岡田隆 (体育学者)

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岡田 隆

岡田 隆(おかだ たかし、男性、1980年-)は日本の体育学者。日本体育大学体育学部准教授、日本オリンピック委員会強化スタッフ(柔道)、柔道全日本男子チーム体力強化部門長、日本ボディビル&フィットネス連盟選手強化委員、理学療法士スポーツトレーナーボディビルダーフジテレビ系列『ホンマでっか!?TV』や『ジャンクSPORTS』など、メディア登場時は骨格筋評論家として「バズーカ岡田」の異名で活動することもある。「トレーニングは、心と身体を鍛えるもの」をポリシーに、トップアスリートから一般層まで、さまざまなフィールドにおいて身体づくりを提案・指導している。みずからも選手としてボディビル競技に挑み、2016年には日本社会人選手権大会を制し、日本選手権大会には16年、17年に連続出場 している。

経歴[編集]

1980年、愛知県出身。東京都立西高等学校 卒業、日本体育大学体育学部武道学科柔道専攻 卒業、日本体育大学大学院 体育科学研究科 博士前期課程 健康科学スポーツ医科学系 修了(体育科学修士)、東京大学大学院総合文化研究科 博士後期課程 生命環境科学系 単位取得満期退学。

大学教員・研究者[編集]

総合病院、整形外科クリニックに勤務後、2007年4月より医療従事者、トレーニング指導者、アスレティックトレーナーの養成大学に着任。2016年4月より日本体育大学体育学部准教授に着任し、現在に至る。2018年4月より、日本体育大学大学院体育科学研究科と保健医療学研究科の博士前期課程で、論文指導教員を担当。研究活動としては体幹筋群腰痛、さらに筋肥大と減量を主なテーマとしている。

トレーナー[編集]

日本オリンピック委員会強化スタッフ(柔道)、日本オリンピック委員会科学サポート部門員、柔道全日本男子チーム体力強化部門長を務めており、2016年8月リオデジャネイロオリンピックでは、史上初となる柔道男子全階級メダル制覇に貢献。

ボディビルダー[編集]

厳しいトレーニングと減量から成るボディビルは、身体だけでなく心も鍛え得る道として学生指導の核にも掲げており、日本体育大学バーベルクラブの顧問を務めている。自身もウエイトトレーニングの実践者として 2014年にボディビル競技に初挑戦。デビュー戦の東京オープン選手権大会70kg級で優勝。16年には日本社会人選手権大会を制し、日本選手権大会には16年、17年に連続出場 している。

ボディビルに挑む理由については、母校である都立西高等学校の同窓会誌においてこのように綴っている[1]

「私は常に実践者でありたいと思っている。例えば、英語を学ぼうとするとき、英語を上手く話せない人を指導者には選ばないだろう。要はそれと同じことだ。スポーツトレーナーとは、トレーニングの指導だけでなく実践においてもプロフェッショナルであるべきで、心から極めんとする者であればボディビルディングにたどり着く。「ボディビル」と聞くと特殊な目で見られがちではあるが、スポーツトレーナーがボディビル競技に挑戦することは、英語教師がTOEICで990点を目指すことと同義なのである」

バズーカ岡田[編集]

骨格筋評論家として「バズーカ岡田」の異名で『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)や『ジャンクSPORTS』などを始めとしたテレビ、雑誌等多くのメディアで活躍中。著書多数。累計100万部を突破している。

保有資格[編集]

  • 日本ボディビル・フィットネス連盟公認1級指導員
  • National Strength & Conditioning Association Certified Strength & Conditioning Specialist (NSCA CSCS)
  • 日本トレーニング指導者協会認定上級トレーニング指導者(JATI-AATI)
  • 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
  • 理学療法士免許
  • 中学校・高等学校教諭 専修免許・一種免許(保健体育)
  • 柔道四段 など

所属学会[編集]

  • 日本アスレティックトレーニング学会(2013/10〜現在)
  • 日本トレーニング指導者協会(2007/06〜現在)
  • 日本理学療法士協会(2006/05〜現在)
  • 日本臨床スポーツ医学会(2005/10〜現在)
  • 日本体力医学会(2004/05〜現在)
  • 日本ストレングス&コンディショニング協会(NSCA Japan)(2002/01〜現在)

社会的活動[編集]

  • 日本社会人ボディビル・フィットネス連盟 理事(2017/03〜現在)
  • 日本スポーツ振興センター 有望アスリート海外強化支援委託事業 サポートスタッフ(2016/10〜現在)
  • 日本オリンピック委員会 科学サポート部門 部門員(2013/10〜現在)
  • 日本ボディビル・フィットネス連盟 選手強化委員(2013/10〜現在)
  • NPOファンズアスリートクラブ理事(2013/08〜現在)
  • 柔道全日本男子チーム 総務コーチ 兼 体力強化部門長(2012/12〜現在)
  • 全日本柔道連盟 男子強化委員(2012/12〜16/09)
  • NPO Medical Exercise and Training理事(2008/04〜現在)
  • 日本オリンピック委員会 強化スタッフ(2007/04〜現在)

