川内永利中継局

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川内永利中継局(せんだいながとしちゅうけいきょく)は鹿児島県薩摩川内市永利町に存在するテレビ放送の中継局である。

なお、本項では同市水引町にある川内水引中継局と同市宮里町にあるMBC川内ラジオ中継局についても記述する。

川内永利テレビ中継局[編集]

デジタルテレビ放送[編集]

リモコン
キーID
放送局名 物理
チャンネル
空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
1 MBC
南日本放送
27 300mW 2W 水平偏波 鹿児島県 21,397世帯 2008年
10月1日
2 NHK
鹿児島教育
33 2.9W 全国
3 NHK
鹿児島総合
28 鹿児島県
4 KYT
鹿児島讀賣テレビ
26 2W
5 KKB
鹿児島放送
31
8 KTS
鹿児島テレビ放送
37
  • 所在地:鹿児島県薩摩川内市永利町(日笠山)
  • 2008年(平成20年)9月11日から9月30日まで試験放送を実施後、10月1日から本放送を開始した。

アナログテレビ放送[編集]

※チャンネルの(数字)はアナアナ変換前のもの

チャンネル 放送局名 空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
43 NHK
鹿児島総合
映像3W/
音声750mW
映像25W/
音声6.2W
水平偏波 鹿児島県 - 1971年
8月7日
45 KYT
鹿児島讀賣テレビ
映像22W/
音声5.6W
-
47 KTS
鹿児島テレビ放送
51
(41)
NHK
鹿児島教育
映像24W/
音声6.1W
全国放送 1971年
8月7日
53
(39)
MBC
南日本放送
映像29W/
音声7.3W
鹿児島県 -
55
(37)
KKB
鹿児島放送
  • 所在地:鹿児島県薩摩川内市永利町(日笠山)
  • 2011年(平成23年)7月24日をもって廃止された。

川内水引テレビ中継局[編集]

アナログテレビ放送[編集]

チャンネル 放送局名 空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
58 NHK
鹿児島総合
映像1W/
音声250mW
映像2.3W/
音声570mW
水平偏波 鹿児島県 - 1974年
1月18日
60 NHK
鹿児島教育
全国
  • 所在地:鹿児島県薩摩川内市水引町字草道(草道高地)
  • 2011年7月24日をもって廃止された。

MBC川内ラジオ中継局[編集]

周波数 放送局名 空中線
電力
放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
1107kHz MBC
南日本放送
100W 鹿児島県 - 1974年
11月1日
  • 所在地:鹿児島県薩摩川内市宮里町(清水ヶ岡公園付近)
  • 2024年2月1日に、外国の電波の混信や災害対策のため、MBC川内ラジオ中継局の運用を休止した。2025年には必要な手続きを経て、この中継局は廃止(閉局)になる予定。AMラジオ放送に代わる聴取方法として、FMの93.7MHz(紫尾山)とradikoでMBCラジオが聴ける。MBCラジオをFMで聴くには、周波数が90MHz以上に対応したラジオ受信機が必要だ。

主な放送エリア[編集]

川内永利中継局[編集]

  • 地上デジタルテレビジョン放送の放送エリア:鹿児島県 薩摩川内市の一部
  • 地上アナログテレビジョン放送の放送エリア:鹿児島県 薩摩川内市の一部
    • なお、薩摩川内市街地では、阿久根中継局よりも当局に向けてアンテナを立てた世帯が多い(特に阿久根中継局の電波が届きにくい個所)[要出典]

川内水引中継局[編集]

  • 地上アナログテレビジョン放送の主な放送エリア:鹿児島県 薩摩川内市の一部
  • 地上デジタルテレビジョン放送については阿久根中継局または川内永利中継局の電波により、薩摩川内市の一部をカバーする。そのため、デジタル中継局の置局が不要となっている。

外部リンク[編集]