岩本町駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
岩本町駅
Iwamotocho-Station-ExitA4.jpg
A4番出入口(2020年1月5日撮影)
いわもとちょう
Iwamotocho
(秋葉原)
S 07 小川町 (0.8 km)
(0.8 km) 馬喰横山 S 09
上は秋葉原駅
所在地 東京都千代田区神田岩本町1
北緯35度41分44秒 東経139度46分33.1秒 / 北緯35.69556度 東経139.775861度 / 35.69556; 139.775861座標: 北緯35度41分44秒 東経139度46分33.1秒 / 北緯35.69556度 東経139.775861度 / 35.69556; 139.775861
駅番号 S08[1]
所属事業者 東京都交通局都営地下鉄
所属路線 [1]新宿線
キロ程 7.3 km(新宿起点)
電報略号 岩(駅名略称)
駅構造 地下駅
ホーム 2面3線
乗降人員
-統計年度-
39,912人/日
-2020年-
開業年月日 1978年昭和53年)12月21日
乗換 秋葉原駅[2]
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 東京地下鉄(東京メトロ)
- 首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス
備考 直営駅
テンプレートを表示

岩本町駅(いわもとちょうえき)は、東京都千代田区神田岩本町にある、東京都交通局都営地下鉄新宿線である。駅番号S 08。「秋葉原」の副名称がある[3]。千代田区最東端の駅である。

神田川を挟んで昭和通りの北側約150 mに、JR東日本東京メトロ日比谷線つくばエクスプレス秋葉原駅があり、連絡運輸が行われている。

歴史[編集]

秋葉原駅との乗り換え[編集]

都営新宿線岩本町駅の駅名標

秋葉原駅に近い当駅だが、1978年昭和53年)12月21日の開業以来約30年間、連絡運輸が一切行われず、乗換駅としても扱われてこなかったため、小駅の地位に甘んじていた。

距離が近くても連絡通路が設置されていない駅の場合、乗り換えで公道を経由する必要があり、案内が十分でなく乗客が迷う可能性があることや、乗り換え中の乗客の安全を確保できないといった理由で、従来東京の地下鉄では乗り換え駅の設定をしていなかった[7]。岩本町駅と秋葉原駅の間には神田川が流れ、地下連絡通路は設置されていない[7]

交通系ICカードが普及し定着した2008年平成20年)3月15日には、定期券限定であるもののJR東日本線と連絡運輸が行われるようになり[2]、乗り換えがしづらい状況に変化の兆しが訪れる。

東京メトロと東京都の協議の結果、岩本町駅、秋葉原駅の両駅は安全な乗り換えが可能であることから、2013年(平成25年)3月16日には東京メトロ線とも連絡運輸を開始し、正式に乗り換え駅になった[5][7]。それまでは乗り継ぎ割引制度が適用されなかったため、双方の改札口にその旨の注意書きが貼り出されている状態だった。秋葉原駅との乗換駅設定は、その後の乗換駅の拡大の契機になった[7]

最後に残った首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線とは2015年(平成27年)2月10日に連絡定期券の発売を開始し、問題が解消された[6]

駅構造[編集]

島式ホーム2面3線の地下駅。市ヶ谷駅務区の管理下である。

のりば[編集]

番線 路線 行先
1・2 S 都営新宿線 神保町新宿KO 京王線方面
3・4 馬喰横山大島本八幡方面

(出典:都営地下鉄:駅構内図

  • 1・4番線が本線で、2・3番線は待避線(中線)である。また、2・3番線は線路共用を行っている。新宿線の計画当初は島式ホーム2面4線の予定だったが、建設費削減により3線に縮小された[8]
  • 京王帝都電鉄(現京王電鉄)と相互乗り入れ開始当初、岩本町駅以東のホームが6両編成対応の為、京王から乗り入れた列車のうち京王車8両及び10両は1987年12月まで当駅中線で折り返していた。
  • 急行の通過待ちを行う各駅停車は、2000年平成12年)12月までは本線(1・4番線)で、それ以後は中線で通過待ちを行っている[9]。なお、ダイヤが乱れた場合などは本線で通過待ちを行う場合があるが、この場合は通過列車については35km/h制限となる[9]
  • 都営新宿線本八幡方面最終列車(笹塚24:16発)は当駅止まりである。車両は中線で留置され、翌日の5:00発の新宿行始発列車に当てられる。

利用状況[編集]

