工学院大学附属中学校・高等学校

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工学院大学附属中学校・高等学校
Kogakuin UNIV highschool.jpg
過去の名称 工手学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人工学院大学
理念 グローバルな人材になる
校訓 挑戦・創造・貢献(2001年改称)
設立年月日 1944年
創立者 渡辺 洪基
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 併設型
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学科内専門コース ハイブリッド文理先進コース
ハイブリッド文理コース
ハイブリッドサイエンスコース
ハイブリッドインターナショナルコース
ハイブリッド特進理数クラス(中学校)
ハイブリッド特進クラス(中学校)
ハイブリッドインタークラス(中学校)
学期 3学期制
高校コード 13709A
所在地 196-8622
東京都八王子市中野町2647-2
北緯35度40分57.5秒 東経139度19分10.4秒 / 北緯35.682639度 東経139.319556度 / 35.682639; 139.319556座標: 北緯35度40分57.5秒 東経139度19分10.4秒 / 北緯35.682639度 東経139.319556度 / 35.682639; 139.319556
外部リンク 公式サイト(中学校)
公式サイト(高等学校)
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Project.svg ウィキプロジェクト 学校
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工学院大学附属中学校・高等学校の位置(東京都区部および多摩地域内)
工学院大学附属中学校・高等学校

工学院大学附属中学校・高等学校(こうがくいんだいがくふぞくちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、東京都八王子市中野町にある私立中学校高等学校工学院大学附属学校である。

概要[編集]

以前は、工業高校として知られていたが、現在は普通科のみになっている。

制服は、1991年までいわゆる学ランであったが、当時流行っていた長ラン短ランが問題になったことや、工業に関する学科の募集を停止することに伴い、制服を変更することになり、結果、デザイナーによるスーツスタイルの制服になった。しかし、1992年から1998年までという7年間の短い期間によるものであった。1999年には、高校創立50周年という節目を迎えて、同年制服が再び改定された。現在は紺色のスーツスタイルである。なお、女子生徒はスカートの他にパンツスーツも選べる。

カリキュラムは3学期制で週6日制を採用している。共学化以降は男女とも同じ教室で授業を受けているが、一部クラスは男女比の関係で男子のみで構成されていることもある。また、2015年度から、中学に「ハイブリッド特進理数コース」「ハイブリッド特進コース」「ハイブリッドインタークラス」を設け、それぞれ特色ある教育プログラムを実施。また2018年度から高校に「ハイブリッド文理先進コース」 「ハイブリッド文理コース」「ハイブリッドサイエンスコース」「ハイブリッドインターナショナルコース」を設けた。工学院大学とは道路を渡るだけで大学敷地内のバス停を利用できる。また同様に大学内の生協を利用できる。全国でもいち早く、中学・高校・大学が同時に環境マネジメントシステム(ISO14001)を取得している。

語学研修[編集]

中学生は3年次に、全員がオーストラリアにて約3週間のホームステイを経験する。 高校生でも1、2年次に希望性だが語学研修プログラムが用意されている。

中学から高校の進級[編集]

附属中学から附属高等学校へ進級するのに成績などの条件なく進級出来る。 高校の一般入試の過去問を中学3年生全員が解される。ただし採点結果などは知らされない。 中学で成績が2.0に満たない場合F-1と呼ばれる補講、または課題が課せられる。基本的に補講にでる、課題を出せば基本赤点にはならず2.0以上の評定を与えられる。これは高校でも同じである。内部進学生よりも 外部進学で入学した高校生には比較的厳しい成績の付け方をされることが多い。 内部進学生とクラスが一緒になることはない。そのため内部進学者のクラス替えは半分は過去に同じクラスだった人物と同じになる事が多い。

大学での学力差[編集]

毎年6割程度の生徒が工学院大学に進学している。内部進学者は積極的に他大学への進学を進めてはいるが、評定平均が3.0以上あれば工学院大の進学権利を持ちつつ他大学を受験出来る。その為受験に失敗(希望した大学に受からなかった場合)した場合、工学院大学に進む生徒が多い。 外部進学者は、多数が工学院大学に進学している。 しかし、総合系の大学とは違い、理工系と限られてしまっているため、工学院大学に進学する多くの学生が、入学段階での学力の差が大きく(内部推薦は学内の1次試験、数学と英語の2次試験、簡単な面接がある)、4年で卒業できない、もしくは中退と、入学してからの不一致、また学力の差が今後の課題である。 成績不振者にはF-1と呼ばれる補習制度で補習を行ってはいる。 内部進学生の大学卒業平均年数は5年以上と高等学校内外でも言われているが統計は取られていない。しかし実学年5年以上の内部進学生は多い。 ただし、工学院大学のレベル(偏差値)が低下しているなか、内部推薦者でも4年で卒業できる人が多くなってきている。
大学を内部推薦で入学したものと一般入試で入学した者との学力差が激しいなどの学力差が深刻である。

