左派ポピュリズム

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左派ポピュリズム(さはポピュリズム、: Left-wing populism)は左翼政治とポピュリストのレトリックや主張とを結びつける政治的イデオロギーである。左翼ポピュリズム(さよくポピュリズム)とも呼ばれる。左派ポピュリズムのレトリックはしばしば反エリート感情、エリートたちが創った制度への反抗そして「庶民」を支持する発言から成る。左派ポピュリストにとって重要な主題は通常、反資本主義社会正義平和主義そして反グローバリズムを含む。他方で、伝統的左翼政党にとって重要な階級社会イデオロギーや社会主義理論は左派ポピュリストにとってはそれほど重要ではない。この立場が資本主義とグローバリズムを批判することは反米主義と結びついている。この反米主義は、アメリカによる評判の悪い軍事行動、とりわけ中東地域における軍事行動の結果として左派ポピュリスト運動の中で高まっていった。左派ポピュリストは皆、他者を排除することがなく、彼らは平等主義の理念に依拠していると考えられている。ナショナリストの左派ポピュリスト運動もこれらの点は同様であり、例えばトルコのケマリズム(Kemalism)はこうした特徴をもっていると指摘する学者もいる。中でも少数者の権利を擁護する左派ポピュリスト政党は、「中間層ポピュリズム」(inclusionary populism)という用語を使ってきた。

2010年欧州ソブリン危機のときにギリシャの急進左派連合やスペインのポデモスが台頭してくるにつれて、ヨーロッパにおける左派ポピュリズムについての論争がますます行われるようになってきた。

関連項目[編集]