川邊一外

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福岡の自宅でインタビュー中の川邊 一外(2022年)

川邊 一外(かわべ かずと、1931年 〈昭和6年〉10月28日 - )は日本脚本家ゲームシナリオライター

松竹シナリオ研究所所長や、立命館大学映像学部客員教授などを務めた。日本地方新聞協会ブロンズ賞秀作賞受賞。

経歴[編集]

東京府出身。1954年に一橋大学社会学部を卒業し、松竹大船撮影所に入所。演出助手室に所属。堀内真直に師事。

映画007は二度死ぬチーフ助監督を経て、1981年から松竹シナリオ研究所専任講師を務めるとともに、映画『生徒諸君!』の脚本などを執筆。

1987年松竹シナリオ研究所所長。1995年日本地方新聞協会ブロンズ賞秀作賞受賞。1999年日本大学芸術学部映画学科講師、2007年立命館大学映像学部客員教授。この間ロールプレイングゲーム玉繭物語』シナリオ原作などのゲームシナリオも執筆[1][2]。門下にゲームクリエイター郷田努など[3]

著書[編集]

  • 『ゲームシナリオ作法』新紀元社 (1999/10/29)
  • 『ゲームシナリオのドラマ作法』新紀元社 (2005/12/20)
  • 『シナリオ別冊 ストーリー工学 「物語」を「創る」』シナリオ作家協会(2007/1/30)
  • 『ゲームシナリオ創作指南』新紀元社 (2014/3/27)
  • 『シナリオ創作演習12講』Amazon Services International, Inc.(2014/9/17)
  • 『ドラマとはなにか?: ストーリー工学入門』マルヨンプロダクション(2014/11/25)
  • 『わが青春 松竹大船撮影所』Amazon Services International, Inc.(2015/6/14)

脚注[編集]

  1. ^ 「著者略歴」『ゲームシナリオのドラマ作法』新紀元社
  2. ^ 「著者について」『ゲームシナリオ創作指南』新紀元社
  3. ^ [1]ファミコン通信