岡本硝子

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岡本硝子株式会社
OKAMOTO GLASS CO., LTD.
種類 株式会社
機関設計 監査役会設置会社
市場情報
東証スタンダード 7746
2003年12月22日上場
本社所在地 日本の旗 日本
277-0872
千葉県柏市十余二380番地
北緯35度53分11.2秒 東経139度56分32.5秒 / 北緯35.886444度 東経139.942361度 / 35.886444; 139.942361座標: 北緯35度53分11.2秒 東経139度56分32.5秒 / 北緯35.886444度 東経139.942361度 / 35.886444; 139.942361
設立 1947年3月31日
業種 精密機器
法人番号 2040001065334 ウィキデータを編集
事業内容
  • ガラスの製造加工及び販売
  • 薄膜、蒸着製品の加工及び販売
代表者 代表取締役会長CEO 岡本毅(つよし)
資本金
  • 24億9574万円
(2023年3月31日現在)[1]
発行済株式総数
  • 2330万5543株
(2023年3月31日現在)[1]
売上高
  • 連結: 48億8674万1000円
  • 単独: 45億8173万9000円
(2023年3月期)[1]
営業利益
  • 連結: 1億3313万6000円
  • 単独: 1094万2000円
(2023年3月期)[1]
経常利益
  • 連結: 1億4618万6000円
  • 単独: 1億5830万9000円
(2023年3月期)[1]
純利益
  • 連結: 2億1497万5000円
  • 単独: 2億4782万3000円
(2023年3月期)[1]
純資産
  • 連結: 15億3380万7000円
  • 単独: 17億4704万6000円
(2023年3月31日現在)[1]
総資産
  • 連結: 75億9076万3000円
  • 単独: 70億5352万0000円
(2023年3月31日現在)[1]
従業員数
  • 連結: 238人
  • 単独: 150人
(2023年3月31日現在)[1]
決算期 3月31日
会計監査人 あかり監査法人[1]
主要株主
  • 岡本興産 18.98%
  • オー・ジー・シー 4.58%
  • 岡本毅 3.34%
  • SBI証券 1.59%
  • 小松秀輝 1.48%
  • 楽天証券 1.32%
  • 岡本峻 1.13%
  • 窪寺敏幸 1.11%
  • JPモルガン証券 0.99%
  • 岡本硝子社員持株会 0.95%
  • (2023年3月31日現在)[1]
主要子会社 新潟岡本硝子 100%
外部リンク https://ogc-jp.com/
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岡本硝子株式会社(おかもとがらす、: OKAMOTO GLASS CO., LTD.[2])は、千葉県柏市に本社を置く特殊ガラスメーカーである。

概要[編集]

ガラス反射鏡およびフライアイレンズを主力事業としているが近年では機能性薄膜の分野に進出しようとしている。岡本硝子は時代時代の特殊硝子の市場トレンドの波を上手く乗りこなしてここまで来ている。古くは船舶用照明灯から自動車のヘッドランプ、電子レンジの防爆用ガラスなど。近年では投影プロジェクタ用反射鏡やフライアイレンズ、ガラス偏光子など。2014年8月からフライアイレンズの蒸着をフィリピンに委託。ガラスフリットにも進出。集光型太陽電池用光学系ガラスなどにも取り組んでいる。特殊光学フィルターも製造。現在、全社的に内製化率を高める方向へ進んでいる。歯科治療で使用する治療用ライトの反射鏡の分野では世界シェア80%を誇る[3]

また、東京都千葉県の中小企業と大学、海洋研究開発機構による無人深海探査装置「江戸っ子1号」の開発プロジェクトに参加し、2015年2月からは当社が幹事会社となる形で事業化グループを結成[4]。同年3月に事業化後最初の製品を海洋研究開発機構に納入した[5]

沿革[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k 岡本硝子株式会社『第77期(2022年4月1日 - 2023年3月31日)有価証券報告書』(レポート)2023年6月26日。 
  2. ^ 岡本硝子株式会社 定款 第1章第1条
  3. ^ 歯科医師連盟
  4. ^ 江戸っ子1号事業化グループの発足について - 岡本硝子プレスリリース(2015年2月16日)
  5. ^ 江戸っ子1号初出荷-事業化グループ結成の成果- - 岡本硝子(2015年4月1日)

外部リンク[編集]