2020年(令和2年)度の1日平均乗降人員39,912人乗車人員:20,001人、降車人員:19,911人)である[10]

各年度の1日平均乗降乗車人員の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[11]
年度 1日平均
乗降人員[12]
1日平均
乗車人員[13]
出典
1990年(平成02年) 18,671 [* 1]
1991年(平成03年) 19,377 [* 2]
1992年(平成04年) 19,551 [* 3]
1993年(平成05年) 19,858 [* 4]
1994年(平成06年) 20,074 [* 5]
1995年(平成07年) 20,027 [* 6]
1996年(平成08年) 19,841 [* 7]
1997年(平成09年) 19,567 [* 8]
1998年(平成10年) 19,633 [* 9]
1999年(平成11年) 19,475 [* 10]
2000年(平成12年) 19,263 [* 11]
2001年(平成13年) 17,945 [* 12]
2002年(平成14年) 18,192 [* 13]
2003年(平成15年) 35,158 17,189 [* 14]
2004年(平成16年) 33,841 16,602 [* 15]
2005年(平成17年) 34,519 17,071 [* 16]
2006年(平成18年) 36,606 18,113 [* 17]
2007年(平成19年) 38,271 18,971 [* 18]
2008年(平成20年) 39,348 19,536 [* 19]
2009年(平成21年) 39,611 19,702 [* 20]
2010年(平成22年) 40,022 19,979 [* 21]
2011年(平成23年) 40,324 20,155 [* 22]
2012年(平成24年) 41,053 20,520 [* 23]
2013年(平成25年) 44,294 22,153 [* 24]
2014年(平成26年) 46,296 23,141 [* 25]
2015年(平成27年) 48,981 24,485 [* 26]
2016年(平成28年) 51,410 25,675 [* 27]
2017年(平成29年) 53,741 26,844 [* 28]
2018年(平成30年) 55,325 27,681 [* 29]
2019年(令和元年) 55,446 27,752 [* 30]
2020年(令和02年) 39,912 20,001

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

都営バス岩本町駅前停留所が靖国通り上にある。

その他[編集]

  • パスネット印字は、入場が「岩本町」で出場が「岩本」であった。

隣の駅[編集]

東京都交通局(都営地下鉄)
S 都営新宿線
急行
通過
各駅停車
小川町駅 (S 07) - 岩本町駅 (S 08) - 馬喰横山駅 (S 09)

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 東京地下鉄 公式サイトから抽出(2019年5月26日閲覧)
  2. ^ a b ●JR線と連絡会社線との乗り換え駅 (PDF)” (日本語). 東日本旅客鉄道. 2020年5月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月26日閲覧。
  3. ^ a b “岩本町駅に副名称を設定します” (日本語) (プレスリリース), 東京都交通局, (2021年7月15日), オリジナルの2021年7月15日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20210715075653/https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/subway/2021/sub_i_2021071510014_h.html 2021年7月15日閲覧。 
  4. ^ “PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー” (日本語) (PDF) (プレスリリース), PASMO協議会/パスモ, (2006年12月21日), オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20200501075147/https://www.tokyu.co.jp/file/061221_1.pdf 2020年5月6日閲覧。 
  5. ^ a b “平成25年3月16日(土)東京の地下鉄がさらに便利になります” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東京都交通局/東京地下鉄, (2013年2月15日), オリジナルの2019年12月27日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20191227021441/https://www.tokyometro.jp/news/2013/pdf/metroNews20130215_serviceittaika.pdf 2020年3月25日閲覧。 
  6. ^ a b “定期券発売範囲の一部拡大について” (日本語) (プレスリリース), 東京都交通局, (2015年1月13日), オリジナルの2021年4月25日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20210425074138/https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/subway/2015/sub_i_201501134826_h.html 2021年4月25日閲覧。 
  7. ^ a b c d 東京メトロが「少し離れた駅を同じ駅扱い」にするワケ 地下鉄網を考えた大きな目的” (日本語). 乗りものニュース. p. 2 (2020年4月5日). 2021年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月7日閲覧。
  8. ^ 篠原力『今だから話せる都営地下鉄の秘密』洋泉社、2011年10月6日、173頁。ISBN 9784862487698
  9. ^ a b 特殊な配線における緩急接続 - 京都大学鉄道研究会 (PDF)
  10. ^ 各駅乗降人員一覧 - 東京都交通局
  11. ^ 行政基礎資料集 - 千代田区
  12. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  13. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都

出典[編集]

東京都統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]