崔富日

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崔 富日
各種表記
ハングル 최부일
漢字 崔 富日
発音: チェ・ブイル
日本語読み: さい・ふじつ
英語表記: Choi Bu-il
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崔 富日(もしくは崔 富一、チェ・ブイル、1944年3月[1]- )は、朝鮮民主主義人民共和国北朝鮮)の軍人政治家朝鮮労働党中央委員会政治局員、同党中央軍事委員会委員朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員人民保安相朝鮮人民軍における軍事称号は大将2016年5月の朝鮮労働党第7次大会終了時点での党内序列は19位[2]

略歴[編集]

朝鮮人民軍総参謀部副総参謀長、軍団司令官を務めた後、軍総参謀部第一副総参謀長兼作戦局長を務めた。2010年9月に開催された朝鮮労働党の第3回党代表者大会で党中央軍事委員会の委員となる。同月には金正恩金敬姫崔竜海玄永哲と共に大将の軍事称号を得る[3]金正恩が初めて演説を行った2012年4月の閲兵式においては、閲兵指揮官を務める。

2013年2月26日に人民保安部長に就任し[4]、同年3月31日の党中央委員会全員会議で中央委員会政治局員候補に選出[5]、翌4月1日の第12期最高人民会議第7回会議で朝鮮民主主義人民共和国国防委員会委員に選出された[6]

2014年3月に行われた第13期最高人民会議代議員選挙で代議員に選出された。5月17日には、平壌市平川区域で発生した高層マンション倒壊事故の現場に赴き、政府高官らと共に、被害者遺族や住民へ謝罪したことが報じられた。北朝鮮の政府高官が事故などで国民に謝罪するのは異例の事態である[7]。同年12月、崔が少将へ降格されていたことが確認された[8]

2015年10月、崔が大将の階級に復帰していたことが確認された[9]

2016年5月に開催された朝鮮労働党第7次大会で党中央委員会政治局員に選出され[10]、これに続いて、同年6月29日に開催された第13期最高人民会議第4回会議では、国防委員会に代わって新設された国務委員会の委員に選出された[11]

出典[編集]

  1. ^ Gen. Choe Pu Il RESEARCH AND ANALYSIS ON THE DPRK LEADERSHIP
  2. ^ 【北朝鮮党大会】伝統の書記局が「政務局」に改称 書記は「副委員長」に”. 産経新聞 (2016年5月31日). 2016年6月1日閲覧。
  3. ^ 北・ジョンウン氏に「大将」称号、金総書記後継公式化 聨合ニュース 2010年9月28日
  4. ^ 北朝鮮人民保安部長に軍部核心の崔富日 中央日報 2013年2月27日
  5. ^ 北朝鮮で労働党全員会議、権力の重大変化を発表 中央日報 2013年4月1日
  6. ^ 北朝鮮権力の上層部 咸鏡道出身者が躍進 中央日報 2013年4月2日
  7. ^ 北朝鮮が「マンション崩壊」を報じた裏事情”. 東洋経済オンライン (2014年5月18日). 2014年12月23日閲覧。
  8. ^ 北朝鮮人民保安部長が2階級降格 マンション崩壊引責か聯合ニュース 2014年12月
  9. ^ マンション崩壊事故の責任者が大将に復帰 Daily NK 2015年10月20日
  10. ^ 朝鮮勞動黨19人政治局委員名單出爐”. 大公網 (2016年5月10日). 2016年6月1日閲覧。
  11. ^ 김정은, 당·국가 최고위직 겸직… 아버지 시대와 결별”. 国民日報 (2016年6月30日). 2016年6月30日閲覧。