巻き落とし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

巻き落とし(まきおとし)とは、相撲決まり手の一つである。廻しを取らずに差手で相手の体を抱え、巻き込むように横に捻って倒す技[1]

明治時代には既に存在していた決まり手であり、明治時代末期から大正時代初期に活躍していた関脇・浪ノ音健藏は166cm、79kgという当時の力士としても小柄といえる体格でありながら巻き落としを使いこなして幕内に定着していた。大関武双山横綱貴乃花に対して2001年3月場所13日目、翌5月場所14日目と2場所連続決めたことがある。5月場所にこの決まり手で敗れた貴乃花は右膝半月板を損傷。千秋楽に強行出場して優勝はしたものの、貴乃花はこの故障により、7月場所からの長期休場を余儀なくされた。最近では、2015年5月場所千秋楽、東十両4枚目の里山が東十両11枚目の石浦に対して「巻き落とし」を決めている。

脚注[編集]

  1. ^ 『大相撲ジャーナル』2017年7月号 p76

関連項目[編集]