学術論文[編集]

  • 2018/04 共著 大学女子アスリートにおける腰痛と身体特性の関連性(査読付き) 23(2):111-115
  • 2018/04 共著 変わりゆくスポーツと科学シリーズ パート 30 柔道現場に活かす競技者の把握筋持久力評価のための基礎的研究 25(4):2-8
  • 2016/09 共著 Asymmetrical and smaller size of trunk muscles in combat sports athletes with lumbar intervertebral disc degeneration.(査読付) 5:1474-1482
  • 2015/03 共著 柔道競技者におけるロープトレーニングの生理学的反応.(査読付) 9:183-192.
  • 2015/03 共著 ボディビルダーの減量における身体組成の継時的変化.(査読付) 9:33-42.
  • 2015/03 共著 スポーツ外傷・障害の基礎知識分野における試験対策について~平成24年度,平成25年度AT試験問題の分析から~.(査読付) 9:91-96.
  • 2015/03 共著 柔道整復師国家試験の必修問題出題傾向 ‐柔道整復理論に着目して‐.(査読付) 9:97-102.
  • 2014/03 共著 競技特有の足部内在屈筋および足関節周囲筋の筋力.(査読付) 8:101-106.
  • 2014/03 共著 柔道競技者とレジスタンストレーニング実施者における上肢・下肢無酸素性持久運動の呼気ガス分析及び筋量の関係と比較.(査読付) 8:113-118.
  • 2014/03 共著 一流柔道選手における競技引退後の筋力変化について.(査読付) 8:55-62.
  • 2012/03 共著 本学整復医療・トレーナー学科学生の体力に関する研究(第2報).(査読付) 6:71-84.
  • 2011/03 共著 本学整復医療・トレーナー学科学生の体力に関する研究(第1報).(査読付) 5:61-71.
  • 2011/03 共著 膝蓋骨下部解剖報告及び膝蓋骨下部で生じた骨折の2症例(査読付) 5:73-77.
  • 2009/01 共著 The cartilage intermediate layer protein gene is associated with lumbar disc degeneration in collegiate judokas.(査読付) 30(1):1-4.
  • 2008/02 共著 Sport-specific Characteristics of Trunk Muscles in Collegiate Wrestlers and Judokas.(査読付) 22(2):350-358.
  • 2007/11 共著 Body Mass, Nonspecific Low Back Pain, and Anatomical Changes in the Lumbar Spine in Judo Athletes.(査読付) 37(11):688-693.
  • 2006/04 共著 大学柔道選手の競技力と体幹捻転筋力の関係.(査読付) 18(4):233-240.
  • 2006/01 共著 成長期の専門的スポーツ活動と腰椎画像異常所見との関連.(査読付) 55(1):137-144.
  • 2005/03 単著 大学柔道選手の腰痛に関する研究.(査読付) 全95ページ
  • 2005/02 共著 7人制ラグビー日本代表候補選手における試合実施による身体的・精神的疲労の出現に関する研究.(査読付) 22(2):185-192.

受賞歴[編集]

2017/12/09 NSCA Japan 最優秀指導者賞

2017/05/28 日本トレーニング指導者協会 優秀トレーニング指導者表彰

2016/08/25 文部科学省 スポーツ功労者顕彰

2016/06/28 文部科学省 スポーツ功労者顕彰

2015/07 文部科学省 スポーツ功労者顕彰

2015/01 讀賣新聞社 日本スポーツ賞

著書[編集]

