川崎和男

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川崎 和男(かわさき かずお、KAWASAKI Kazuo、1949年2月26日 - )はインダストリアルデザイン、プロダクトデザインを中心とした、デザインディレクター、博士(医学)2014年現在、大阪大学名誉教授[4]名古屋市立大学名誉教授[要出典]多摩美術大学客員教授(2000年04月〜継続中)[1]、金沢工業大学客員教授(2006年4月~2015年3月31日まで)[2]、「グッドデザイン賞=Gマーク賞選定・総合審査委員長(2001/2002/2003)毎日デザイン賞2002-4選考委員、1991年より推薦委員  2009よりShip of the Year 審査委員、日本文具大賞審査委員長 「DESIGN TOKYO」審査委員長 2010警察大学校・講師[5][6][7]、2005-6,2009年調査委員[8][9][10]

人物[編集]

血液型B型・左右両手利きである。

福井県出身。福井県立高志高等学校金沢美術工芸大学[1]卒。 専門は3D-CAD/CAMとメディアインテグレーションによるプロダクトデザイン開発、 トポロジー空間論をベースとしたラピッドプロトタイピング手法の研究から3D-Printing技術の開発と応用展開。「危機解決学デザイン」の形態設計と制度設計へのデザインの実務と論理構築。 「危機管理学」ではなく、「危機解決学」構築のために「コンシリエンスデザイン」を提唱する。

自身が交通被災により車イス生活であり「身体障害者1級」、また心臓病でもありICD埋め込み「心臓障害1級」であることから、人工心臓や医療機器・環境デザインの研究を行う[11]。医学部を出ていないのにもかかわらず、医療機器関連の多数著作創作者であり、医学系の講演の経験があるということの評価と、名古屋市立大学学内誌「Nagoya medical journal(外部査読有り)」に、博士号取得医学系英語審査試験合格により博士論文を提出することで、学位博士(医学)を取得。 毎日デザイン賞、ニューヨーク近代美術館永久展示[12]フランスシルモ展デザインコンペのグランプリ等、国内外のデザイン賞を多数受賞している[3]

月刊誌AXISMACPOWERに十数年以上と長期に渡って連載し続けている。初期からのNeXTコンピュータやMacintoshのユーザーとしても知られる。 1990年代前半、米Appleと契約し、携帯型マシンプロジェクトのデザインディレクターをApple社外から務めていたこともある。

医療をデザインしたいという思いから、看護学部とデザイン学部を持つ札幌市立大学の初代学長に就任する予定だったが、市側と折り合いがつかず、就任を辞退することになった[4][5]。 国際的な活動により「Newsweek」誌・日本語版の「世界が尊敬する日本人100」には2度選ばれている。

経歴[編集]

  • 1949年、福井県福井市に生まれる[6]
  • 1972年金沢美術工芸大学美術工芸学部卒業[1]
  • 1972年 - 1979年東芝に所属・オーディオブランドAurexに従事する。[7]
  • 1978年1月2日、乗っていたタクシーが酒酔い運転の車に猛スピードで突っ込まれ瀕死の重傷を負う。一命は取り留めるが脊髄を損傷し車椅子の生活に。[13]
  • 1979年、フリーランスとなり、東京に川崎和男デザイン室を開き主宰する[7]
  • 1981年、福井市に活動拠点を移す[14]
  • 1991年、'90毎日デザイン賞受賞[3]
  • 1996年 - 2006年、名古屋市立大学大学院芸術工学研究科教授[7]
  • 1999年 - 名古屋市立大学で博士(医学)取得(博士論文『光造形システムによる全置換型人工心臓の基本的形態化デザイン』Nagoya medical journal)[15]
  • 2000年 - 多摩美術大学 美術学部 生産デザイン学科 プロダクトデザイン専攻 客員教授 (2000年04月〜継続中)[1]
  • 2001年 - 2003年グッドデザイン賞審査委員長[16][17][18]
  • 2005年 - 液晶ディスプレイメーカーの新製品発表会において、プラズマテレビの遠赤外線放出量が、液晶テレビのそれと比較して多いことを根拠として、プラズマテレビの危険性をいち早く指摘。とりわけ幼児の成長阻害等について警鐘を鳴らす。2007年の医学界総会での研究発表を宣言した。[19]
  • 2006年 - 大阪大学 コミュニケーションデザインセンター(CSCD) コミュニケーションデザイン部門教授 (2006年〜2009年)[20]、兼 大阪大学大学院工学研究科大阪大学フロンティア研究センター(デザイン理工学プロジェクト)教授[21]
  • 2006年 - 名古屋市立大学名誉教授[要出典]
  • 2010年 - 大阪大学大学院工学研究科・機械工学専攻・統合デザイン工学部門・先端デザイン理工学領域教授[22]
  • 2013年 - 大阪大学 名誉教授
  • 2015年 -大阪大学大学院医学系研究科「コンシリエンスデザイン看医工学寄附講座」特任教授