IT機器導入の問題点[編集]

校則に関しては携帯電話などの規則は厳しいがiPadなどタブレットは取り上げ無いなどの矛盾が生じている。 iPadを活用した授業を行ってはいるが教師が理解していない場合が多く授業にならない場合が多い。スクールバスのりばなどでゲーム、動画配信サービスなどで利用する生徒が多いなど課題が残っている。

沿革[編集]

[1] [2]

  • 1887年 - 帝国大学総長渡辺洪基らを中心として、工手学校を設立。
  • 1944年4月1日 - 工学院工業学校(昼間部4年制、のち5年制)を設置。学科に機械・電気・化学工業を置く。
  • 1945年 - 工学院工業学校を工学院第一工業学校に改称。
  • 1946年8月11日 - 工学院第二工業学校(夜間部)を設置。学科に機械・電気を置く。
  • 1947年 - 学制改革により、第一・第二工業学校にそれぞれ新制の工学院第一・第二中学校を併設。
  • 1948年 - 第一・第二工業学校を統合し、工学院高等学校を置く。旧制を引き継いだ全日制の第一部(機械・電気・工業化学・建設科)と夜間定時制の第二部(機械・電力・土木・建築科)からなる。夜間中学校が制度上認められなくなったため第二中学校を募集停止し、第一中学校を工学院中学校に改称。
  • 1949年 - 新制の工学院大学開学に伴い、工学院大学中学校・高等学校と改称する。高校に普通科を設置。
  • 1950年 - 高校第二部に工業化学科を新設する。
  • 1952年 - 高校第二部の土木科廃止。
  • 1953年 - 高校の第一部に工業経営科を設置、第二部の工業化学科廃止。
  • 1954年 - 設置以来、生徒の不足が続いていた中学校の募集停止が決定されるが、教員やPTAの反対により停止措置は1956年度まで延期される。
  • 1955年 - 5月17日、第一部3年生が関西方面への修学旅行からの帰りに乗った列車が東海道本線東田子の浦列車衝突事故を起こす。数人の負傷者が出たものの、学校関係者の事故への対応が国鉄管理局に評価され、感謝状を贈られる。10月1日に校友歌制定。
  • 1956年 - 図書館を新設。また、当時は珍しかった学校放送を開始。
  • 1958年 - 中学校、最後の卒業生を送り出して廃止。
  • 1959年 - 千葉県富浦町の長泉寺敷地を借用して富浦臨海寮を建てる。臨海学校に使用された。
  • 1962年 - NHKよりテレビ教育指定校の委嘱を受ける(私立では最初)。
  • 1963年 - 大学の拡張に伴い、高校の八王子移転と第二部廃止が決定される。
  • 1964年 - 第二部の募集停止。入学者の減少で経営の負担になっていたことが背景にある。
  • 1967年 - 第二部廃止。新宿区淀橋から八王子市の現校地に移転(1年のみ、2・3年は旧校舎で学ぶ)。6月17日、同窓会発足。
  • 1976年 - 校地の隣に都立高校が新設される計画に対し、同計画に反対した校長がPTAや理事会に支えられる形で都当局と交渉。結果、別の場所に高校が開校する(東京都立八王子北高等学校)代わりに、予定地には市立中学校(八王子市立甲ノ原中学校)が新設された。
  • 1979年 - 富浦町の臨海寮を、施設老朽化と臨海学校の参加者減少などの事情で廃止。
  • 1985年 - 自然科学部が、「熱パイプオルガンの原理と実験」の研究で文部大臣奨励賞を受賞。
  • 1992年 - 工学院大学附属高等学校に改称、工業系学科を廃止。
  • 1992年 - 1998年学ランが廃止され、山本寛斎デザインの草色のブレザーに切り替わる。
  • 1994年 - 新図書館完成。
  • 1996年 - 工学院大学附属中学校を再開。
  • 2001年 - 大学共に環境マネジメントシステム(ISO14001)を取得。
  • 2002年 - 男女共学を開始。
  • 2004年 - 高等学校新校舎建設のため、仮校舎へ移転
  • 2006年 - 新校舎落成。文理特別進学コースを開設。中学校創立10周年記念式典挙行。
  • 2011年 - 普通コースを文理普通コースに改称。
  • 2011年 - 10月3日よりスクールバスの路線追加。既存の拝島ルートに加えて八王子、北野ルートの2路線が追加。
  • 2015年 -中学校にハイブリッド特進クラス、ハイブリッド特進理数クラス、ハイブリッドインターナショナルクラスを開設
  • 2016年 -スクールバスの路線追加。既存の拝島、八王子、北野ルートに加えて新たに新宿西口南大沢の2路線が追加された。
  • 2017年 -高等学校にハイブリッドインターナショナルコースを開設

