岩下眞好

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岩下 眞好(岩下 真好、いわした まさよし、1950年7月1日[1] - 2016年12月15日[2])は、ドイツ文学者、音楽評論家。

東京生まれ。慶應義塾大学文学部独文科卒。1979年慶大法学部講師、1984年助教授、教授[3]。2016年定年、名誉教授。『レコード芸術』『音楽の友』『音楽芸術』などに多数寄稿している。

2016年12月15日、脳出血のため死去[1]

著書[編集]

共編

翻訳[編集]

  • F.ツォーベライ『ベートーヴェン理想社 ロロロ伝記叢書 1983
  • ハインリヒ・クルカ編『アドルフ・ロース佐藤康則共訳 泰流社 1984
  • フォルカー・シェルリース『アルバン・ベルク 生涯と作品』宮川尚理共訳 泰流社 叢書ムジカ・ゼピュロス 1985
  • ヘルムート・キューン,ゲオルク・クヴァンダー共編『グスタフ・マーラー その人と芸術、そして時代』共訳 泰流社 1989
  • アンドレア・ゼーボーム編『ウィーン・オペラ 栄光と伝統の350年』監訳 リブロポート 1990
  • トーマス・ベルンハルト『ヴィトゲンシュタインの甥 最後の古き佳きウィーンびと』音楽之友社 1990
  • トーマス・ベルンハルト『破滅者 グレン・グールドを見つめて』音楽之友社 1992
  • ヴォルフガング・シュライバー『マーラー 大作曲家』音楽之友社 1993

論文[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 『現代物故者事典2015~2017』(日外アソシエーツ、2018年)p.75
  2. ^ 慶応大名誉教授の岩下眞好さん死去:朝日新聞
  3. ^ 『現代日本人名録』2002年