崔善愛

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崔 善愛(최 선애、1960年 - )は、在日韓国人ピアニスト。父は牧師で人権活動家の崔昌華

略歴[編集]

  • 1988年に一時帰国、法務大臣から180日の在留特別許可を受けたのを皮切りに延長を続け[2]、日本政府を相手に再入国不許可取り消し訴訟を起こして同年に最高裁判所で敗訴が確定した。その後、日本政府は1999年に救済措置として外国人登録法を一部改正(平成11年法律第134号)[3][4][1]され翌年から施行され、崔は2000年に特別永住者に再びなった。
  • 2008年には、ピアニストとして音楽芸術家協会に所属し、ピアニストとしての演奏活動しながらコンサートの収益を多田謡子反権力人権基金に寄付した[5]
  • 2009年には根津公子と『君が代不起立と指紋押捺拒否を個人として当たり前のことをしてきただけなのに、結果として正面から国と向き合って生きることになった』として『表現することが痛みではなく、喜びとなれば 』と主張した[6]
  • 2011年には「新しい歴史教科書をつくる会」不採択運動の集会に参加して「自分を愛する、自分の国を愛するということはわざわざ教えることではない。よその国を愛しなさいというところからが教育でないでしょうか」と主張した[7]
  • 2012年には「反原発」をテーマにした講演や演奏会など行っている[8]

活動[編集]

  • 2010年 韓国強制併合100年共同行動の呼びかけ人となる。
  • 2011年 新しい歴史教科書をつくる会が作成した歴史教科書を採択させない運動で、在日韓国人の立場から「自分を愛する、自分の国を愛するということはわざわざ教えることではない。よその国を愛しなさいというところからが教育でないでしょうか」と発言し、採択しないように訴えた[7]
  • 2016年 植村裁判を支える市民の会の共同代表に就任。週刊金曜日で「私たちが支えなければ、誰が 」として植村隆を支えることを訴えた。[9]

著書[編集]

共著[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ “講演:在日韓国人ピアニスト・崔善愛さん、甲府でショパン題材に 「故郷奪われた人たちを考えて」”. 毎日新聞山梨版. (2013年10月27日). http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20131027ddlk19040052000c.html 2013年10月30日閲覧。 
  2. ^ “第145回国会参議院法務委員会第7号”. (1999年(平成11年)4月22日). http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/145/0003/14504220003007a.html 2013年10月28日閲覧。 
  3. ^ “第145回国会衆議院本会議第53号”. (1999年(平成11年)8月13日). http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/145/0001/14508130001053a.html 2013年10月28日閲覧。 
  4. ^ “第145回国会参議院本会議第44号”. (1999年(平成11年)8月11日). http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/145/0001/14508110001044a.html 2013年10月28日閲覧。 
  5. ^ “在日のピアニスト崔善愛さんが「多田謡子反権力人権基金」に寄付”. レイバーネット. (2008年9月15日). http://www.labornetjp.org/news/2008/1221411879515staff01 2013年10月30日閲覧。 
  6. ^ “「週刊金曜日」メールニュース~[対談]根津公子・崔善愛”. レイバーネット. (2009年3月27日). http://www.labornetjp.org/news/2009/1238125853229staff01 2013年10月30日閲覧。 
  7. ^ a b “侵略美化の教科書いらない 広がれ不採択運動 400人集会”. しんぶん赤旗. (2011年6月19日). http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-06-19/2011061914_01_1.html 2013年10月30日閲覧。 
  8. ^ “女性九条の会が集い/7周年、平和へ誓い新た”. しんぶん赤旗. (2012年2月27日). http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-02-27/2012022704_02_1.html 2013年10月30日閲覧。 
  9. ^ 週刊金曜日 2014年11月14日(1016)号