主な作品・プロジェクト等[編集]

主な作品収蔵先[編集]

主な著書[編集]

参照[編集]

  1. ^ a b c d 多摩美術大学教員業績公開システム - 川崎 和男”. 多摩美術大学. 2010年5月27日閲覧。
  2. ^ [1]
  3. ^ a b 多摩美術大学教員業績公開システム - 川崎 和男”. 多摩美術大学. 2010年5月27日閲覧。
  4. ^ 札幌市立大、市長が学長を切った!? 教員の人事権・選考方法で対立 トップダウン望む川崎氏VS上田札幌市長
  5. ^ 札幌市立大学・初代学長予定者川崎和男氏、学長就任を辞退。/2004-08-20
  6. ^ [2]
  7. ^ a b c 多摩美術大学教員業績公開システム - 川崎 和男”. 多摩美術大学. 2010年5月27日閲覧。
  8. ^ The DIALOGUE(明哲明言)―菅野沖彦・川崎和男―
  9. ^ タケフナイフビレッジ・アルタスプロフェッショナルシリーズ
  10. ^ [3]
  11. ^ 1985年度 グッドデザイン賞 受賞 CULEUS
  12. ^ 1985年度 グッドデザイン賞 受賞 EXSECTOR
  13. ^ 1994年度 グッドデザイン賞 受賞 PlaSchola
  14. ^ 川崎和男氏とナナオの関わり
  15. ^ ナナオ、液晶TV“EIZO FORIS.TV”に19インチワイドとデジタル放送対応26インチワイドの新製品を発表
  16. ^ DESIGN OBJECTS > Kazuo Kawasaki
  17. ^ 1989年度 グッドデザイン賞 受賞, 2000年度 ロングライフデザイン賞 受賞 HOLA
  18. ^ 1989年度 グッドデザイン賞 受賞, 2000年度 ロングライフデザイン賞 受賞 TROS
  19. ^ 1989年度 グッドデザイン賞 受賞 CARNA
  20. ^ Guide to the Apple Computer, Inc. Records, 1977-1998
  21. ^ INTERTopが、Gマークの「グッド・デザイン金賞」を受賞
  22. ^ MASUNAGA1905 Kazuo Kawasaki
  23. ^ ミネベアの横の総合力を結集した新製品第1弾 COOL LEAF
  24. ^ COOL LEAFキーボード第2弾、10月日本発売決定!
  25. ^ Kazuo Kawasaki
  26. ^ Kazuo Kawasaki | People | Collection of Smithsonian Cooper-Hewitt, National Design Museum
  27. ^ Artist/Maker's Name: Kazuo Kawasaki
  28. ^ 川崎和男 プラトンのオルゴール
  29. ^ a b c d e 多摩美術大学教員業績公開システム - 川崎 和男”. 多摩美術大学. 2010年5月27日閲覧。

外部リンク[編集]