川端順

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川端 順
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 徳島県板野郡松茂町
生年月日 (1960-03-19) 1960年3月19日(58歳)
身長
体重
187 cm
78 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1983年 ドラフト1位
初出場 1984年4月22日
最終出場 1992年9月20日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
コーチ歴
  • 広島東洋カープ (1993 - 2005)

川端 順(かわばた じゅん、1960年3月19日 - )は、徳島県板野郡松茂町出身の元プロ野球選手投手)・コーチ

経歴[編集]

鳴門高校時代は「徳島屈指の本格派投手」と言われ、1977年には夏の甲子園県予選を勝ち抜いて南四国大会準決勝に進むが、高知高に惜敗。甲子園の土を踏むことはできなかった。高校卒業後は法政大学に進学したが、当時の法大は2年上の住友一哉、2年下の和田護(日産自動車)ら投手陣の層が厚く、最初は野手として出場したこともあったが、目立った成績はあげられなかった。大学同期には池田親興がいた。大学卒業後の1982年東芝へ入社し、黒紙義弘青木秀夫らと強力投手陣を形成。1983年都市対抗では日産自動車から補強された大学同期の池田も加わり、順調に勝ち進む。決勝では先発し、新日鐵名古屋を降して優勝[1]。同年の日本選手権でも2勝を挙げて決勝に進出するが、先発の青木が住友金属に攻略され惜敗、準優勝にとどまる。

同年のドラフト1位で広島東洋カープに入団。バタボールと呼ばれる変化球パームボール)を武器にし、2年目の1985年には先発・中継ぎ・抑えにフル回転で起用されて11勝7セーブを記録。新人王を獲得。1986年からは抑えの津田恒実につなぐセットアッパーに転じ、同年の西武との日本シリーズでも4試合に登板。1987年には最高勝率を記録する。1991年もリリーフとしてリーグ優勝に貢献し日本シリーズの第6戦ではその年の初先発として奇襲登板する。1992年限りで引退するまで先発・中継ぎ・抑えにと便利屋的な立場として赤ヘル投手陣を支えた。引退後も広島に残り、1993年から1994年まで二軍投手コーチ、1995年から1998年まで一軍投手コーチ、1999年からブルペンを担当し2005年まで務めた。2006年からはフロント入りして編成グループ長[2]として働く一方、二軍の臨時コーチとして若手投手に指導した。

2017年シーズンを以って広島を退団。2018年4月に帰郷し、OKスポーツクラブ(徳島市)のコーチを務めている[3]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
1984 広島 15 2 0 0 0 1 0 1 -- 1.000 121 27.0 28 6 16 0 0 20 0 0 22 14 4.67 1.63
1985 45 11 6 2 0 11 7 7 -- .611 676 162.1 127 15 72 6 5 109 2 0 50 49 2.72 1.23
1986 32 2 0 0 0 3 3 2 -- .500 269 71.0 48 3 13 3 3 45 1 0 21 19 2.41 0.86
1987 57 0 0 0 0 10 2 2 -- .833 530 130.1 101 8 44 8 4 80 0 1 36 35 2.42 1.11
1988 41 1 0 0 0 4 5 2 -- .444 321 75.1 75 8 23 4 3 47 1 0 30 29 3.46 1.30
1989 30 4 0 0 0 3 1 0 -- .750 213 55.2 41 7 13 3 0 34 1 1 19 17 2.75 0.97
1990 36 3 0 0 0 6 1 3 -- .857 242 58.0 53 4 23 5 0 33 0 0 22 19 2.95 1.31
1991 28 0 0 0 0 5 1 1 -- .833 167 42.0 35 5 9 1 2 29 0 0 11 11 2.36 1.05
1992 26 8 0 0 0 3 6 1 -- .333 313 70.2 80 7 27 2 1 39 1 0 42 38 4.84 1.51
通算:9年 310 31 6 2 0 46 26 19 -- .639 2852 692.1 588 63 240 32 18 436 6 2 253 231 3.00 1.20
  • 各年度の太字はリーグ最高

タイトル[編集]

表彰[編集]

記録[編集]

初記録
その他の記録

背番号[編集]

  • 13 (1984年)
  • 33 (1985年 - 1989年)
  • 17 (1990年 - 1992年)
  • 82 (1993年 - 2005年)

脚注[編集]

  1. ^ 「都市対抗野球大会60年史」日本野球連盟 毎日新聞社 1990年
  2. ^ 週刊ベースボール2014年3月24日号 P20
  3. ^ 元プロ野球投手・川端さん(徳島出身)が技術指導 県内中高生の競技力向上へ協力 - 徳島新聞 2018年6月22日配信記事

関連項目[編集]

外部リンク[編集]