生徒会活動・部活動[編集]

生徒会は、環境活動を中心に活動している。また、環境活動も積極的に行われており、その様子や内容は随時サイトで見ることが出来る。しかし、生徒の環境意識は高まってはきているが未だ低い。

委員会[編集]

  • 緑化
  • 風紀
  • 生徒
  • 体育祭実行
  • 修学旅行(2年次)
  • 環境
  • 環境管理
  • 情報管理
  • リサイクル
  • 理科教室
  • 夢工祭実行
  • 放送
  • 図書
  • 選挙管理
  • ICT

運動部[編集]

  • 硬式テニス
  • 硬式野球
  • サッカー
  • 柔道
  • 水泳
  • 卓球
  • ソフトテニス
  • 男子バスケットボール
  • 男子バドミントン
  • 陸上

軟式野球

  • ダンス
  • 女子バドミントン
  • 女子バスケットボール

文化部[編集]

  • 演劇
  • 軽音楽
  • 自然科学
  • 自動車
  • 吹奏楽
  • 美術
  • 放送
  • 無線
  • ユネスコ
  • 写真
  • 英会話
  • 天文

同好会[編集]

  • 旅行研究
  • 数学研究
  • メカトロニクス
  • 茶道
  • 文芸

21世紀型教育[編集]

校長が前校長:宮下 正昭 から 現校長:平方 邦行になってから教育方針が大幅に変更されている。 従来の生徒が受け身の授業から、双方でのやり取りの授業に変わってきている。教室内にはWi-Fiが完備され iPadや電子黒板(ホワイトボードにプロジェクターを映す)を使って行う授業もある。Wi-Fiは使用できる機器が限られている。 IT機器が突然導入された為に戸惑う教員も多い。 始業式や終業式はプロジェクターを使って行う。

スクールバス[編集]

八王子駅南口、北野駅、拝島駅、南大沢駅付近 間で運転されている。下校便では八王子駅南口、北野駅を経由して南大沢駅付近まで行くバスがある。朝の登校便では八王子駅南口を発車するバスの混雑が激しい。また大学生も利用するので、登下校時間がかぶらないよう配慮はされている。 全体的にバスの本数が少ないためどの便も混雑している。 北野駅利用者は八王子駅南口の乗車、南大沢駅付近利用者は八王子駅南口、北野駅 、拝島駅利用者は八王子駅南口の便に乗車可能である。 定期試験や健康診断など通常とは異なる臨時ダイヤで運転される。しかし、ダイヤが掲示板に掲示されているのにもかかわらず諸連絡なしにダイヤを減らしたり、変更したりすることが多い。 K-1 (高校校舎で行われる塾)、やF-1(補習) などが夏休みや冬休みに行われる際、スクールバスを利用する場合、申し込みが必要である。(料金がかかる。) 利用者には、 円形のシールが貼り付けられる。

運転間隔[編集]

下記は全て下校便

  • 拝島 - 約20分間隔
  • 八王子駅南口 - 約15分間隔
  • 北野駅 - 約20分間隔 (八王子駅南口 経由便 あり)
  • 南大沢駅付近 - 約1時間間隔 (基本は八王子駅南口、北野駅経由での運転)

アクセス[編集]

  • JR八王子駅よりバス25~30分
  • 京王八王子駅よりバス30~35分
    • 西東京バス「工学院大学」バス停より徒歩2分
    • 西東京バス「工学院大学西」バス停より徒歩7分
  • 拝島駅(オートバックス昭島)よりバス(スクールバス)20分
  • JR八王子駅(南口バスロータリー)よりバス(スクールバス)38分
  • 北野駅(南口バスロータリー)よりバス(スクールバス)25分(直通運転時)
  • 南大沢駅付近 住宅付近から直通で1時間
  • バイク通学:禁止
  • 自転車通学は自宅10km以内

著名な卒業生[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 学園の沿革 | 創立125周年記念サイト | 工学院大学
  2. ^ 工学院大学学園百年史編纂委員会『工学院大学学園百年史』学校法人工学院大学、1993年9月

関連項目[編集]

外部リンク[編集]