峰竜太 (競艇選手)
峰竜太 | |
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基本情報 | |
国籍 |
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出身地 |
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生年月日 | 1985年3月30日(38歳) |
身長 | 173cm |
体重 | 52kg |
血液型 | B型 |
選手情報 | |
所属 | 佐賀支部 |
登録番号 | 4320 |
登録期 | 95期 |
級別 | A1級 |
師匠 | 松尾孝明(2792) |
弟子 |
山田康二(4500) 上野真之介(4503) 高田明(4624) 安河内将(4734) 定松勇樹(5121) |
選手実績 | |
デビュー日 | 2004年11月10日 |
SG優勝 | 5 |
GI/PGI優勝 | 15 |
GII優勝 | 2 |
GIII優勝 | 11 |
一般戦優勝 | 55 |
通算優勝 | 88 |
通算勝率 | 7.61 |
主要獲得タイトル | |
峰 竜太(みね りゅうた、1985年3月30日 - )は、佐賀県唐津市出身の競艇選手。
登録番号4320の95期生。佐賀支部所属。唐津市立鬼塚中学校、佐賀県立唐津西高等学校卒業。
弟子に同じ支部の山田康二とその山田と同期の上野真之介、高田明、安河内将、定松勇樹がいる。
2020年最多獲得賞金、最多勝利数、最高勝率、記者大賞、最優秀選手と競艇界前人未到の5冠を達成。
来歴[編集]
2004年11月10日、地元唐津競艇場1Rで初出場、デビュー戦は2着[1]。同年12月30日福岡競艇場1Rにて、6コースからまくってデビュー22走目で初勝利、水神祭を飾る[1]。
- 2005年4月17日、下関競艇場において開催された「グラチャンカウントダウンシリーズ第2戦」で、デビュー初優出(4着)。
- 2005年11月6日、唐津競艇場において開催された「九スポ杯争奪・唐津くんち特選」で初優勝。
- 2007年1月、唐津53周年記念でG1初出場。
- 2007年5月、住之江競艇場で行われた第34回笹川賞でSG初出場。(当時22歳)
- 2009年1月、芦屋競艇場で行われた第55回九州地区選手権でG1初優勝。
- 2011年5月、尼崎競艇場で行われた第38回笹川賞でSG初優出(5着、優勝は池田浩二)。
- 2017年7月17日、丸亀競艇場で行われた第22回オーシャンカップでインから逃げ切り、11回目の優出にして念願のSG初優勝[2]。12月、住之江競艇場での第32回賞金王決定戦で賞金王初優出(3着)。
- 2017年12月20日、2017年度日本プロスポーツ大賞功労賞受賞[3]。
- 2018年12月、住之江競艇場において開催された第33回賞金王決定戦で1号艇で優勝戦進出。イン逃げを決め、自身2度目のSG優勝。この優勝で2018年の獲得賞金が2億円を突破し、自身初の賞金王が確定[4]。
- 2019年5月26日、福岡競艇場で行われた第46回笹川賞で優勝戦3着となり、史上2人目となるゴールデンレーサー賞を受賞[5]。
- 2020年7月、鳴門競艇場で行われた第25回オーシャンカップで4号艇で優出。本番では4コースから最内を差し抜け、3度目のSG優勝を飾る[6]。12月、平和島競艇場において開催された第35回賞金王決定戦に1号艇で優勝戦進出。イン逃げを決め、4度目のSG優勝。
- 2021年5月、若松競艇場で行われた第48回笹川賞でファン投票第1位で選出されて大会も優勝。2006年の山崎智也以来、実に15年ぶり史上5度目のファン投票第1位による快挙となった。
- 2021年12月、住之江競艇場において開催された第36回賞金王決定戦で1号艇で決定戦優出。スタート後の1周1Mで4号艇の瓜生正義のツケマイを浴びターンマークに激突。2号艇の丸野一樹・3号艇の平本真之が乗り上げてしまい、6号艇の毒島誠もよけきれず、4艇が転覆。事故の責任で妨害失格となった。なお、4艇が失格になったため、舟券の3連単・3連複が不成立になった。従って、12R決定戦は総売上42億7752万6800円のうち、約96.2%にあたる41億1426万3700円が返還された。これは競艇界過去最高の返還額となった。しかし、フライングなどのスタート事故によるものではなかったため、斡旋停止措置(フライング休み)やSG・PGI・GI競走の出場自粛措置(SG1年間・PGIとGI半年間)はなされなかった。
