市羽村

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いちばむら
市羽村
廃止日 1954年5月3日
廃止理由 新設合併
市羽村小貝村市貝村
現在の自治体 市貝町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 栃木県
芳賀郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 8,573
(1950年)
隣接自治体 小貝村、芳賀町真岡町益子町七井村逆川村須藤村
市羽村役場
所在地 栃木県芳賀郡市羽村大字市塙
座標 北緯36度32分36秒 東経140度06分08秒 / 北緯36.54325度 東経140.10211度 / 36.54325; 140.10211座標: 北緯36度32分36秒 東経140度06分08秒 / 北緯36.54325度 東経140.10211度 / 36.54325; 140.10211
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市羽村(いちばむら)は栃木県芳賀郡に属していた村である。現在は市貝町の一部となっている。

地理[編集]

現在の市貝町の南部に位置する。

  • 山岳:御岳山、観音山
  • 河川:小貝川、桜川

歴史[編集]

名前は市塙村の市と赤羽村の羽を組み合わせて命名された。

沿革[編集]

  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、市塙村、赤羽村、上根村、多田羅村、石下村、笹原田村が合併し芳賀郡市羽村が成立する。市塙・赤羽・上根・多田羅・石下・笹原田が市羽村の大字となる。
  • 1954年(昭和29年)5月3日 - 市羽村は小貝村と合併し市貝村が発足。同日市羽村は廃止。6つの大字は市貝村に継承。

変遷[編集]

1868年
以前
明治22年
4月1日
昭和29年
5月3日
昭和47年
1月1日
現在
市塙村 市羽村 市貝村 町制 市貝町
赤羽村
上根村
多田羅村
石下村
笹原田村

大字[編集]

現在はすべて市貝町の大字として継承されている。

経済[編集]

産業[編集]

農業

『大日本篤農家名鑑』によれば、市羽村の篤農家は「若島熊一郎、金井徳治、仁平福太郎、苅部源司、鈴木幸蔵、稲見太一郎、橋本一造、大塚末吉、高田五郎次、永山貢作」などがいた[1]

人口・世帯[編集]

人口[編集]

総数 [単位: 人]

1891年(明治24年) 4,881
1920年(大正 9年) 5,757
1935年(昭和10年) 6,545
1950年(昭和25年) 8,573

世帯[編集]

総数 [単位: 世帯]

1920年(大正 9年) 1,001
1935年(昭和10年) 1,144
1950年(昭和25年) 1,471

交通[編集]

鉄道[編集]

道路[編集]

出身・ゆかりのある人物[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『大日本篤農家名鑑』399頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年8月26日閲覧。

参考文献[編集]

関連項目[編集]