川越厚
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かわごえ こう 川越 厚 | |
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生誕 |
1947年5月11日(77歳) 日本・山口県 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 東京大学医学部 |
職業 | 医師、医学博士(東京大学) |
肩書き | 医療法人社団パリアン理事長、クリニック川越院長 |
受賞 | ヘルシー・ソサエティ賞(2009年度) |
川越 厚(かわごえ こう、1947年(昭和22年)5月11日 - )は、日本の医師。医学博士(東京大学)。医療法人社団パリアン理事長、クリニック川越院長。
1947年山口県山口市生まれ。1966年広島学院高等学校卒業。1973年東京大学医学部卒業。
来歴
[編集]茨城県立中央病院産婦人科医長、東京大学講師、白十字診療所在宅ホスピス部長を経て、1994年より6年間、賛育会病院院長を務め、退職。2000年6月、自らのクリニックを開業すると同時に、在宅ケア支援グループ・パリアンを設立。2008年8月、医療法人社団パリアン理事長。2021年8月、医療法人社団パリアン解散。同月、山梨県北杜市に拠点を移し、在宅ホスピス研究所パリアン代表に就任。森の診療所にて在宅医療を担当している。
趣味はクラシック音楽鑑賞、旅行、将棋、釣、スポーツ(野球・テニス・卓球)。
役職
[編集]在宅ホスピス協会顧問
主な論文
[編集]- 癌患者の在宅ターミナルケアにおける家庭の役割 死の臨床13巻2号 (1990.9)
- 在宅ターミナルケアを行った卵巣癌の一例 日本産科婦人科学会東京地方部会会誌40巻2号 (1991.6)
- 癌患者の在宅ターミナルケア~家庭医の果たす役割~ 死の臨床14巻1号 (1991.09)
- 家庭で看取る癌患者 -在宅ホスピス入門 メヂカルフレンド社 (1991.10)
- 在宅ホスピスにおける疼痛管理 ペインクリニック13巻4号 (1992.08)
- 在宅ホスピスケアにおける症状コントロール 日本癌治療学会誌27巻12号 (1992.12)
- 在宅ホスピスケアにおける症状コントロール 日本癌治療学会誌27巻12号 (1992.12)
- 在宅死した癌患者の剖検所見~その臨床的意義~ 日本癌治療学会誌28巻3号 (1993.03)
- 在宅ホスピスケアを始める人のために 医学書院(1996.04)
- Death Education in Home Hospice Care in Japan. J. Palliat. Care, 16(3), (2000)
- 【在宅ホスピスケアの問題点】
在宅ホスピス (Home Hospice) とは 在宅医療35号 (2001.10)
- 【在宅緩和ケアの実践】
在宅緩和ケア(ホスピスケア)の基準と現状 臨床看護27巻11号 (2001.10)
- 【在宅緩和ケアの実践】
在宅緩和ケアの様々な取り組み かかりつけ医を中心とした在宅緩和ケア 在宅ホスピスケア専門チーム(グループ・パリアン)による在宅ホスピスケアの実践 臨床看護 27巻11号 (2001.10)
- 【在宅ホスピスケア 整いつつある支援体制】
在宅ホスピスケアの普及を願って 治療学36巻3号 (2002.03)
- 治療の歴史 わが国における在宅ホスピスケア 治療学36巻3号 (2002.03)
- 在宅ホスピス相談外来の実態と役割-相談外来受信者の転帰から- ターミナルケア13巻6号 (2003.12)
- 在宅ホスピス・緩和ケア─わが国の最近の動向─ 臨床精神医学第33巻5号 (2004.5)
- 在宅末期がん患者の疼痛緩和-フェンタニルパッチの有用性- 日本プライマリ・ケア学会誌第27巻第3号 (2004.9)
- がん患者の在宅ホスピスケア 医学書院(2013.07)
放送出演
[編集]- 「日曜患者学校・川越厚のがんからの出発」(第2・3日曜日 2014年以後はアーカイブ放送が多い)
- 「自宅で最期の日々を」NHK、ニュース21(1993年2月18日放送)
- 「家で看とった息子の死」TV朝日(1993年4月25日放送)
- 「愛する人たちへ最期は家で」TV朝日(1993年12月5日放送)
- 「いつか、喜びの涙に変わるように 在宅ホスピス医・川越 厚」NHKプロフェッショナル仕事の流儀(2014年11月17日)
- 「そもそも”自宅で最期を迎える”という選択を家族はどのように受け止めるのか?」TV朝日、羽鳥慎一モーニングショー そもそも総研』(2016年3月24日)
受賞等
[編集]- ヘルシー・ソサエティ賞(2009年度)