- 2022年2月25日、日本モーターボート競走会は第346回褒賞懲戒審議会を行い、26日から4カ月間の出場停止処分を決定した。理由としては峰自身が主催した個人的なインターネット上でのゲーム大会で、いわゆる予想屋とネット上での接触をしたことによるもの[7]。本来ボートレースの現役選手は予想屋やノミ屋などとの交流は避けなければならないことになっていたが、峰自身の理解不足により、ボートレースの信頼を失墜させようとしたものにより、出場停止処分となった。SG競走に関しては基から家事都合により2022年3月の総理大臣杯は欠場とすることが決まっていたが、今回の懲罰により、同5月の笹川賞から23年8月モーターボート記念までの1年3か月間は出場できないことになった[8]。出場停止処分後、6月30日開幕の唐津一般戦で復帰[7]。G1には2023年1月の若松周年記念より復帰した[9]。
人物・エピソード[編集]
- 唐津競艇場が生活圏内にある場所で生まれ育つ。高校時代はヨット部に所属し、インターハイ、国体、世界選手権への出場経験がある[10]。
- やまと競艇学校時代では、共同通信社杯・第25回新鋭王座決定戦優勝、第59回全日本選手権5着の山田哲也(登録番号4297)、岡村仁(同4311)、山口裕太(同4316)と共に95期四天王と呼ばれた。
- コース取りにも積極的であり、同県の先輩選手に当たる上瀧和則や深川真二のように前付けで内のコースを狙ってくることもある。
- 師匠は松尾孝明(登録番号2792、現在は引退)、山口俊英(登録番号3051)と共に練習に励んでいた。
- 2006年度(平成18年)の最優秀新人選手[11]として表彰された[12]。2015年から2019年まで、5年連続で最高勝率選手[13]。
- 趣味はサーフィン[14]。
- 2019年には独自のアパレルブランド「ONE」を立ち上げた(運営元は合同会社BRC[15])。2020年には公式オンラインサロンも発足している。
- 2020年の賞金王決定戦制覇後、賞金で自宅の隣に別宅兼ゲストハウスを購入したことを公表し話題となった[14]。
- 『相席食堂』(朝日放送)では、競艇好きである千鳥の大悟が度々峰の話題を出すため、番組内では「4カドの峰は峰なんよ」のフレーズで知られるようになった。実際に2021年7月27日放送分の同番組では、唐津市を紹介する旅人として出演を果たしている[16]。ちなみに本人曰く「あのフレーズのせいでみんなに警戒されるので、逆に4カドで勝てなくなってきた(笑)」という[17]。
- ファンサービスにも力を入れており、自身のYouTubeチャンネルで「総額100万円分の賞品が当たる!レターパック懸賞」を行った。
- 2015年後期の級別審査以降、14期連続で期別勝率が8点を超えている。
- 2022年7月1日より、前述の不祥事の懲罰により出走回数不足となりB1級に陥落したが、昇格条件を満たしたため翌期よりA1級に復帰。前述の通りG1への斡旋も再開されたが、SGは最速でも2023年のダービーからとなる。
獲得タイトル[編集]
SG[編集]
- 2017年7月17日、第22回オーシャンカップ(丸亀競艇場)。決まり手は逃げ。
- 2018年12月24日、第33回賞金王決定戦(住之江競艇場)。決まり手は逃げ。
- 2020年7月26日、第25回オーシャンカップ(鳴門競艇場)。決まり手は差し。
- 2020年12月20日、第35回賞金王決定戦(平和島競艇場)。決まり手は逃げ。
- 2021年5月31日、第48回笹川賞(若松競艇場)。決まり手は逃げでファン投票第1位の選手が優勝するのは史上5人目の快挙
G1[編集]
- 2009年1月、第55回九州地区選手権(芦屋競艇場)。決まり手はまくり
- 2012年10月、第40回高松宮記念(住之江競艇場)。決まり手は逃げ。
- 2013年1月、浜名湖59周年(浜名湖競艇場)。決まり手はまくり。
- 2016年9月、芦屋64周年(芦屋競艇場)。決まり手は逃げ。
