市郡区番号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
アマチュア無線 > 市郡区番号

市郡区番号(しぐんくばんごう)とは、アマチュア無線において日本国内のを表すために用いる番号のことである。

概要[編集]

1962年(昭和37年)7月に日本アマチュア無線連盟(JARL) が制定した [1] もので、自治省(現総務省)が1968年(昭和43年)制定した行政事務用の市町村コードとは異なるものである。

市区を表す番号をJCCナンバー(Japan Century Cities) 、郡を表す番号をJCGナンバー(Japan Century Guns―Countiesでは区別がつかなくなるので)と呼ぶのが一般的である。

構成[編集]

番号指定の基準

  • 市郡区が新設された場合には、新番号を指定する。
  • 市郡区の名称が変更され、かつ境界変更がある場合には、欠番となり新番号を指定する。
  • 合併・編入により市郡区が消滅した場合には、欠番となる。

都道府県番号

最初の2桁の数字で都道府県を表す。

北海道
01
青森県
02
岩手県
03
秋田県
04
山形県
05
宮城県
06
福島県
07
新潟県
08
長野県
09
東京都
10
神奈川県
11
千葉県
12
埼玉県
13
茨城県
14
栃木県
15
群馬県
16
山梨県
17
静岡県
18
岐阜県
19
愛知県
20
三重県
21
京都府
22
滋賀県
23
奈良県
24
大阪府
25
和歌山県
26
兵庫県
27
富山県
28
福井県
29
石川県
30
岡山県
31
島根県
32
山口県
33
鳥取県
34
広島県
35
香川県
36
徳島県
37
愛媛県
38
高知県
39
福岡県
40
佐賀県
41
長崎県
42
熊本県
43
大分県
44
宮崎県
45
鹿児島県
46
沖縄県
47
 

市のJCCナンバー

都道府県番号に続く2桁(計4桁)の数字で表す。

  • 01を都道府県庁所在地の市に、以降は市制施行順(同日の場合は官報による公示順)に指定する。
  • 東京都は、2010年(平成22年)3月まで23特別区を一つの市とみなし1001を指定していた。
    • 2010年4月以降1001は欠番になっている。
  • 埼玉県は、2001年(平成13年)4月以降1301は欠番になっている。

区のJCCナンバー

市のJCCナンバーに更に続く2桁(計6桁)の数字で表す。

  • 東京都及び政令指定都市条例による公示順に01から指定する。
    • 東京都の特別区は、2010年4月以降100101から100123で表しこれを市とみなす。

JCGナンバー

都道府県番号に続く3桁(計5桁)の数字で表す。

  • 制定時は五十音順に001から、その後に新設されたものは順次、番号を指定する。
    • 31020 岡山県加賀郡 - 2004年(平成16年)10月1日
    • 30009 石川県鳳珠郡 - 2005年(平成17年)3月1日
    • 29012 福井県三方上中郡 - 2005年3月31日
    • 01079 北海道二海郡 - 2005年10月1日
    • 01080 北海道日高郡 - 2006年(平成18年)3月31日

利用[編集]

  • 電信では、市郡区名をローマ字または仮名で表記すると文字数が多くなるものがあり、しばしば市郡区番号で運用地を送信する。
  • 一部のJARL主催の国内コンテストにおいて交信時に交換するコンテストナンバーに用いる。
    • コンテストあるいはその部門によっては後述の都府県地域ナンバーを用いるので参加前にはコンテスト規約を確認のこと。
  • JARLでは市・郡・区との交信についてアワードを発行している。申請に用いるQSLカードには運用地の市郡区が明記してあれば有効であるが、市郡区番号を併記することが望ましい。

JCC(JCG)サービス

運用者が少ない市郡区や、新設・消滅する市郡区との交信を希望する局のためにその市郡区で運用することをJCC(JCG)サービスという。 短波においては、かつては据置型の大型無線機が主流で持ち運びが難しかったため、主に固定局同士の交信が中心であった。 2000年代になると、鞄に入れて持ち歩けるほどの小型軽量の無線機が各社から次々に発売され、日本全国と容易に交信できる短波の移動運用がアマチュア無線の新たな楽しみ方として認知されるようになった。

都府県地域ナンバー[編集]

一部のJARL主催の国内コンテストでコンテストナンバーに用いる。 2府43県は都道府県番号を用いるが1都1道については次のとおり。

北海道 14支庁を3桁の番号で表す。

宗谷
101
留萌
102
上川
103
オホーツク
104
空知
105
石狩
106
根室
107
後志
108
十勝
109
釧路
110
日高
111
胆振
112
檜山
113
渡島
114

東京都 小笠原諸島は特に番号を指定している。

  • 48 小笠原諸島
    • 従前は沖ノ鳥島(49)と南鳥島(50)は別番号であったが、2015年(平成27年)2月に統合[2]された。

その他[編集]

の番号と称するものは、ターボハムログ(アマチュア用無線業務日誌ソフトウェア)の作者が任意に定めたもので、JARLとは無関係である。

脚注[編集]

  1. ^ アマチュア無線年表(昭和中期)日本アマチュア無線連盟
  2. ^ JARL第21回理事会(2015年2月22日)承認

外部リンク[編集]