巡察使

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

巡察使(じゅんさつし)は、中国では代に置かれた官名。日本では古代及び明治維新直後に置かれた地方監察官。

  • 中国・唐代に置かれた官名については、巡察使 (中国)を参照。
  • 『養老令』に規定された令制官で、太政官に属していた。『養老令』によれば臨時官であり、必要に応じて派遣されていた。その主な職掌は地方行政監察であり、畿内及び七道に派遣され、その道(畿内)に属する国司の監察を行っていた。最初の派遣は天武天皇14年(685年)とされる。その後延暦14年(795年)に停止。天長元年(824年)に再置されるがほぼ実態がなくなる。
  • 明治2年(1869年)東北地方に設置された民政官。
  • 地方巡察使 - 明治十四年政変後、元老院議官参事院議官を地方政情視察のために派遣したもの。