島原の子守唄
みんなのうた 島原地方の子守唄 | |
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作詞者 | 宮崎康平、妻城昌平 |
作曲者 | 宮崎康平 |
編曲者 | 岩代浩一 |
映像 | 実写 |
初放送月 | 1973年10月・11月 |
再放送月 | 1974年8月・9月 |
その他 | 1982年11月23日放送の『特集』と、2012年放送の『みんなのうた発掘スペシャル』で放送。 |
島原の子守唄(しまばらのこもりうた)
- 主に長崎県の島原半島に伝わる子守唄。
- 長崎県島原市出身の作家宮崎康平が初妻が家出し、一人で子育てをしていたころ(1950年ごろ)に歌って聞かせていた子守唄をベースにして宮崎が作詞・作曲した歌謡曲。しかし、後に本作は山梨に古くから伝わる民謡「甲州縁故節」を原曲としていることが判明している。ただし、この件に関して宮崎は「世間では、長崎へ出かせぎに来よっていた甲州の石工の唄を、私が勝手に頂いてしまったとか何とか、無責任なこと言うとるが、それはまるっきり逆たい。/あの石工たちが、私のつくった歌をおぼえて甲州へ帰って、はやらせよったんじゃ」(出典:小池亮一著「夢を喰う男 宮崎康平伝」215頁(1982年講談社))と語ったという。その後1973年10月に、NHKの『みんなのうた』で、シリーズ企画「お国めぐりシリーズ」第28弾として、『島原地方の子守唄』というタイトルで放送。編曲は岩代浩一、歌は由紀さおりが担当した。定時番組の再放送は1974年8月・9月のみ、その後は1982年11月23日放送の『特集みんなのうた』で放送されただけだったが、2011年からの「みんなのうた発掘プロジェクト」で映像が寄せられ、2012年放送の『みんなのうた発掘スペシャル』で再放送された。