川本和久

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川本 和久(かわもと かずひさ、1957年 - )は、日本の陸上競技指導者。福島大学教授。福島大学陸上競技部監督。東邦銀行陸上競技部監督。日本陸上競技連盟女子短距離部長。佐賀県伊万里市出身。佐賀県立伊万里高等学校卒業、筑波大学卒業、筑波大学大学院修了。

来歴[編集]

1984年、26歳で福島大学教育学部助手に就任した[1]。その後、福島大学助教授を経て福島大学教授に就任している。

1991年、海外留学、カナダのトロント大学では、カナダに移住していたポーランド人コーチ、ゲラルド・マックに出会い、日本で広く流布していた「マック式」の腿上げ走法「腿を上げて膝を伸ばす」が誤りで、「脚を早く引き上げて強く蹴る」が正しいことを知った。さらにリロイ・バレルカール・ルイスを輩出したヒューストン大学トム・テレツのもとで学んだ[1]

2001年、エドモントン世界選手権日本選手団女子短距離コーチに就任。2002年、福島県体育協会優秀指導者賞を受賞。2003年、パリ世界選手権日本選手団コーチに就任。

ほかに、彩の国まごころ国体秋季大会福島県選手団陸上競技男子監督、福島県エアロビック連盟顧問、福島県体育協会スポーツ医・科学委員、福島陸上競技協会普及部長、福島県スポーツ振興審議会委員、東北学生陸上競技連盟評議員、東北学生陸上競技連盟強化委員会副委員長、福島陸上競技協会理事、新世紀・みやぎ国体福島県選手団陸上競技監督などの要職を歴任している。

2011年3月に起きた福島第一原子力発電所事故が起きた際には、すぐに福島大の現役・OB・OGたちを沖縄へ合宿に出発させ、自身はグラウンドの除染を行った[1]

教え子では、雉子波秀子(現二瓶)、池田久美子(現井村)、丹野麻美(現千葉)、吉田真希子久保倉里美が日本記録を更新している[1]

主なメディア出演[編集]

著作[編集]

  • 『どの子ものびる運動神経 小学生編』(川本和久・白石豊吉田貴史共著、かもがわ出版、2003/8、ISBN 978-4876997664
  • 『2時間で足が速くなる! 日本記録を量産する新走法 ポン・ピュン・ランの秘密』(ダイヤモンド社、2008/2、ISBN 978-4478004241
  • 『福島大学陸上部の「速い走り」が身につく本 あらゆるスポーツに応用できる「川本理論」のすべて』(マキノ出版、2008/4、ISBN 978-4837670889
  • 『【キラキラ輝くハッピー子育て塾】 子どもの足が2時間で速くなる! 魔法のポン・ピュン・ラン♪』(ダイヤモンド社、2009/9、ISBN 978-4478009505
  • 『足が速くなる「ポンピュン走法」DVDブック』(マキノ出版、2010/4、ISBN 978-4837671282
  • 『ランニングの技術 VOL.1「スプリントの理論と実戦分析」』(川本和久(監修)、ソーケン・ネットワーク、DVD)
  • 『ランニングの技術 VOL.2「スプリントの技術とドリル」』(川本和久(監修)、ソーケン・ネットワーク、DVD)
  • 『ランニングの技術 VOL.3「スプリントのトレーニング計画」』(川本和久(監修)、ソーケン・ネットワーク、DVD)
  • 『長距離走 VOL.5「ランニングの技術 ~バイオメカニクス的見地から~」 』(川本和久(監修)、ソーケン・ネットワーク、DVD)
  • 『'99 Jr.コーチングクリニック』(川本和久(短距離実技コーチング)、ソーケン・ネットワーク、日本選手トップレベルの最新技術とその指導者の観察ポイント、ビデオ)

エピソード[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d 木村元彦 週刊プレイボーイ 2012年6月18日号 46-49頁 目指せ、ロンドン五輪! 名門・福島大陸上部復興への疾走

外部リンク[編集]