- 2017年6月、住之江61周年(住之江競艇場)。決まり手は逃げ。
- 2017年12月、芦屋65周年(芦屋競艇場)。決まり手は逃げ。
- 2018年6月、下関64周年(下関競艇場)。決まり手は逃げ。
- 2018年9月、多摩川64周年(多摩川競艇場)。決まり手は逃げ。
- 2019年1月、芦屋66周年(芦屋競艇場)。決まり手は逃げ。
- 2019年10月、若松67周年(若松競艇場)。決まり手は逃げ。
- 2020年3月、尼崎67周年(尼崎競艇場)。決まり手は逃げ。
- 2020年5月、芦屋68周年(芦屋競艇場)。決まり手は逃げ。当レースの出場機会4連覇を達成[18]。
- 2020年10月、丸亀68周年(丸亀競艇場)。決まり手は逃げ。
- 2021年2月、第67回九州地区選手権(大村競艇場)。決まり手は逃げ。
G2[編集]
脚注[編集]
- ^ a b “涙の数だけ強くなった男 峰竜太(前編) - ボートレース - スポーツナビ”. スポーツナビ (2011年5月1日). 2018年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月9日閲覧。
- ^ 【ボート】峰竜太、SG初優勝 優出11度目…やっと頂点に
- ^ “2017年度日本プロスポーツ大賞受賞者一覧”. 公益財団法人日本プロスポーツ協会. 2021年4月28日閲覧。
- ^ 第33回賞金王決定戦 - BOAT RACE OFFICIAL WEB SITE、2018年12月24日閲覧
- ^ 登録第4320号 峰竜太選手が「ゴールデンレーサー賞」を受賞!!~登録第3897号 白井英治選手に続き2人目~ - ボートレース公式サイト・2019年5月26日
- ^ 第25回オーシャンカップ(オフィシャルウェブ)
- ^ a b “【ボート】出場停止中の峰竜太が6月30日に復帰 地元からつ一般戦から再始動”. デイリースポーツ online (2022年5月27日). 2022年5月27日閲覧。
- ^ 最強ボートレーサー峰竜太が褒賞懲戒審議会で4カ月出場停止 SGは来年8月メモリアルまで不可日刊スポーツ(2022年2月25日)
- ^ 1着率52.0%の実力者・峰竜太がG1レースに復帰 若松 - Sportsnavi・2023年1月19日
- ^ “2号艇の峰「佐賀代表として優勝したい」 ボート王国九州山口!”. 西日本スポーツ. 2020年8月25日閲覧。
- ^ 新規に登録された日の属する年の翌年から3年以内の新人選手の中で、賞金獲得額・勝率・1着回数で1位となるなど、最も優秀な成績を記録した
- ^ “ボートレース特集 競艇:平成18年優秀選手表彰!”. kyotei.cocolog- nifty.com (2007年2月18日). 2018年11月9日閲覧。
- ^ “平均勝率6.78のプライド” (日本語). Let's BOAT RACE 2020年8月27日閲覧。
- ^ a b 1月10日放送分 品川祐さん・嶋村瞳さんが登場! - BOAT RACEプレミア・2021年1月10日
- ^ 特定商取引法に基づく表記 - ONE オンラインストア
- ^ 千鳥・大悟の憧れ「4カドの峰」が登場!TVerアワード賞金30万円を賭けた結果… - テレビドガッチ・2021年8月1日
- ^ 「4カドの峰は峰なんよ」千鳥・大悟の名言がボートレース界のスターに与えた影響とは?「警戒されて勝てなくなりました(笑)」 - Number Web・2021年12月10日
- ^ “峰竜太が逃げ切り当地周年出場機会4連覇/芦屋G1 - ボート : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2020年7月12日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 選手のプロフィール
- 峰竜太 (@ryuta4320) - Twitter
- 峰竜太 (@ryuta.4320) - Instagram
- 峰竜太オフィシャルブログ
- 峰竜太ボートレースch - YouTubeチャンネル
- ONE オンラインストア
- 峰竜太 マクール選手ファイル