  • 2018/02/13 監修「筋肉をつくる食事・栄養パーフェクト事典 単行本(ソフトカバー)」(ナツメ社)
  • 2017/12/12 「つけたいところに最速で筋肉をつける技術」(サンマーク出版)
  • 2017/11/16 「太い腕と厚い胸板をつくる至高の筋トレ」(日本文芸社)
  • 2017/09/16 「正しい筋肉学 メリハリある肉体美を作る理論と実践」(サイエンス・アイ新書)
  • 2017/06/09 「バズーカ式「超効率」肉体改造メソッド」(池田書店
  • 2017/06/01 「2週間で腹を割る! 4分鬼筋トレ」(アチーブメント出版)
  • 2017/04/13 「骨格筋のエキスパート・岡田隆が教える 体を柔らかくする新常識 」(ベースボール・マガジン社)
  • 2017/03/14 「筋肉&筋トレ パーフェクトマニュアル 」(別冊宝島)
  • 2017/03/10 監修「自重トレーニング大全」(宝島社)
  • 2017/01/13 「自宅で究極のボディデザイン 自重×胸・腕・腹トレ 厳選! 即効メソッド」(別冊宝島)
  • 2016/06 「体の痛み、不調が消えてなくなる 骨格バランス改善メソッド」(ナツメ社)
  • 2016/05 「 HIIT 体脂肪が落ちる最強トレーニング 」(サンマーク出版)
  • 2016/05 共著「パワーリフターに学ぶBIG3パーフェクトメソッド―スクワット・ベンチプレス・デッドリフト完全攻略!」(ベースボール・マガジン社)
  • 2016/03 監修「はじめての筋トレ」(別冊宝島)
  • 2016/02 指導「器具を使わない 自重×除脂肪筋トレ 厳選! 即効メソッド」(別冊宝島)
  • 2015/11 監修「からだのしくみと動きがすぐわかる!筋肉地図」(宝島社)
  • 2015/05 「体ほぐしメソッド」(ベースボール・マガジン社)
  • 2015/04 「DVD付き生涯健康! 立ったまま座ったまま寝たまま 姿勢を変えずに全身ストレッチ」(ベースボールマガジン社)
  • 2014/12 著・監修「筋肥大メソッド」(ベースボール・マガジン社)
  • 2014/11 共著 水泳コーチ教本 第3版 第4章 5節 水球選手のコンディショニング
  • 2014/09 著・監修「除脂肪メソッド」(ベースボール・マガジン社)
  • 2014/07 DVD付き「短時間で思い通りのカラだをつくる 筋トレボディメイク・メソッド」(ナツメ社)
  • 2014/04 DVD付き「脂肪燃焼体質にカラダを変える 体質改善ストレッチ」(ナツメ社)
  • 2014/02 共著 スポーツ理学療法学 競技動作と治療アプローチ 10章 柔道.P205-226.(MEDICAL VIEW)
  • 2013/10 共著 女性アスリートのための傷害予防トレーニング 第II部 傷害予防のための部位別トレーニングの実際 2.体幹の傷害予防.(医歯薬出版)
  • 2013/08 監修「キレイとかがやきをつくる美ツイストストレッチ」(高橋書店)
  • 2013/07 「プロが教える 骨のしくみ・はたらきパーフェクト辞典」(ナツメ社)
  • 2013/04 DVDブック「ウェイトトレーニング ビッグスリー再入門」(ベースボール・マガジン社)
  • 2012/07 「プロの技術が身に付く!テーピングバイブル」(高橋書店)
  • 2012/06 監修「50歳からはじめるストレッチの教科書」(土屋書店)
  • 2012/05 「コアからキレイにやせる10分エクササイズ 体幹クビレメソッド」(ベースボール・マガジン社)
  • 2012/05 共著 Skill-Upリハビリテーション&リコンディショニング アスリートのリハビリテーションとリコンディショニング 下巻 プログラミングの実際と手法の活用―リスクマネジメントに基づいたアプローチ― Ⅳ.リハビリテーションとリコンディショニングの手法 1.エクササイズ-機能の改善・向上を目指したアプローチ- ③筋力-外傷部位以外への対応-.P35-45.(文光堂)
  • 2012/01 「座ったまま全身ストレッチ」(ベースボール・マガジン社)
  • 2012/01 「立ったまま全身ストレッチ」(ベースボール・マガジン社)
  • 2011/12 「寝たまま全身ストレッチ」(ベースボール・マガジン社)
  • 2011/11 共著 スポーツ損傷予防と競技復帰のためのコンディショニング技術ガイド 臨床スポーツ医学,28(臨時増刊号):440-9. Ⅳ.競技特性に応じたコンディショニング 柔道(文光堂)
  • 2011/07 「体幹トレーニング・メソッド コア本当の鍛え方」(ベースボール・マガジン社)
  • 2011/04 共著「5つのコツでカラダが変わる!筋力トレーニング・メソッド」(高橋書店)
  • 2011/04 共著 復帰をめざすスポーツ整形外科 種目別スポーツ整形外科の診断・治療―柔道・相撲 TOPICS 柔道の技と外傷の関係.(MEDICAL VIEW)
  • 2010/09 「10秒から始める!肩こり・腰痛解消エクササイズ」(学習研究社)
  • 2009/09 共著「基礎から学ぶ!ストレッチング」第4章,PNFストレッチング.P131-154.第5章,体幹モビライゼーション.P155-168.(ベースボール・マガジン社)
  • 2009/03 共著 柔道整復外傷学ハンドブック 【総論】 第1章,骨の構造と種類.P2-5.第2章,関節の構造と種類.P6-10.第13章,評価.P116-118,第14章,画像検査.P119-123.第19章,後療法.P147-173.(医道の日本社)

メディア[編集]

テレビ[編集]

2016年10/26〜「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ)不定期出演中

2018/04/04「あさイチ」(NHK)出演

2018/03/23「めざましテレビ」(フジテレビ)出演

2018/02/25「ジャンクSPORTS」(フジテレビ)出演

2018/02/16「スッキリ」(日本テレビ)出演

2018/01/27「バース・デイ」(TBS)ボディビルダー・合戸孝二特集に出演

2018/01/5「スッキリ」(日本テレビ)出演

2016/08/04「クローズアップ現代+」(NHK)

ラジオ[編集]

2018/03/02「GOLD RUSH」(J-WAVE)

脚注[編集]

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  1. ^ “バズーカ 岡田隆『なぜボディビル競技をやるのか』” (日本語). バズーカ岡田オフィシャルブログ「筋肉道」Powered by Ameba. https://ameblo.jp/takashi-okada/entry-12280243078.html 2018年5月23日閲覧。 

外部リンク[編集]