さいたま市営浦和球場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
市営浦和球場から転送)
さいたま市営浦和球場
Saitama Municipal Urawa Baseball Stadium
施設データ
所在地 埼玉県さいたま市浦和区元町1-29-10(浦和総合運動場内)
座標 北緯35度52分11.9秒 東経139度39分30.7秒 / 北緯35.869972度 東経139.658528度 / 35.869972; 139.658528座標: 北緯35度52分11.9秒 東経139度39分30.7秒 / 北緯35.869972度 東経139.658528度 / 35.869972; 139.658528
開場 1954年8月
所有者 さいたま市
管理・運用者 アイル・コーポレーション(指定管理者
グラウンド 内野:クレー舗装
外野:天然芝
照明 なし
使用チーム • 開催試合
東京ヤクルトスワローズ千葉ロッテマリーンズイースタン・リーグ公式戦等を開催
収容人員
9,160人
グラウンドデータ
球場規模 グラウンド面積:-m2
両翼:93 m、中堅:120 m
フェンス m
スコアボード

さいたま市営浦和球場(さいたましえい・うらわきゅうじょう)は、埼玉県さいたま市浦和区浦和総合運動場内にある野球場。施設はさいたま市が所有し、アイル・コーポレーションが指定管理者として運営管理にあたっている。

本項では、市営浦和球場に隣接する一般競技場軟式野球ソフトボール場)についても取り上げる。

歴史[編集]

当時の浦和市1950年浦和総合運動場を着工、その中に市営球場として浦和市営球場(うらわしえいきゅうじょう)を建設し1954年8月に完成。以後、高校野球草野球少年野球などにも使用されている他、さいたま市近郊に合宿所を置く千葉ロッテマリーンズ東京ヤクルトスワローズが準本拠地的な位置づけでイースタン・リーグ(二軍)公式戦を開催している。現在の球場は1989年7月に完成した。

1954年結成された高橋ユニオンズの公式戦最後の試合となった1956年10月8日毎日オリオンズとの試合もこの球場で執り行われた。(球団の消滅はキャンプ開催中の1957年2月で、形式上大映スターズへの統合だった)

2001年5月1日、浦和市が大宮市与野市と合併しさいたま市となったことに伴い現名称となる。

市営浦和球場は住宅地の中にあるが一般利用でもよく利用されており、週末の稼働率は非常に高い。Jリーグ・浦和レッドダイヤモンズのホームスタジアムのひとつ、さいたま市駒場スタジアムがある駒場運動公園は球場から徒歩約15分のところにある。

なお千葉ロッテ主催のイースタン公式戦は、同市内の南区にあるロッテ浦和球場を本拠地として開催されている。市営浦和球場で開催される場合は、ロッテ浦和球場との区別のため日程表等には「市営浦和」もしくは「市浦和」と表記される。

2006年度よりアイル・コーポレーション株式会社が施設の指定管理者となっている。2010年には日本女子ソフトボールリーグの公式戦も行われた。

施設概要[編集]

  • グラウンド面積12,576m2
  • 両翼93m、中堅120m
  • 内野:土、外野:天然芝
  • スコアボード:磁気反転式
  • 収容人員:9,160人(メインスタンド4,870人、内野スタンド870人、外野スタンド3,415人)
  • 照明・放送設備あり

一般競技場[編集]

一般競技場(軟式野球ソフトボール場)
施設データ
所在地 埼玉県さいたま市浦和区元町1-29-10
管理・運用者 さいたま市
グラウンド 内外野:クレー
収容人員
グラウンドデータ
球場規模 グラウンド面積:-m2
両翼:83 m、中堅:84 m
  • 軟式野球ソフトボール
  • 両翼:83 m、中堅:84 m
  • 内外野:クレー
  • スコアボード:黒板
  • 収容人数:ネット裏にベンチあり

交通[編集]

  • JR京浜東北線北浦和駅より徒歩15分
  • 北浦和駅東口より浦和駅東口行きバス5分 総合グランド、元町一丁目下車(但し北浦和駅では日中、駅付近のバスターミナルより発着)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]