川路夏子
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かわじ なつこ 川路 夏子 | |
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本名 | 川路 克子[1] |
生年月日 | 1919年1月2日 |
没年月日 | 2011年6月5日(92歳没) |
出身地 |
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職業 | 女優・声優 |
ジャンル | テレビドラマ、映画、舞台、アニメ、吹き替え |
活動期間 | 1950年代 - 2002年 |
配偶者 | なし |
主な作品 | |
映画 『どっこい生きてる』 テレビアニメ 『アルプスの少女ハイジ』 吹き替え 『奥さまは魔女』 | |
川路 夏子(かわじ なつこ、1919年1月2日[2] - 2011年6月5日[3][4])は日本の元女優、声優。
略歴
[編集]1937年、新築地劇団に入団 [2]。1940年に劇団が解散した後は青年作家隊に参加 [2]。1943年に前進座入団[2]。1948年に前進座を退団した後はテレビ・ラジオに進出[2]。三文くらぶ[2]、同人舎プロダクション[5]、新企画[6]、テアトル・エコーに所属していた。
人物
[編集]川路柳虹の子。本業は女優[3]。結婚はしておらず、生涯独身であった[7]。
川路に師事したことのある声優に関俊彦、亀山助清、元声優の間嶋里美がいる。関にとって川路は、最初の師匠であった。また、自身が主宰していた劇団「グループカオス」[8]には野沢那智主宰の劇団薔薇座出身者でもある津久井教生が参加していた。芸能界にスカウトされて間もない大塚芳忠も川路が主宰する演技研究所に通っていた。
劇団のメンバーをとても大事にしており、演出の際は必ずメンバー全員を出演させていた。川路は「自分の劇団は誰もが舞台に立てる場所である」と語っている。
芝居一筋で83歳になるまで劇団の公演をこなし続けた[4]。亡くなる3年前も周囲から若く見られるなど、元気な姿を見せていた。墓所は多磨霊園。
出演作品
[編集]テレビドラマ
[編集]映画
[編集]- どっこい生きてる(きみ)
テレビアニメ
[編集]- 1970年
- 1971年
- 1974年
-
- アルプスの少女ハイジ(クララのおばあさま)
- 1975年
-
- みつばちマーヤの冒険(旧女王[9])
- ラ・セーヌの星(ベルヌ)
- 1976年
-
- ハックルベリィの冒険(ナレーション)
- 1977年
-
- ドカベン(お鹿バァさん)
- 1979年
- 1980年
-
- トム・ソーヤーの冒険(サリー)
- 1983年
-
- みゆき(中田律)
特撮
[編集]- アガサ 愛の失踪事件
- ファミリー・プロット(ジュリア・レインバード)※TBS版
- オリエント急行殺人事件(公爵夫人)
- 吸血鬼ドラキュラの花嫁(マインスター男爵夫人)※フジテレビ版
- 絞殺魔(エレン)
ドラマ
[編集]- 宇宙大作戦
- 奥さまは魔女(グラディス・クラビッツ)
- 大草原の小さな家(マリア)
- チャーリーズ・エンジェル #16(マーヴィンの母)
人形劇
[編集]- サンダーバード(グランマ)
脚注
[編集]- ^ 『文化人名録』《昭和43年版》日本著作権協議会、1968年、1007頁。
- ^ a b c d e f 『タレント名鑑』《NO1改訂版》芸能春秋社、1963年、27頁。
- ^ a b 追悼…星になった声優達2
- ^ a b 津久井教生ブログ:絵空事計画 「曇り空に思うこと」(2011年6月8日)
- ^ 『タレント名簿録 : 芸能手帳』《1970年度版》連合通信社、1970年、39頁。
- ^ 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマ〈ファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、78頁。
- ^ Rocca Diary ゆきおの思いつき日記 2011年07月14日 「さようなら、また会う日まで」
- ^ 津久井教生ブログ:絵空事計画 「魔法使いのおばあさん(^o^)」 (2009年5月6日)
- ^ “みつばちマーヤの冒険”. 日本アニメーションOFFICIAL SITE. 日本アニメーション. 2023年4月10日閲覧。
外部リンク
[編集]- 川路夏子のプロフィール・画像・写真 - WEBザテレビジョン
- 川路夏子 - KINENOTE
- 川路夏子 - MOVIE WALKER PRESS
- 川路夏子 - 映画.com
- 川路夏子 - allcinema