で、本ホテルが舞台となっている[6]。同ホテルでの対局は番勝負の後半に行われることが多い(=その前に決着が付き、対局が行われない場合がある)傾向があるが、これはむしろホテル側から棋戦の担当者に「後半でも構わない」と伝えている結果だという[4]

系列ホテルに、同じ山梨県・石和温泉の「石和常磐ホテル」がある。

施設[編集]

客室は全50室と少なめ。東館(和室12室)・西館(和室24室・洋室3室)・離れ(7棟11室)がある。

約3000坪の広さを誇る日本庭園が名物で、米国の日本庭園情報誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が選ぶ「しおさいランキング」でも上位の常連となっている(最高位は2012年・2013年の3位)[7]

宴会場が充実しており、東館の「コンベンションホール富士」(640平方メートル、最大800名収容)、西館の大広間「桜」(221畳、最大250名収容)など、数百名単位の収容能力を持つ施設が複数存在する。その他レストラン・カフェ・売店など。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 歴史 - 常磐ホテル
  2. ^ 第63期王座戦第5局対局場「常磐ホテル」 - 将棋ペンクラブログ・2015年10月25日
  3. ^ 常磐ホテル日本庭園 - 湯村温泉旅館協同組合
  4. ^ a b 竜王戦第6局こぼれ話。丸山九段の昼食の量が多かった理由には、常盤ホテルのおもてなしがあった? - 日本将棋連盟・2017年1月10日
  5. ^ 常磐ホテル内を歩く - 竜王戦中継PLUS・2015年12月3日
  6. ^ a b 囲碁名人戦 第3局第1日ダイジェスト - 朝日新聞デジタル・2015年9月24日
  7. ^ 日本庭園 全国ランキング - Shiosai Project

外部リンク[編集]